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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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更新予定日にバレンタインデーを含めていた管理人はかなり高度な潜在意識のレベルで既に負け犬。



そんなワケで、某日の某時、某氏の某ブログの某所で虚偽の予告をしたとおり、本日は米ハズブロ社、旧マーベル・ユニバース・シリーズ4から、ハーキュリーズを紹介。



ハーキュリーズ(ヘラクレス)は、ギリシア神話に登場する著名な英雄のひとり。
オリンポスの神の王ゼウスと人間の女性であるアルクメーネーの間に生まれた半神であり、“12の難行”のエピソードはつとに有名。
ただし、マーベル世界においては、12の難行の一つである「牛小屋の掃除」はエターナルズのギルガメッシュがやったことになっている。



ゼウスは神々と人間を将来的な危難から守るために、アルクメーネーの夫であるトロイのアンフィトリオン王に変装し、アルクメーネーにハーキュリーズを身篭らせた…ということになっているが真偽の程は不明。
ちなみにゼウスはかなり好色なことで知られており、よく人間の女性(生娘から人妻までストライクゾーンがやたら広い)との間に子供を設けている。
その血筋を色濃く受け継いたものか、ヘラクレスも大のつく女好きで、ジェーン・フォスターを取り合ってソーと恋の鞘当をしたこともある。



ゼウスにはヘラという同じくオリンポズの神である妻がおり、ヘラの嫉妬を買って、ゼウスの浮気相手の女性とその子供はことごとく酷い目にあうというのがギリシア神話における定番となっている。
しかし、浮気性のゼウスはまたぞろ懲りることなく、次から次へと他所で半神の英雄を作り続けているのであった。ちなみに前回紹介したアレスとハーキュリーズは異母兄弟にあたる。



ハーキュリーズは半神だけあって、生まれながらにして驚異的な力を持ち、1歳を迎える前、嫉妬に怒り狂った女神ヘラが仕向けた2匹の毒蛇を産籠の中で無邪気に握り殺している。



マーベルコミックの世界でも、最後は神話と同様、妻に浮気を疑われたことが原因で、ケンタウロスの血によって毒殺されるが、ゼウスによって蘇らされ、真の神となるべく地上に修行の旅に出されたという設定になっている。



冥界の主神プルートの罠に落ちたハーキュリーズにソーが助勢して以来、意気投合し、ソーのことを「兄弟」と呼ぶほどの仲になっている。

それだけに、クロス・オーバー、シヴィル・ウォーで、リード・リチャーズ(ミスター・ファンタスティック)が、“ラグナロク“で死亡したと思われていたソーの髪の毛などの遺品からクローンを生み出し、そのクローンが暴走してゴライアスを殺してしまった際には、その存在が許せず、“紛い者”として自らの手で、ミョルニール共々クローン・ソーを粉砕した。



さて、フィギュアに関しては、非常によくできた部類。
既にマーベル・レジェンズでもフィギュア化されているのだが、全ての面において、なぜかマーベル・ユニバース版の方が優れているような気がするのは不思議。
レジェンズ版では脚部はボンテージ風の革ベルトに覆われていたが、ユニバース版の脛当てにサンダルに変更され、この方が、いっそのことスッキリしていて見映え良い。



プロポーション及び造型は良好。
前回のアレスの紹介では、素体はアレスのオリジナル~と書いたが、このハーキュリーズの方が先にリリースされており、しかもどうやら腕や足のパーツが流用されている事が判明。



カラーリング及びペイントも良好。
成型色が多いが、3.75インチ版の場合は特に気にならない。
そのあたりは小さいフィギュアゆえの利点か。



可動に関しては前回紹介したアレスとほぼ同じ。
3.75インチにしては、かなりよく頑張っている。



アクセサリーとして、ゴールデン・メイス(金色の鎚)が付属。
神話でのハーキュリーズは長い木製の棍棒を好んで武器として使用していたが、現在では鍛冶の神ヘパイストが鍛えたアダマンチウムの鎚を使っている。
この鎚はソーのミョルニールの一撃にも耐えうる、強力な魔力が込められている。



やはり、筋肉フェチな管理人はマッチョなフィギュアに惹きつけられる。マッスル、マッスル!



なんとなくアボミネーションに犠牲になってもらった。

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本日は前々々々々回(以下略
米ハズブロ社、マーベル・ユニバース改め、マーベル・インフィニット・シリーズ、ウェブ3から、軍神アレスを紹介。
長らく引っ張ってきたダーク・アベンジャーズも今回のアレスで大トリとなる。



アレスはギリシア神話におけるオリンポスの大神ゼウスと女神ヘラの息子であり超人的肉体と怪力を誇る戦神。
オリンポスの神々は古代ギリシア、ローマにおいて崇拝されていたが、ローマ帝国時代に、キリスト教の台頭によって次第に信仰は廃れ、アレスもまた、以前のような戦士の後援者たる神の地位を奪われてしまった。
このことに不満を持ったアレスは、ゼウスの統治するオリンポスの転覆を謀り、過去3回にわたって冥界を統べるプルートの謀反に助力したが、いずれもヘラクレスによって阻まれている。



また、ヘラクレスが有名な12の難行のひとつとして、アレスの飼っていたステュムパーリデスの鳥(翼の先が青銅で、有毒な排泄物をする人喰い鳥)を全て退治してしまったため、この腹違いの弟の事を酷く恨んでいる。



アレスは地球人の女性との間に設けた息子と生活するために、時給45ドルで建設現場で働いていたが、マイティ・アベンジャーズ結成時にミズ・マーベルの推薦でスカウトされた。(ポジション的には雷神ソーの代替えといったところか。)



クロス・オーバー、シークレット・インベーションの後、スライド式にノーマン・オズボーンがアベンジャーズの統括責任者になった時には、特に悩むこともなくセントリーと共に残留を承諾している。要するに給料の折り合いさえつけば、ボスが誰であろうと構わないということなのだろう。



ダーク・アベンジャーズではいわゆる古参の鬼軍曹のような役割であり、ひとクセもふたクセもあるメンバーの扱いに手を焼いていたようだ。



一方、アレスの息子であるアレキサンダーもまた、地下に潜伏中のニック・フューリーにスカウトされ、シークレット・ウォリアーズで“フォボス”という名のヒーローとして活動することになる。
無断で学校を休んでいる息子の行動に疑問を感じたアレスは、こっそりと後をつけシークレット・ウォリアーズのアジトに乗り込んだが逆にニックに諭され、その際には「息子との接し方がわからない」と心中の苦悩を吐露している。
これは恐らく、アメリカ軍人の親にありがちな悩み“あるある”なのだろう。



クロス・オーバー、シージに於いて、オリンポスの神の一柱として、同じく神族の統べるアスガードへの攻撃に難色を示したが、ノーマン・オズボーンに「現在のアスガードの王がロキである」と嘘の情報を吹き込まれたことにより、しぶしぶながら侵攻に加担する。(ロキ、どんだけ嫌われてんだよ?)
だがその後、オズボーンに騙されていたと知り、彼に対して反旗を翻すもののオズボーンの命令を受けたセントリーの手によって文字通り“真っ二つに引き裂かれ”て死亡。合掌。



アレスは戦の神だけのことはあって、自身も根っからの軍人気質であり、常に自らの身を戦いの場に投じていたいが為、自分の属す勢力が善なのか悪なのかにはあまり頓着しない。そこがまた軍人の軍人たる所以なのだろう。
また、勇猛果敢な強い女性に弱く、非常に惚れっぽい。実際、ミズ・マーベル(ムーンストーン)にもモーションをかけていたが、全く相手にされていなかった模様。
ソーとは異なりアバターを持たないが故に、衣・食・住の全てにおいて人間界によく馴染んでいる。



アレスの能力は、その超人的な強さとスタミナ、耐久性、機敏さと反射神経にある。
また、果てしなく寿命が長く不老不死に近い。
戦いによって傷つくこともあるが、オリンポスの神としての性質上、怪我は非常に速く回復する。
しかし、身体の一部もしくは全体の分子を焼却してしまうような怪我は、アレスに物理的な死をもたらすことができ、同様にソーの持つミョルニールのような魔法の武器でも致命傷を負うことが判明している。



アレスは様々な白兵戦技術の熟練者であり、オリンポスの武器の扱いに長じているばかりか、それこそ棍棒から銃や爆弾に至るまで、人類の発明したあらゆる武器の扱いにも習熟している。
鍛冶の神ヘパイストの鍛えた鎧を身に纏い、剣、槍、戦斧、短剣、銃、ライフル、手榴弾など必要に応じて様々な武器を使いこなす。

また、古今東西の戦術戦略を熟知しており、拷問、戦闘工学、また、主として戦争に関わる歴史の知識も豊富で、恐らくはこれまでに地球上に存在した中で最も優秀で冷酷な兵士の1人であると言える。



さて、フィギュアに関しては非常によくデキた部類。
素体はアレスのオリジナルで、通常の素体よりもやや大きめ。
公式設定では身長は6フィート1インチ(約184センチ)、体重は500ポンド(約227キロ)となっている。



プロポーション及び造型は秀逸。
なぜかハズブロは6インチよりも3.75インチの方がデキが良い不思議。



カラーリング及びペイントも良好。パニッシャーのような胸のドクロマークもカッチョいい。



特筆すべきはその可動。
首、両肩部、両上腕部、両肘、両手首、胸部、腰部、大腿部付根部、大腿部、両膝、両足首。
首は二重関節になっており、手首はヒンジ、足首もロール。
6インチに比べても全く遜色なし。



アクセサリーは、剣と戦斧が付属。



欠点は右手の保持力が弱い…というか剣の柄が細すぎ。



大振りな武器がよく似合うが、残念ながら両手持ちはできない。



軍神だけに自身も筋金入の軍人だが、根っからの悪人というわけではなく、単細胞で戦争バカ。
シージでの死に方はかなりショッキングだったが、どうやら死んだ後も死後の世界の戦闘に巻き込まれているらしい。さすがは戦争バ(略



管理人にとってこのアレスは、ダーク・アベンジャーズを揃えようと思いつく切欠となってしまった、ある意味で、ものすごくはた迷惑なフィギュアでもある。

ちなみにダーク・スパイダーマンダーク・ウルヴァリンは以前、当ブログで紹介済みなので割愛。

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本日は、前々々回、前々回、前回に引き続き、米ハズブロ社、旧マーベル・ユニバース コミック・パックスから、ニュー・アベンジャーズ、スパイダーマン&セントリーのセントリーを紹介。
ルーズで購入したためパッケ画像とスパイダーマンは無し。

セントリーもまたノーマン・オズボーン率いるダーク・アベンジャーズのメンバーなのだが、後述の通り、ちょっと特殊な立ち位置のキャラクターである。



セントリーの中の人はロバート・レイノルズ(Robert Reynolds)。
身長6フィート(約183センチ)、体重194ポンド(約88キロ)、青い眼、ブロンドの髪をしている。
“地上最強のヒーロー(のひとり)”と言われ、太陽100万個分の爆発と同じ力を持つとされる。

なんかレモン○個分のビタミンCとか、リンゴ3個分の重さ、みたいな表現だなそれ。



セントリーは、マーベルコミックの重鎮、スタン・リーがファンタスティック・フォー以前に考案したが、“なぜか”その存在が忘れ去られていたという「設定」。
実際には2000年頃に考案された、比較的新しい部類のヒーローである。



初登場したコミック・シリーズ"ザ・セントリー"(未訳)では、シルバーエイジに活躍していたヒーローのひとりだが、セントリーの内なる邪悪な存在“ボイド”を消滅させるため、ヒーローを含む全ての人々の記憶の中から自分の存在を消去したことになっている。

また、このストーリーの結末においても、リード・リチャーズ(ミスター・ファンタスティック)とドクター・ストレンジによって再びセントリーの記憶は消去されている。



ザ・ニュー・アベンジャーズにおいて、その結成時のストーリーを描いた“ブレイクアウト”のエピソードに再登場。ヴィランを収容した超人刑務所ラフトの奥に囚われていた正体不明のヒーローとして描かれている。 ニュー・アベンジャーズの“セントリー編”において、エマ・フロストによってその記憶の封印が解かれ、トニー・スタークに勧誘されるままニュー・アベンジャーズの一員となる。以後、マイティ・アベンジャーズやダーク・アベンジャーズにも所属。



ニュー・アベンジャーズ結成から、クロス・オーバーのシージに至るまでの一連の流れの中で、かなり重要な役割を担い、かつ、最大の謎の一つでもあるだけに、正直どこまで書いていいのか判断に困る。
セントリーがなぜラフトに収容されていたかについては、前述の“ニュー・ベンジャーズ:セントリー”で詳しく語られている。

また、今年2月28日に発売予定の“シージ:ダークアベンジャーズ”でも、彼がノーマン・オズボーンに与した理由やボイドの正体について描かれているので、興味がある方はそちらをご覧いただきたい。



セントリーのオリジンをば少し。
1947年、デパートメントKと合衆国のプロジェクト・リバースの残党による共同出資で、キャプテン・アメリカを作り出した超人血清を再現する研究、“セントリー計画”が進められていた。
この計画の中で、血清の能力は1000倍にまで高められるはずだったが、その後、数限りない失敗を繰り返した結果、その計画は他のあまり重要でない計画にとって代わられることとなる。
しかし、計画自体は民間の研究施設に委ねられ、十分な注意も払われないまま細々と継続される。十数年後、セントリーの誕生によってその成果が結実するまで、研究費がいったいどこから流れてきていたかは詳らかではないらしい。



それから十数年後、当時から既にラリパッパの薬物中毒だった高校生ロバート・レイノルズがセントリー計画を引き継いでいたコーネリアス教授の研究所に押し入り、ハイになれるクスリと勘違いして血清を摂取。
それこそ太陽1000個だか100万個だか諸説芬々たる力を得て、教授のパートナーと研究室の守衛を殺害。教授にはもっと沢山の薬を作るよう要求した。

…とてもヒーローとは思えない所業である。



教授達は施設でもっと彼の力を研究させるように説得したが、自分の新たに得た力を大義の為に使いたいという彼の願望を抑えることはできず、セントリーは学校で自分をいじめていた相手を打ちのめし(セコっ)た後、自らコスチュームを作り、スーパーヒーローとして華々しくデビューした。



ノーマン・オズボーンが結成したダーク・アベンジャーズにはアレスと共にマイティ・アベンジャーズからの残留組として参加。
ダーク・アベンジャーズの残りの全員を合わせたよりも遥かに強く、常にチームの攻撃力の要となったが、度重なる戦いの中で徐々に精神的に不安定な面が目立ち始め、その底の知れないチートなパワーとともに、仲間でさえ彼の存在に対して恐怖するとともに、不安を覚えていた。



クロス・オーバー、シージのエピソードでは、ノーマンの命令に逆らった軍神アレスの体を引き裂いて殺害。完全にボイドと化し、神々の国アスガードを粉砕した。
だが、ヒーロー達の協力と、祖国アスガードの崩壊を目の当たりにして改心したロキの“ノルンの石”の魔力を合わせ、更には昏睡状態から復活したトニー・スターク(アイアンマン)の機転により、H.A.M.M.E.Rの旗艦ヘルキャリアーを体当たりさせたことで、ボブの意識が覚醒。
自ら殺されることを懇願するが却下され、再びボイトと化したところを、ソーによって殺害される。その後、ソーはセントリーの遺体をケープにくるんで太陽に投げ入れ荼毘に付した。



その、「え?DCヒーローじゃねぇの?」と思わせるようなありきたりなコスチュームとは裏腹に、ボブとボイドと言う善悪二面性のある奥の深いキャラクター。
どうでもいいが、マントが固定でスタンドが使いにくいので、この手のフィギュアの撮影は苦手である。

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本日は前回に引き続き、米ハズブロ社、旧マーベル・ユニバース シリーズ5から、ダーク・アベンジャーズ版ホークアイ(ブルズアイ)を紹介。



ダーク・ホークアイの中の人はブルズアイで、本名はレスター(Lester)。姓は不詳。
父親であるキングメーカー、名前を知られていない母親、ネイサンと言う名の兄弟がいたが、家族は既に死去し、里親のもとで育てられた。
肉体的には常人であるが、狙った標的は絶対に外さない驚異的な投擲技術を身に付けている。
手裏剣やダーツなど、投擲の腕前はまさに百発百中で、投擲用武器に限らず棒切れや花瓶など、手に持って投げることの出来るあらゆるものを凶器に変える暗殺の達人である。

デアデビルの宿敵としてつとに有名だが、この謎に包まれた殺し屋については、ほとんど何も知られていないに等しい。



ブルズアイが合衆国の刑務所に囚われ、尋問を受けた際、彼がまだごく若い頃、彼の兄弟が虐待を受けていた父親を殺そうとして家に火を放った、と証言をしている。
だが、実際のところ、彼のその証言はあてにならず、家に火をつけたのはブルズアイ自身ではないかと疑いを持たれている。
その後ブルズアイは刑務所から脱走。父親の収容されていた刑務所に火を放ち、今度こそ本当に父親を死なせている。
また、酔って前後不覚になった父親の額に“的(ブルズアイ)”を描いてから撃ったとも言われているが、真偽は定かではない。



ブルズアイ自身の語るところによると、傭兵としてキャリアを積む以前、その投擲の腕をメジャーリーグで活かせないか試したことがあるらしい。
しかし、あまりにも利己的で、かつサディスティックな性格であった彼は、僅か三試合の後、彼の投げる球を誰も打てないことに対して次第に我慢ならないほど退屈し、ついには苛立ちのあまりバッターボックスに立つ打者に故意にボールをぶつけて殺してしまった。



しかしその代わり、国家安全保障局のエージェントとして、そしてそれからまもなくしてフリーの暗殺者となり、敵を殺すことに喜びを覚える彼にとって天職ともいえる生業を見つけることとなる。



ブルズアイの代名詞ともいえる、“物を投擲することにより敵を殺傷する方法”は、彼が最初に傭兵として戦場に趣いた際に編み出された。ベトナム兵を相手に銃を発砲できない状況で、代わりに銃そのものを敵に投げつけ、その先端についた銃剣で相手を刺殺したのだ。

ちなみにブルズアイとは英語で“大当たり”の意味もあり、本人も命中した際のキメセリフとして好んで口にしている。



アメリカに帰国後、ブルズアイはニューヨークで一連の恐喝や殺人でその名を売り、同時に犯罪者でありながらデイリー・ビューグル紙のインタビューに応じるなど、その気まぐれな態度が喧伝された。
弁護士であるマット・マードックを殺すために雇われた際、マットが実はデアデビルである事実を知らずに失敗。自分の仕事を邪魔をされたことを根にもって、デアデビルに復讐を誓い、以後も何かにつけ命をつけ狙うようになる。



ブルズアイが裏社会を牛耳るキングピンの暗殺を依頼された時、逆に標的であるキングピンから依頼人が示したもよりも条件の良い提案をされたことで彼の為に働くようになった。

暫くの間、ブルズアイはキングピンのお抱えの暗殺者の中でもナンバー1の地位を得ていたが、デアデビルとの何度目かの戦いに敗れ刑務所に収監されている間に、エレクトラにその地位を奪われたことを逆恨みし、彼女を殺害。彼女の恋人であったデアデビルの猛烈な怒りを買って、完膚なまでに叩きのめされ、その際背骨を折るほどの重傷を負った。(後に折れた背骨にアダマンチウムを注入して復活。)



クロスオーバー、シビル・ウォーの間、ブルズアイはノーマン・オズボーンに脅され、デアデビルを殺すチャンスを与えるという条件と引き換えにサンダーボルツ(第二期)のメンバーとして働くことを強要される。
ブルズアイは過去の犯罪歴と強い殺人衝動があることから、表向きはヒーローチームであったサンダーボルツとの関係は秘密にされ、サンダーボルツが登録制度に反対した非合法のヒーローを捕らえるのに失敗した時や、ノーマンが誰かを傷つけるか命を奪う必要がある時に奥の手として使われた。



ブルズアイが任務に就いている間は、2人の監視員に付き添われ、それ以外の時間も誰も彼に会うことができないように独房に閉じ込められ、鎖で床に繋がれるか、さもなくば椅子に縛り付けられるかして常に拘束されていた。



クロスオーバー、シークレット・インベーションの後、アベンジャーズの統括責任者になったノーマンは、ブルズアイをダーク・アベンジャーズに起用し、その際にホークアイの衣装とコードネームを与えた。ノーマンの指示でアレスにどつかれ、こづかれながら精神安定剤を摂取する描写がある。



クロス・オーバー、シージではダーク・ホークアイとしてアスガードの攻撃に参加したが、セントリーの暴走と、ロキの裏切りにより敗戦。ムーンストーン共々逮捕される。
しかし、連行される最中に護衛を片付け自力で脱走した。



さて、長々と解説してきたわりに、ダーク・ホークアイというよりも、むしろブルズアイ時代の経歴が長いのは、キャラクターの性質上、いたしかたないところか。



フィギュアに関しては、以前紹介したホークアイの素体を流用し、腕と頭部がリデコとなっている程度。ダークだけにカラーリングも暗め。



歯を向いて笑っている表情が確かにヴィランっぽいかも知れない。



元の素体が秀逸なので、このダーク・ホークアイも当然デキが良い。



矢筒は着脱が可能。アクセサリーは矢筒の他に、弓と矢があるのだが、ルーズで購入したため、矢は付属していなかった。



本家ホークアイと。ちなみに本家の方は、ローニンという別のコードネームとコスチュームで、ニューアベンジャーズに参加して活躍していた。

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これぞ男のブログ!!

…いや、どう見てもフィギュア、女性だし。



そんなワケで、本日は前回に引き続き、ダーク・アベンジャーズ繋がりで、米ハズブロ社、旧マーベル・ユニバース シリーズ1、ミズ・マーベル(ランニングチェンジ版)を紹介。



ランニングチェンジとは、諸々の事情により、同一商品が生産ラインの途中から変更が加えられた製品のこと。
同シリーズのラインナップには、既にショートカット版のミズ・マーベル(クラシック版)も含まれているので、実質3種類のミズ・マーベルが存在することになる。



このミズ・マーベルは初期コスチュームなのだが、それでは単に同じミズ・マーベルかと言うとさにあらず。
実は、ムーンストーンという元ヴィランの扮する、ダーク・アベンジャーズ版ミズ・マーベルなのである。



このダーク・アベンジャーズ版ミズ・マーベルの中の人はムーンストーンであり、その中の人はカーラ・ソフィン(Karla Sofen)。

カーラは一時期、Dr.ファウスタスという精神科医の助手を務めており、本人も心理学のエキスパートである。(ちなみに師であるDr.ファウスタスも心理学を悪用して他人を洗脳する極悪人。)

ブロンドの髪、抜群のプロポーションの美女だが、非常に性格が悪く、遊び感覚で患者(特に男性)の心を操り、対象を自殺に追い込んだりもしている。



彼女は精神科医としての資格を利用して、初代ムーンストーンであるロイド・ブロックの収監された監獄に近づき、催眠術を使って彼にトラウマを植えつけることで彼の身体からムーンストーンが拒絶反応を引き起こすよう仕向けた。
感情的なエネルギーの奔流が押し寄せる中、彼女は意思の力でムーンストーンの力を吸収し、ロイドは無力化。カーラは新たなムーンストーンとなった。



ムーンストーンとはクリー人によって造り出された銀河の守護者たるパワーを秘めた“重力の石”であり、月面の青の海で発見されたため、“月の石(ムーンストーン)”と呼ばれる。

石は所有者の肉体と融合することで神経系に浸透するエネルギーの形態となり、その身に宿した者に超人的なパワーを与えるが、万一何らかの形でその力が奪われてしまった場合、所有者だった者は72時間以内に死亡してしまう。



カーラはムーンストーンのパワーにより、10トンの重量の物質を持ち上げ、人類最高のアスリートよりも早く走ることができ、しかも24時間、ピークを維持したまま運動能力を発揮できる。敏捷性、バランス、反射神経などの身体能力も人間の物理的な限界を超えている。

普通の人間なら死んでしまうような物理的な衝撃や強力なエネルギーの爆発に耐えることができるが、弾丸や刃物に対しては脆弱である。

加えて、地球の重力の影響を無効化することで空を飛んだり、非実体化して姿を消したり、テレポートすることも可能。 また、分子制御により瞬時に衣装を変更できる。

更にある程度の光源を操作する能力を有していることから、体のあらゆる場所を発光させたり、拳から鉄板さえ貫く威力の濃縮された光子弾を射出することもできる。

…でも実はピーナッツアレルギーだったりする。



初期サンダーボルツに参加後、中核メンバーとなり、当時在籍していたホークアイと恋仲だった事もある。

クロス・オーバー、シビル・ウォーで精神的に追い詰められていたスピードボールを操り、麻薬中毒にしてペナンスに変化させるほどの極悪人。



続くクロス・オーバー、シークレット・インベーションの後、第二期サンダーボルツは解散し、ノーマン・オズボーンの誘いを蹴ったホンモノのミズマーベルの代わりとしてダーク・アベンジャーズに移籍。この時、ミズ・マーベルのコードネームと彼女の初期のコスチュームを与えられている。



同じくダーク・アベンジャーズに在籍していたキャプテン・マーベル(ノォ=ヴァア)を誘惑。閨で口を滑らせて他のメンバーの多くが殺人者や悪人であることを話してしまい、それが引き金となって、キャプテン・マーベルは脱走、ダーク・アベンジャーズから脱退してしまうことになる。



ホークアイに未練があるのか単なる気まぐれか、懲りずに今度はダーク・ホークアイ(ブルズアイ)に手を出すなど、かなり奔放な女性。
その後のクロス・オーバー、シージでは最後にノーマン達と同じように逮捕され、拘束されてしまう。



むさいオトコばかりのダーク・アベンジャーズにおける紅一点。また、お色気キャラ担当でもある。

管理人的には単品では決して買うことのないようなフィギュアだったのだが、是非ともダーク・アベンジャーズは揃えたかったので、海外オクでセット出品されているのを見て購入を決断した次第である。

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