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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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本日は、前々々回、前々回、前回に引き続き、米ハズブロ社、旧マーベル・ユニバース コミック・パックスから、ニュー・アベンジャーズ、スパイダーマン&セントリーのセントリーを紹介。
ルーズで購入したためパッケ画像とスパイダーマンは無し。

セントリーもまたノーマン・オズボーン率いるダーク・アベンジャーズのメンバーなのだが、後述の通り、ちょっと特殊な立ち位置のキャラクターである。



セントリーの中の人はロバート・レイノルズ(Robert Reynolds)。
身長6フィート(約183センチ)、体重194ポンド(約88キロ)、青い眼、ブロンドの髪をしている。
“地上最強のヒーロー(のひとり)”と言われ、太陽100万個分の爆発と同じ力を持つとされる。

なんかレモン○個分のビタミンCとか、リンゴ3個分の重さ、みたいな表現だなそれ。



セントリーは、マーベルコミックの重鎮、スタン・リーがファンタスティック・フォー以前に考案したが、“なぜか”その存在が忘れ去られていたという「設定」。
実際には2000年頃に考案された、比較的新しい部類のヒーローである。



初登場したコミック・シリーズ"ザ・セントリー"(未訳)では、シルバーエイジに活躍していたヒーローのひとりだが、セントリーの内なる邪悪な存在“ボイド”を消滅させるため、ヒーローを含む全ての人々の記憶の中から自分の存在を消去したことになっている。

また、このストーリーの結末においても、リード・リチャーズ(ミスター・ファンタスティック)とドクター・ストレンジによって再びセントリーの記憶は消去されている。



ザ・ニュー・アベンジャーズにおいて、その結成時のストーリーを描いた“ブレイクアウト”のエピソードに再登場。ヴィランを収容した超人刑務所ラフトの奥に囚われていた正体不明のヒーローとして描かれている。 ニュー・アベンジャーズの“セントリー編”において、エマ・フロストによってその記憶の封印が解かれ、トニー・スタークに勧誘されるままニュー・アベンジャーズの一員となる。以後、マイティ・アベンジャーズやダーク・アベンジャーズにも所属。



ニュー・アベンジャーズ結成から、クロス・オーバーのシージに至るまでの一連の流れの中で、かなり重要な役割を担い、かつ、最大の謎の一つでもあるだけに、正直どこまで書いていいのか判断に困る。
セントリーがなぜラフトに収容されていたかについては、前述の“ニュー・ベンジャーズ:セントリー”で詳しく語られている。

また、今年2月28日に発売予定の“シージ:ダークアベンジャーズ”でも、彼がノーマン・オズボーンに与した理由やボイドの正体について描かれているので、興味がある方はそちらをご覧いただきたい。



セントリーのオリジンをば少し。
1947年、デパートメントKと合衆国のプロジェクト・リバースの残党による共同出資で、キャプテン・アメリカを作り出した超人血清を再現する研究、“セントリー計画”が進められていた。
この計画の中で、血清の能力は1000倍にまで高められるはずだったが、その後、数限りない失敗を繰り返した結果、その計画は他のあまり重要でない計画にとって代わられることとなる。
しかし、計画自体は民間の研究施設に委ねられ、十分な注意も払われないまま細々と継続される。十数年後、セントリーの誕生によってその成果が結実するまで、研究費がいったいどこから流れてきていたかは詳らかではないらしい。



それから十数年後、当時から既にラリパッパの薬物中毒だった高校生ロバート・レイノルズがセントリー計画を引き継いでいたコーネリアス教授の研究所に押し入り、ハイになれるクスリと勘違いして血清を摂取。
それこそ太陽1000個だか100万個だか諸説芬々たる力を得て、教授のパートナーと研究室の守衛を殺害。教授にはもっと沢山の薬を作るよう要求した。

…とてもヒーローとは思えない所業である。



教授達は施設でもっと彼の力を研究させるように説得したが、自分の新たに得た力を大義の為に使いたいという彼の願望を抑えることはできず、セントリーは学校で自分をいじめていた相手を打ちのめし(セコっ)た後、自らコスチュームを作り、スーパーヒーローとして華々しくデビューした。



ノーマン・オズボーンが結成したダーク・アベンジャーズにはアレスと共にマイティ・アベンジャーズからの残留組として参加。
ダーク・アベンジャーズの残りの全員を合わせたよりも遥かに強く、常にチームの攻撃力の要となったが、度重なる戦いの中で徐々に精神的に不安定な面が目立ち始め、その底の知れないチートなパワーとともに、仲間でさえ彼の存在に対して恐怖するとともに、不安を覚えていた。



クロス・オーバー、シージのエピソードでは、ノーマンの命令に逆らった軍神アレスの体を引き裂いて殺害。完全にボイドと化し、神々の国アスガードを粉砕した。
だが、ヒーロー達の協力と、祖国アスガードの崩壊を目の当たりにして改心したロキの“ノルンの石”の魔力を合わせ、更には昏睡状態から復活したトニー・スターク(アイアンマン)の機転により、H.A.M.M.E.Rの旗艦ヘルキャリアーを体当たりさせたことで、ボブの意識が覚醒。
自ら殺されることを懇願するが却下され、再びボイトと化したところを、ソーによって殺害される。その後、ソーはセントリーの遺体をケープにくるんで太陽に投げ入れ荼毘に付した。



その、「え?DCヒーローじゃねぇの?」と思わせるようなありきたりなコスチュームとは裏腹に、ボブとボイドと言う善悪二面性のある奥の深いキャラクター。
どうでもいいが、マントが固定でスタンドが使いにくいので、この手のフィギュアの撮影は苦手である。

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無題
Banさんこんばんは(о´∀`о)

セントリーは好きですよ、トイビズのマーベルレジェンドが欲しいと思ってたんですが欲しいのは黄色くてヒゲが無くてロン毛の奴。
売っているのは茶色でヒゲ面短髪の奴( ̄□ ̄;)


でもどうやら今度ハズから出るそうなのでやっと手に入れることができそうです( ̄▽ ̄)b
けいた 2015/02/06(Fri)23:58:03 編集
こんばんは。
けいたさん、乙です。
コメントのパスを間違えてタイトルにうちこんじゃいました。
てへぺろ。

>セントリーは好きですよ、トイビズのマーベルレジェンドが
>欲しいと思ってたんですが欲しいのは黄色くてヒゲが無くて
>ロン毛の奴。
>売っているのは茶色でヒゲ面短髪の奴( ̄□ ̄;)

ML販売当時、コミックに登場したセントリーは、そのどちら
かの姿だったみたいですね。

>でもどうやら今度ハズから出るそうなのでやっと手に入れる
>ことができそうです( ̄▽ ̄)b

ついでにボイドも出して欲しいですよねー。
ボイドならデカいから6インチでも3.75インチでも通用しそうだし。
【2015/02/07 00:15】
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