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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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フォーガットン

ジョセフ・ルーベン監督、ジュリアン・ムーア主演。
飛行機の失踪という不可解な事故でで一人息子を失ったテリー(ジュリアン・ムーア)は、その悲しみから逃れられず精神科医に通う日々を送る。
ある日、いつものように息子のアルバムを開くと、そこには一枚の写真もなかった。怒りに我を忘れて夫を問い詰めるが、夫と精神科医は口を揃えて、はじめから息子などいなかった、全ては流産によって引き起こされた彼女の妄想だと告げるのだった…。

「シックス・センス以来、最も衝撃的なスリラー。」という華々しいうたい文句で、見るもの全てを期待させる予告編につられ、近所のレンタルビデオ屋が潰れて久しいので、わざわざ中古品を購入して鑑賞したのだが、

我が人生に於いて屈指の後悔。

設定とストーリーが猛ダッシュで先行していて、ラストがついにゴールしていない映画といったらいいのか、まるでヒネリのないシャラマン監督映画のようだと評していいのか、とにかく、いくらなんでもサスペンス映画にこのオチはないでしょう?みたいな。

…先日観た「フライトプラン」もそうだったが、例え全世界の人間がNOと言っても自分がYESなら最後まで疑わない、という姿勢は、ちょっと恐いものを感じる。つか、正直思い切り退く。
子を持つ女性独特の強さなのだろうが、「母は強し、されど人にあらず」と言ったのはどこの誰だっけ?この言葉自体は言い得て妙だと思うのだが、こうした映画を観ていると「母は強し、故に人にあらず」とも言えるのでは…と思ってしまう。
所詮、子供を産むことのできない男のヒガミなのかも知れないが。

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スティーヴン・スピルバーグ制作総指揮、マイケル・ベイ監督のトランスフォーマーズ。
元ネタは日本の玩具メーカー、タカラ社の『ダイアクロン』という変身玩具だとか。ああ、そういえば子供の頃見たことあるなぁ。
映画も別に興味なかったのだが、先日ヨメが予告編を見て「あなたの好きそうな映画だね。」と言ったのが切欠で本日モーニングショーに行ってきた次第。
感想は、“未知とのコミュニケーション”がライフ・テーマのスピルバーグと、“隕石と家族愛大好き”のベイが組んだら、やっぱりこんな映画ができるんだろうな、みたいな感じか。
なにをおいてもVFXがむちゃくちゃスゴイ。ベイ監督がとにかくリアリティに拘ったとコメントしていたが、まさしく、SF映画というよりか戦争映画に近い迫力。
絶対にあり得ないとわかっていても、子供ならずとも思わず「ありえねー」ではなくて「スゲェ」と叫びたくなるような映像だ。
ストーリーはあってなきがごとしだし、とってつけたような安っぽいヒューマニズムも盛り込まれているが、映画終った後に心に残るものほとんどはない。
って言うか、ただひたすら“スゲェ”映像が目に焼きついてしまい、当分の間脳裏を離れないだろうね。

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原作フランク・ミラー、監督ザック・スナイダーの“300(スリー・ハンドレッド)”。
先に米NECA社でアクション・フィギュアが発売されていたので、タイトルくらいは知っていたが、あまり興味は沸かなかった。タイトルの“300”も「西暦300年」を意味するのかと思ったが、後に全くの勘違いである事が判明。まぁ人間、興味がなかったらそんなものである。
先日、別の映画を見た時に衝撃的な予告編を目にし、一気に意識を改めた。これは何を置いても観なくちゃならん、という訳で、本日モーニングショーに直行した次第。

ペルシア軍数千万の侵略に対し、迎え撃つはレオニダス王率いるスパルタ兵の精鋭300人。数の上では圧倒的な不利な条件の中、それこそ“スパルタ教育”の語源となるほどの死と隣り合わせの試練を潜り抜けてきた一騎当千のツワモノ達が果敢に戦う。
援軍に駆けつけたギリシア兵にその数の少なさをなじられると、「“兵士”の数ならこちらの方が多い。」とうそぶくレオニダス王のふてぶてしさに思わずニヤリ。

セピア色を基調とした独特の美しい色彩、ストップ・モーションを活かしたド派手なアクション、歴史物かと思えば、“ロード・オブ・ザ・リングス”を彷彿させる数々のクリーチャーが登場したりと、長いとも短いとも言える120分間を飽きさせずに十分満喫させて頂いた。
R15指定なのでTV放映はないだろうし、やはり映画館のスクリーンでこそ見たいといえる作品だ。

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連休に入り、ヨメさんも義姉夫婦のところに遊びに行ったので、本日はモーニグショーで“スパイダーマン3”を鑑賞。
なんとメンズ・デーとかで、1000円ポッキリ。新作が野口さん一枚で観られるとはありがたいことである。

さて、映画の方は上映時間2時間半と長尺ながら、なかなか楽めた。
MJは相変わらずお世辞にも可愛くないし、ピーター・パーカー役のトビーも何を考えているのか分からない顔をしており、年齢不詳の不気味さが際立ってきたような気がする。
完結編という事で、悪役が3人も登場し、「まとまりがない」と聞いていたが、別にそんなこともなく、まぁ一人で長丁場引っ張るよりも変化があっていいかな、という感じか。
…というか、今回のテーマのひとつは恐らく“赦(ゆる)し”なので、それに対比するための強烈な“怒り”が必要だったのだろう。“恋人をとられた嫉妬”であり“叔父を殺した犯人に対する憎悪”であり“卑怯な人間に対する嫌悪”がそのままブラック・コスチューム(=ヴェノム)に集結させる必要があったのかな、と。
あまりにも唐突で多少強引な点はあるにしろ、それこそクモの糸のようにフクザツに絡まりあった因果関係を解きほぐして大円団にまとめあげたサム・ライミの手腕は見事だったと評価したい。…えらそうに。

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ピーター・ウェーバ監督、ギャスパー・ウリエル主演「ハンニバル・ライジング」。原作者のトマス・ハリスが脚本を手がけているそうな。
小説とは細部が異なるが、大筋は同じ。
ただし、先に小説を読むと映画の筋があまりにも簡素に感じられるので、鑑賞後に補完として読まれることをオススメする。
前作「ハンニバル」では割愛された“妹のミーシャ”に関わるエピソードに焦点を当てており、少年時代のトラウマが人格形成に強く影響を及ぼしている点が強調されているように感じられる。
この映画のもうひとつのキーとなっているのはズバリ“頬肉”。
映画鑑賞後は、なんとなく他人の頬がおいしそうに見えてきた。

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