或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
連休に入り、ヨメさんも義姉夫婦のところに遊びに行ったので、本日はモーニグショーで“スパイダーマン3”を鑑賞。
なんとメンズ・デーとかで、1000円ポッキリ。新作が野口さん一枚で観られるとはありがたいことである。
さて、映画の方は上映時間2時間半と長尺ながら、なかなか楽めた。
MJは相変わらずお世辞にも可愛くないし、ピーター・パーカー役のトビーも何を考えているのか分からない顔をしており、年齢不詳の不気味さが際立ってきたような気がする。
完結編という事で、悪役が3人も登場し、「まとまりがない」と聞いていたが、別にそんなこともなく、まぁ一人で長丁場引っ張るよりも変化があっていいかな、という感じか。
…というか、今回のテーマのひとつは恐らく“赦(ゆる)し”なので、それに対比するための強烈な“怒り”が必要だったのだろう。“恋人をとられた嫉妬”であり“叔父を殺した犯人に対する憎悪”であり“卑怯な人間に対する嫌悪”がそのままブラック・コスチューム(=ヴェノム)に集結させる必要があったのかな、と。
あまりにも唐突で多少強引な点はあるにしろ、それこそクモの糸のようにフクザツに絡まりあった因果関係を解きほぐして大円団にまとめあげたサム・ライミの手腕は見事だったと評価したい。…えらそうに。
PR
この記事にコメントする