或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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本日は、米ハズブロ社のSWBF、ムービー・ヒーローズ・シリーズからジャー・ジャー・ビンクスを紹介。
ムービー・ヒーローズは映画EPⅠ“ファントム・メナス”の3D版公開に併せて展開されたシリーズで、久りぶりにタカラトミーの代理店版も発売されていたのだが、宣伝があまりに地味だったためか管理人は全く気がつかず、偶然見つけたこのジャー・ジャーだけを購入。
映画とタイアップした企画ではあったものの、売れ行きが芳しくなかったのか、代理店版の8月発売予定分はキャンセルされてしまったようだ。
ジャー・ジャー・ビンクスは、惑星ナブーの原生水棲種族であるグンガン人で、生まれながらにしてのトラブル・メーカー。
意図せずして引き起こした数々の大失敗により、グンガンの水底都市、オート・グンガから追放を受けるが、通商連合がナブーに侵攻した際、ジェダイ・マスター、クワイ=ガン・ジンに
偶然助けられたことで勝手に恩義を感じ、以後クワイ=ガンとオビ=ワンに
無理やり着き従うことになる。
その不人気振りにはすさまじいものがあり、2000年ゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)では、最低助演男優賞を受賞、さらに映画史上もっとも不愉快な登場人物の堂々1位に輝いてしまった。
この不評のせいか、EPⅠ公開後にジョージ・ルーカス監督が設けたファンとの懇談会の席上で、ルーカスがEPⅡ以後のジャー・ジャーの出演場面を予定よりも大幅に減らすと公言し、実際にEPⅡでは数シーン、EPⅢに至ってはほんの一瞬しか登場していない。
それだけではなく、ファンにより、EPⅠでジャー・ジャーの出演シーンを全てカットした映画が動画サイトにアップされ、それを観た一部のファンからは、
『却ってテンポが良い』と好評を博したらしい。
存在、全否定ですか?(汗
これはもう無視ではなく、抹殺。
さて、フィギュアに関しては非常に良いデキであり、プロポーションは良好。
カラーリング、ペイントも問題なし。
画像では分かりにくいが、よく目を凝らすと両腕にグンガン人特有の、タトゥーのような模様が細かくプリントされている。
可動は、フルポーザブルを期待していが、肩関節が一次軸に簡略化されており、足首はその独特の形状のせいかオミットされている。
その変わり、頭部の可動はダブル・ボール・ジョイントを使用した二重構造になっており、
こんなことや、
こんなことや、
こんなことや、
こんなことや、
こんなことまでできてしまうのである。
アクセサリーとして、グンガン風のエキゾチックな装飾がほどこされ武器が付属している。
ジャー・ジャーに武器を持たせると、無差別大量破壊兵器になりそうで怖いが…。
ヴィンテージ・コレクションでも年内にフルポーザブル版のリリースが予定されているようだが、そちらは肩関節がボール・ヒンジになっているらしいので、ムービー・ヒーローズ版を無理に購入する必要はないかもしれなかったが、やっぱり代理店版は並行輸入版の半額で手に入るのが嬉しいところ。
…もう少し代理店版の発売の頻度を増やしてもらえないものだろうか。
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