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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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本日は、米ハズブロ社、アイアンマン2、コミック・シリーズからチタニウムマン。
なぜ今更と言われても困るのだが、忘れていたからとしか答えようがない。



チタニウムマン(タイタニウムマン)は、冷戦時代に旧ソ連の科学者が米ソの戦力のバランスを脅かすアイアンマンに対抗して開発したアーマー。
かつてはあのマンダリンに次ぐ、アイアンマンのヴィランだったらしい。



時事的な世相を反映したコミックの世界において冷戦当時の共産圏は仮想敵国としても重宝されていた模様。
あくまでも架空の組織を敵とする日本の特撮やコミックとはエライ違い。
リアルと言えばリアルなんだが、一歩間違えば国際紛争に発展しそうな。



中の人はボリス・ブルスキーというロシア人で、一時は政府の高官にまで上り詰めたが、何かのヘマをやらかしてシベリア収容所の監督に左遷され、そこで自分の価値を政府に認めさせるため、当時共産圏最大の脅威となっていたアイアンマンを倒そうと決意。収容所にいた科学者をフル動員し、かつてアントン・ヴァンコがクリムゾン・ダイナモを造りだした設備で新たに開発させたのがこのチタニウムマンらしい。



確か、アントン・ヴァンコって映画ではウィップ・ラッシュことイワン・ヴァンコの父親だったハズ。
なるほど、いろんな要素が組み合わさっているワケね。



さて、フィギュアはアイアンマンの赤×金に対して緑×銀のカラー。
ヘルメットの形状とグリーンを基調としたカラーリングのせいで多少HALOっぽく見えないこともない。



可動は標準的であるが、ややゴツめのアーマーのせいで動きが制限されている。コミック初出の時はアイアンモンガーと同じくらいデカくて武骨なシルエットだったが、時代が下るにつれ小型かつスタイリッシュに変化している。



アクセサリーとして、お馴染みのスタンドと、フレーム・ブラストと呼ばれるエフェクトパーツが付属。



右手の拳に装着して使用するのだが、



まるで熱血教師の鉄拳制裁のようだ。



昔の設定の名残なのか、アイアンマンと比較するとやや大きめ。
考えてみたらアイアンマン・スーツだって金とチタニウムの合金なんだから、ある意味でチタニウムマンなんだよな。

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