23.04.04 JOYTOY WARHAMMER 40,000：SPACE MARINES / SPACE WOLVES CLAW PACK : BROTHER OLAF

本日は、前回、前々回に引き続き、華ジョイトイ社、ウォーハンマー40,000シリーズ、ウルトラマリーンズ　スペース・ウルブズ　クロウ・パックから、ブラザー・オラフをご紹介。

スペース・ウルブズのブラッド・クロウは時を経てグレイ・ハンターに昇格するのだが、経験を積んで落ち着きが出て来たせいなのか個々の装備にあまり変わり映えがしなかったりする。
それに比べるとブラッド・クロウパックはアーマーや武器のバリエーションも豊富で面白い。



今回紹介するブラザー・オラフもブラッド・クロウパックのメンバーなのだが、特徴的なヘルメットはスペースマリーンのパワー・アーマーのマークⅥ、通称コーバス・アーマーのバリエーションのひとつ。



マークⅥはマークⅤとマークⅦの過渡期に開発されたパワー・アーマーで、レイヴンガード兵団でプロトタイプの実地訓練をしたことから同兵団の総主長（プライマーク）であるコーバス・コラックスに因んでコーバス・アーマーと名付けられた。



また、コーバスには“カラス”の意味もあり、実際にカラスの嘴（クチバシ）のように前にせり出した形状をしていることから、ビーキー（クチバシ）と呼ばれることもある。
このヘルメットには多くのバリエーションが生まれ、スペース・ウルブズではオオカミの頭部を象ったデザインとなっている（という設定らしい）。



コーバス・アーマーはレイヴンガードと親和性が高く、そもそも構成するパーツ自体が他のアーマーとの互換性を念頭に置いてデザインされているため、現在でもレイヴンガードをはじめ、その独特の形状をしたヘルメットと最新型のマークⅩを組み合わせて使用している例も見受けられる。



プロポーション及び造形は良好。
背中のバックパックにはノズルの代わりにオオカミの頭部を模したオブジェが施されている。
ヘルメットもオオカミの形状なので、まるでケルベロスのように見える。



右の肩パットには爪、左肩パットにもオオカミの意匠が凝らしてある。
バックパック上部の飾りはアイアン・ヘイローのような何かしらの勲章ではなく、スペース・ウルブズのエンブレム。



カラーリング及びペイントも問題なし。



可動に関しては前回、前々回紹介したフィギュアに同じ。



アクセサリーとして、アックス（斧）の形状をしたフロスト・ブレイドとボルトガンが付属。



フロスト・ブレイドはスペース・ウルブズのみが使用する、刃のついた近接武器のマスター・クラフト・ウェポンである。
ではマスター・クラフト・ウェポンとは何かと言うと、名匠の手による一点物の武器のことで、多くの点でパワー・ウェポンと同等の性能を持っている。



今日、フロスト・ブレイドはスペース・ウルブズでも最も貴重な武器のひとつと見なされている。
フロスト・ブレイドの多くは、フェンリシアン・アイス・クラーケンのダイヤモンドのように硬い牙をチェーンソードの刃として使用し、斧の形状をしなフロスト・アックスの刃はエネルギーを付与されたダイヤモンドから作り出され、まるで固い氷の塊から切り出されたかのような外観をしている。



その他、形状の異なる替えの手首と、コンバットナイフも付属。



通常、マスター・クラフト・ウェポンはレフテナント（中尉）クラスの上級士官が持つものだが、スペース・ウルブズではよくある事なのだろうか？



同じくクロウパックのブラザー・トーヴァルド（左）と。
こちらは前述のフロスト・ソードを装備しているが、素体はほぼ同じなので、画像のみの紹介に留めておきたい。