或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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プライマリス・キャプテンとはプライマリス・スペースマリーンの中隊長であり、パッケージに名前こそ出ていないが、恐らくこの画像の人物はセヴァストゥス・アケランではないかと推測。
セヴァストゥス・アケランは、疫病戦役時のウルトラマリーンズ戦団における第二中隊のキャプテン(中隊長/大尉)にしてマスター・オブ・ザ・ウォッチである。
マスター・オブ・ザ・ウォッチとは、コーデックス(軍規)準拠の戦団において、要塞や修道院の警備を務めるスペースマリーン(通常は第二中隊)の隊長の称号で、戦団長が不在の間、戦団の活動拠点と故郷の防衛任務における責任者でもある。
アケランは長年、前任者であるケイト・シカリウス大尉の指揮下にあったが、テラン聖戦の最中、シカリウスがロブート・ギリマン戦団長に同行して皇帝に謁見後、テラ(地球)からマクラゲへの帰還途中に突如として現れた“グレートリフト”(ワープホール)に飲み込まれ行方不明となったことから後任として中隊長に任命された。
その後シカリウスは無事生還したが中隊長の去就は明らかになっていない。
グラヴィスアーマーはプライマリス用に開発された最新鋭のパワーアーマー、マークXのバリエーションのひとつで、中隊長(キャプテン)、アグレッサー、ヘヴィ・インターセッサーなどに配備される重装甲型パワーアーマーである。
中隊長のアーマーには胸部の他、右肩、左脛にインペリアル(翼の生えた髑髏)の紋章が配されているが、軍曹や中尉と異なりヘルメットの色には特に規定はない。
上級士官は敵を挑発し、或いは味方の士気を高揚させるため、戦場でも平気で素顔を晒す機会が多いためかもしれない。
ノン・ヘルメットバージョンはスキンヘッドに髭面のおっさんである。
頭部ドームの頭上に掲げられている弧形の歯車みたいなモノはアイアン・ヘイロー(鋼鉄の光輪)と呼ばれる権威ある栄誉の印で、並外れたリーダーシップと勇猛果敢な行為に対する報酬として最も優れた戦士にのみ与えられる。アイアン・ヘイローは着用者の周囲に強力なエネルギー・フィールドを発生させ、敵の攻撃がアーマーを貫通するのを防ぐ効果をもたらしている。
金の月桂樹の冠はインペリアル・ローレルと呼ばれる偉大な武勇の証。左眉の上にはサービス・スタッドも見える。
腰の鎖からぶら下がる巻物はスクロール・オブ・メリット(功績の巻物)呼ばれるもので、勇敢な戦士の人生、行い、死について書かれた調書が収められている。これらは戦場から持ち帰られた後、封をされて戦団の書庫に保管される。
同じく箱に入った骨はオシフィック・レリック(骨の遺物)で、失われた戦友の骨にその行いを刻み込んだものである。スペースマリーンにとって戦友の遺品は最も大切な財産となり、それらを身に着ける行為は究極の追悼にもあたる。
ちなみにこれらはウルトラマリーンズの以外の戦団でも往々にして見受けられる習慣である。
左手はボルトストーム・ガントレットになっている。ボルトストーム・ガントレットはボルトガンとパワーフィストによって構成された複合武器で、連射可能なボルターとして使用するだけでなく、パワーフィールドで補強された鋼鉄の拳を振るうことで戦車の装甲ですら押し潰してしまう事ができる。
弾帯は背後のバックパックから左手のボルトストーム・ガントレットに伸びている。
バックパックとマントは固定。
マントで隠れて見えないが、ヘヴィ・インターセッサーでは両脚にあったパワー・ケーブルが、プライマリス・キャプテンは左足のみとなっている。
やはりマントの影で見えにくいが左大腿と右前腕、
右脇腹にはそれぞれピュリティ・シールが施されている。
同じグラヴィスアーマーだけあって、以前紹介したヘヴィ・インターセッサーとよく似ているが、首の部分を守る襟が高く、後頭部もほぼドーム状のアーマーで覆われている等、細部に違いも見受けられる。
アクセサリーとしてパワーソードが付属。
パワーソードとは剣の形状をしたパワーウェポンの一種で、通常はアダマンチウムという合金を素材としている。
柄にある制御装置に触れるとパワーセルが起動、刀身が特殊なエネルギー・フィールドに包まれ、肉や骨は勿論、アーマーをも簡単に切り裂くことができる非常に強力な近接戦闘武器となる。
また、プロモーション画像には含まれていなかった、紅いオート・ボルトライフルとグレネードランチャーのコンボウェポン、
専用の持ち手と、フィギュアスタンドも付属している。
肩回りの可動がちょっと特殊で、Youtube等のレビュー動画だとあまりカッコよく見えなかったりすることもあるが、実際に手にしてみると決してそんなことはなく、大きさといい、左右非対称のデザインといい、ところどころで赤を活かした配色といい、非常によくデキた秀逸なフィギュアであることを強調しておきたい。
中隊長のフィギュアとしては管理人一番のお気に入りである。
いえ、これしか持ってないんですけどね?
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