或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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ち、違うんだよ、NTさん!
そんなワケで本日は予定を変更して華ジョイトイ社、ウォーハンマー40,000シリーズ、スペースマリーンズ、スペース・ウルブズ クロウ・パックからリーダー・ローガン・ゴーストウルフをご紹介。
スペース・ウルブズは皇帝によって創設された最初のスペースマリーンのレギオン(兵団)のうちのひとつ。ジュビックの方言で「ヴルカ・フェンリーカ」または「フェンリスの狼」と呼ばれる彼らは、設立当初から皇帝の処刑人または懲罰の執行者としてその名を馳せていた。
スペース・ウルブズはフェンリス星系の荒々しい蛮族文化を色濃く受け継いでおり、戦闘での獰猛さもさることながら、とにかく権威とか権力と名のつくもの全てに対してやたら反抗的で(皇帝を除く)、スペースマリーンにおける組織や戦闘教義を規程するコーデックス(軍規)からも極端に逸脱していることから、帝国内でも悪名高い。
しかし、その一方で彼らは皇帝に忠誠を誓う戦団の中で最も偉大な戦士として畏怖されている。
“ホルスの異端”と呼ばれる大逆事件の後、スペースマリーンズ内の勢力の一極集中を避けるため、全てのレギオン(兵団)は千人単位のチャプター(戦団)に分割されることとなり、各レギオンからは次々と後継戦団が生じた。
スペース・ウルブズもまた、ふたつの後継戦団に分けられることを余儀なくされたが、派生したもうひとつの戦団“ウルフ・ブラザー”は設立後ほどなくしてフェンリス人特有の遺伝子病である突然変異の蔓延に悩まされ、遂には異端審問によって解散命令が出されてしまう。
結局のところ、現・スペース・ウルブズのみが唯一にして無二の後継戦団となっている。
スペースマリーンの中でも何かと異例尽くめのスペース・ウルブズだが、典型的なスペースマリーンたるウルトラ・マリーンズと比較するとその特異さが際立っている。
まずもって、スペース ・ウルブズは自身の好む戦闘スタイルに役に立つと思われる時だけしか帝国の戦術を受け入れようとしない。
故に大胆不敵であると同時に、全く規律に従わないことで有名である。いわゆるへそ曲がりで天邪鬼である彼らを命令に従わせる一番の方法は「〇〇しろ!」ではなく「〇〇するな!」と言えばいいとさえ言われている。
スペース ・ウルブズの遺伝子は戦団のメンバーに野生動物のような強化された能力を与えている。これには、超鋭敏な聴覚と嗅覚、および他のスペースマリーンの追随を許さない戦闘での獰猛さが含まれる。また、オオカミの遺伝子組み換えたことで、細長い犬歯、年を追って白くなる毛むくじゃらで灰色の髪、淡い黄色の目など極端な物理的変化も誘発している。
一見すると優れた面を持つオオカミの遺伝子だが、その反面人間を制御できない野生の獣のように変えてしまう危険性を持つ“ウルフェンの呪い”という欠点を併せ持っている。
このリスクは、新しい遺伝子情報から作り出されたプライマリス・スペースマリーンですら取り除けないことが判明している。
スペース・ウルブズは通常のスペースマリーンに比べて接近戦と強襲、奇襲攻撃を得意とし、装備についても専ら近接戦闘寄りの調整に重きが置かれている。
また、彼らにとって、嗅覚と聴覚は鋭い視力と同じくらい重要で、パックは協力して敵の匂いを嗅ぎ出し、フェンリシア・ウルフのように獲物を狩り、技術的手段と同様に強化された嗅覚によって仲間の位置を正確に把握できるのである。
スペース・ウルブズはコーデックス(軍規)に定められたものとは著しく異なる、独自の組織を持ち、標準的な100人のスペースマリーンによる 10個の中隊(カンパニー)ではなく、それぞれ得意分野を持つ 12個の大隊(グレートカンパニー)によって構成されている。
大隊の構成人数ははっきりしないが、その人的損耗率の激しさからして、戦団全体でもそれほど大所帯ではないと言われている。
各大隊は戦争に必要な全ての軍隊、車両、装備、および輸送に必要な宇宙船を備えた完全に自己完結型の軍隊で、各大隊はスペース マリーンの分隊(スクワッド)に相当するパック(群れ)で構成されている。ただし、それらの戦術的な使用法は大きく異なり、各パックが他から増援を受け取ることは滅多にない。
各パックは通常、それまで一緒に戦ってきた気の合う仲間同士で構成され、あたかもフェンリシア・ウルフが群れで狩りをするかのように、互いに協力し助け合うのである。
さて、フィギュアはブラッド・クロウ(血の爪)パックのリーダーであるローガン・ゴーストウルフ。名前からして既にカッコイイ。
ブラッド・クロウは戦団でも最も低いランクで、基本的なトレーニングを終えたばかりの初心者が割り当てられるらしい。ええ?この貫録で初心者なの?
初心者をスカウト(斥候)に割り当てる通常の戦団のやり方とは異なり、スペース・ウルブズでは実戦においても「習うより慣れろ」を地で行くやり方で、初心者をいきなり攻撃部隊に採用して前衛に放り込む。
これは彼らの若々しい熱意と戦いへの欲求を発散させつつ、次のランク(グレイ・ハンター)に昇格するにはあまりに弱過ぎたり、鈍重であったり、または単に不運な人間を排除するための重要なプロセスでもある。スパルタかよ。
プロポーション及び造形は良好。
パワー・アーマーの造りは概ねウルトラマリーンズと同じだが、戦団の習慣で名誉の証やお守りとして倒した獣の牙や毛皮を身に付けていることが多い。
カラーリング及びペイントも問題なし。
スペース・ウルブズの戦団カラーは灰色がかった青。紋章は黄色地に赤か黒で描かれる。
右肩のパットにはブラッド・クロウパックの、左肩にはブラックメイン大隊のマークが描かれている。
可動に関してはアサルト・インターセッサーと同じ新素体を使用。
前垂れやマントの毛皮は軟素材なので可動の妨げにはならないように配慮されている。
特徴的な三つ編みが首の可動を制限しているが、カッコいいから許す。
アクセサリーとして、ヘルメットとパワー・アクス、ボルト・ピストル、替えの手首が付属。
通常の戦団では士官クラスしか使用しないパワーウェポンやらチェーンソードを最低ランクのバトルブラザーが装備しているというのがいかにもスペール・ウルブズらしいと言えばらしいのかも知れない。
スペースマリーンズの中でも特に異彩を放つスペース・ウルブズ。
ハイテクな世界観の中にもバーバリアンっぽい雰囲気が管理人のお気に入りなのだが、うちのヨメに言わせると、パワー・アーマーに毛皮はミスマッチとのこと。
うん、まぁ、確かにその通りなんですけどね(´・ω・`)
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