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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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惡の華。

そんなワケで本日は華ジョイトイ社、ウォーハンマー40,000シリーズから、ケイオス・スペースマリーン、ブラックレギオン、ブラザー・ナーガストをご紹介。

拍手[3回]




ケイオス・スペースマリーンとは、ウォーハンマー40,000に登場する、人類の帝国に敵対する勢力のひとつ。
皇帝に忠誠を誓い、帝国に仕えるスペースマリーンだった者が、かつては抱いていた気高き理想を捨て、渾沌の神々に魂を売り渡し邪悪な勢力に寝返った裏切り者であり、その罪の深さゆえ帝国からは大逆者(ヘレティック・アスタルテス)と呼ばれ忌み嫌われる存在となっている。



ケイオス・スペースマリーンはアイ・オブ・テラー(恐怖の目)と呼ばれる銀河の北部に存在する宙域を拠点とし、無辜の民を襲い、自らの欲望のままに皇帝が築き上げた栄光を蹂躙、破壊の限りを尽くすことを無上の喜びとする。
真面目な人間ほどキレとヤバいという例のアレ。よほどストレスが溜まっていたのに違いない。
「やってられっけ!」とか言いながら卓袱台をひっくり返したりしたのかも知れない。卓袱台があるかどうかは知らないが。



彼らはスペースマリーンと同じパワーアーマーや武器を用いるだけでなく、混沌の神々から賜った肉体強化(または肉体変異)によって、通常のスペースマリーンを超える能力を手にしている。
更には同盟軍として混沌の神々を奉じる狂信者や混沌の騎士、おぞましき悪魔(デーモン)を味方につけ、絶えず帝国に戦いを挑み続けているのである。



ケイオス・スペースマリーンのパワーアーマーは帝国のスペースマリーン、または同胞を殺して剥ぎとったものを着用している。
そのため、年代も型番も異なるパーツが混在しており、中には“ホルスの大逆”時代に使用されていたマークⅢやマークⅣ等、既に型落ちして久しい時代遅れのアーマーを未だに着装している者も存在する。



もっとも、ケイオス・スペースマリーンを構成する大小様々な戦団(ウォーバンド)の中にはまともにパワーアーマーのメンテナンスができる施設がない所も多く、整備不良によりサブシステムが動作しなくなることから、敵味方の区別なく略奪し続けない限り部品交換もままならないという切実な問題もある。カオスな人とはいえ、案外苦労人だったりする。



多くのケイオス・スペースマリーンは、混沌の神々の注意を引き、その恩恵に与(あずか)るべく自らの装甲服をツノや混沌の紋章、髑髏、あるいはチェーンやスパイク等により、おぞましい装飾を施しトゲトゲしく飾り立てている。
そのいでたちは、まさに中二病。もしかして遅れてやってきた反抗期なのかも知れない。



ケイオス・スペースマリーンのパワーアーマーは帝国で主流となっているセラマイト装甲ではなく、鋲やリベットが打たれた武骨なプラスティール装甲が使用されていることもあり、 長期にわたって混沌の領域が持つ“歪み”(ワープ)の影響下に置かれた事で、装甲そのものが変異し、パワーケーブルが腱や血管と一体化している例もよく見受けられる。
また、自らが仕える渾沌の神々に認められた「ケイオスチャンピオン」や「オブリタレイター」は身体とパワーアーマーが融合した強殖肉体装甲を得ることができるらしい。失礼、噛みました。



帝国のもたらす文明の恩恵から切り離されたケイオス・スペースマリーンたちは物資についても自給自足を余儀なくされる。
彼らが用いる武器も装甲服同様、大昔の様式と略奪で手に入れた新しい型式、そして混沌の技術者(ワープスミス)の手による狂気の創造物が入り混じっているが、それらはいずれも持ち主の邪悪な魂を反映するかのように“歪み”のエネルギーによって穢されている。



皇帝への忠誠を捨てて間もないケイオス・スペースマリーンの中には、かつての戦団で支給された装備や武器をそのまま使用しているケースも珍しくはない。しかし、信奉する混沌の神々の不興を買わぬように皇帝に対する忠誠を示すような装飾は例外なく抉り取られるか、削り落とされているのが普通である。



さて、フィギュアはケイオス・スペースマリーンの中でも最も代表的な戦団とも言えるブラック・レギオンのブラザー・ナーガスト。別に黒いからブラザーと呼ばれるワケではない。



プロポーション及び造型は秀逸。
黒い装甲、髑髏の飾り、鎖と、まさに中二病全開の素晴らしいデザイン。
ヘルメットはマークⅦやマークⅧのパワーアーマーでお馴染みの三角口で、胸部と腹部はパワーケーブルが剝き出しになっている旧タイプ。
右の肩パットにはタックルかましたら超痛そうなトゲトゲがあり、左の肩パットに描かれているのが混沌のシンボルである。



カラーリング及びペイントも問題なし。
黒字に金の縁取りに赤がアクセントとなって非常にかっこいい。
塗装に目立ったムラやハミもなく、キレイに塗り分けられている。
可動は以前紹介したグラヴィス・アーマーに近い感じで、肩関節は軸を引き出すタイプではなく、蝶番(ちょうつがい)になっている。



アクセサリーとして混沌のシンボルの描かれたパワーアクスと、



プラズマピストル、



コンバットナイフの他、形状の異なる手首が3種類付属。手首はいずれも軟素材なので武器を持たせる時にストレスは感じさせない。



プライマリス・スペースマリーンよりも大柄であり、その分価格もかなり高めに設定されているのが玉に傷。
フツウに考えてこのスケールで通常価格73ドルとか、もうムリゲーでしょ。



メーカーが中国のせいか、日本のアマゾンでも入手可能で、送料も無料に設定されていることが多い。
高くて敬遠されがちなのか、米アマゾンでは結構定価の半額くらいに値引きされているので、場合によったら多少送料がかかってもそちらで購入された方がお得かも知れない。
いずれにせよ、昨今の円安が懐を直撃しているのは間違いないのだが。頭とサイフの痛い話である。
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無題
ブラックカラーなんてカッコイイに決まってるだろッ!!と全世界および異世界の中二病の方々の声が気こてきそうな佇まいですね('ω')

全体の外連味に目が奪われがちですが、細かい部分の造形、塗装の精度の高さがあってこそのコーディネイトですねえ。往年のマクファーレンに通じるものを感じます。
NT URL 2023/05/29(Mon)20:25:00 編集
Re:無題
NTさん、コンバンワ(*'ω'*)

コーディネートは、やはりこうでぃねぇと!
…などとオヤジギャグをかましている場合ではありませんね(´°ω°`)
最近地震が頻発してますが、上司と乗り合わせの車内でいきなり警報が鳴るのは、かなり心臓に悪いですね。
【2023/05/29 20:33】
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