或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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前回はウォーハンマー40,000(長いので以下WH40K)というゲームと、その背景についてざっと説明したので、今回はスペースマリーンが着用しているパワーアーマーについて簡単に触れておきたい。
プライマリスはWH40Kのゲーム第8版から導入された新しいタイプのスペースマリーンで、そのプライマリス用に新たに開発されたのが“マークX”と呼ばれる最新鋭のパワーアーマーである。
正式名称はマークXタクティクス(戦略)パワーアーマー。
このパワーアーマーは帝国技術局の本拠地である火星で開発されたため、別名マーズ型とも呼ばれ、これまでに作られたパワーアーマーのうち、最も優れていたとされるマークIVとマークVIIIを中心に組み合わせた設計となっている。
ちなみにマークXが最新型というからには、当然マークIからマークIXまでが存在するわけだが、そのうちのいくつかはゲームの設定上、パワーアーマー開発史におけるミッシングリンクを補うためだけに作り出されたもので、いかにももっともらしく解説されているが全て後付設定である。
ひと口にマークXとは言っても、いくつかバリエーションが存在し、そのひとつがグラヴィス・アーマーと呼ばれているタイプである。
グラヴィス・アーマーは中隊長(キャプテン)、アグレッサー、ヘヴィ・インターセッサーなどに配備される重装甲型パワーアーマーで、外見上の特徴としては肩や脚部の積層装甲、後頭部を覆うフード状の装甲、大型のバックパック等が挙げられ、通常のマークXに比べてかなり大きい。
さて、フィギュアは、そのグラヴィス・アーマーを着用したウルトラマリーンズのヘヴィ・インターセッサーズ。
ゲームの設定によればヘヴィ・インターセッサーズは射程が長く威力の高い重火器を装備した後方支援型のユニットで、
“厚いグラヴィス・アーマーを身にまとう「ヘビー・インターセッサー」は地歩を固め、不動の防御力を発揮する。
敵の反撃の兆候に常に備え、毅然とした態度で一斉射撃を行い、決意の固い敵や無謀な敵のほとんどを寄せ付けない。彼らは防衛戦において最終決定権を持っている。様々なヘビーボルト・ライフルやヘビーボルターで長距離射撃をしながら、目標を保持するためには、このスーパータフな部隊が最適だ。”
とのこと。
右肩に描かれた白い上向き矢印は戦列分隊(バトルライン)所属であることを示すマーク。
戦列分隊(バトルライン)は射撃しながら前進、地形の占拠を行う、戦団の中核を為しているユニットである。
ヘヴィ・インターセッサーズは重火器を装備してるので、てっきり火力支援分隊(ファイア・サポート)かと思ったら、通常の戦列分隊(バトルライン)の方に組み込まれているユニットらしい。
御覧の通りパッと見た感じでは、前回紹介したアサルト・インタセッサーとよく似ており、まーたこの管理人は性懲りもなく同じようなネタばかり連投しやがって…と思われる向きもあるかも知れないが、
実はサイズだけに限ってもこんなに違ったりする。
管理人も実際に開封して並べてみるまではまさかこんなに違うとは思っていなかった、というのが本音。
いや、遠近法マジックじゃありませんてば。
一応、同じ1/18スケールですからね?
サイズが異なるのでパーツの流用は無し。
もしかしたら一部アクセサリーは同じパーツを使用しているのかも知れない。
こうして見ると、まるで大人と子供くらいの体格差がある。
同じウルトラマリーンズだけに基本カラーもブルーで統一されてるし、一見しただけでは似たような印象を受けてしまうのだが、よく見るとヘルメットの形状はもちろん、細部に至るまでかなり造型が異なっているのがわかる。
手にしている武器のボリュームも段違い。
カラーリング及びペイントは良好。ムラやハミはほとんど見られない。
可動に関してはアサルト・インターセッサーとほぼ同じだが、肩を引き出す構造はないので、ある程度動きは制限されてしまっている。
また、ライフルが大き過ぎるのかはたまた手が小さ過ぎるのか、グリップをうまく握ることができない。
アメトイではよくあることなのだが、中国製なんだから何もそんなところまでマネしなくていいのに。
アクセサリーとしてメインの武器であるヘヴィ・ボルトライフルの他、アサルト・インターセッサーに付属していたものとはデザインの異なるボルトピストルが付属。
ボルトピストルは両手で構えさせることも可能。
腰のコンバットナイフは飾りではなく、実際に鞘から抜くことができる。
他にも開き手(左手のみ)、握拳(左手のみ)、チョキ(左手のみ)等、形状の異なる替えの手首が数種類付属しているが、いやこれもしかしてジャンケンができるんじゃない?
実は購入したのはこちらのヘヴィ・インターセッサーズの方が先だったのだが、折角なのでどれくらい違いがあるのか比較してみたくなり、前回紹介したアサルト・インターセッサーを追加で入手。
販促画像やYoutubeで散々リサーチしたはずなのだが、やはり実物を手にしてみないとわからない事もある、ということがよくわかった。
それにしても、これだけ大きさが違うのに、なぜか大きな方の価格が安かったりするのが謎。
いずれにせよこのスケールのフィギュアにしてはかなり割高であることは言うまでもないのだが。
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