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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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皆様、新年明けましておめでとうございます。

そんなワケで新年早々の更新一発目は米マクファーレン・トイズ社、ドゥーム・エターナル 7インチ アクション・フィギュア・シリーズ、マクファーレン・トイズ・ストア限定、ドゥーム・スレイヤー(クラシック・スキン・バージョン)をご紹介。

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DOOM(ドゥーム)は米 id Software社が開発したFPS(ファースト・パーソン・シューティング)ゲームで、1993年12月10日にMS-DOS向けのシェアウェアとして発売された。
パッケージ版の売り上げは150万本程度に留まったが、DL版はその10倍から20倍に昇ると推測され、当時としては超メガヒット作品であった。

FPSとはプレイヤーの一人称視点で進めるゲームで、そのほとんどが画面に現れた敵を全て撃ち殺して排除することによってクリアされる。DOOMはその代表作として知られており、FPSの語がまだ一般的でなかった当時、類似ゲームは全て“DOOM系”、FPSによって生じる車酔いに似た症状は“DOOM酔い”と呼ばれるなど、後発ゲームに多大な影響を与えた。
また、LANを介したマルチプレイモードの実装はその後のオンラインゲームの発展にも大きく寄与している。



しかしその一方で、暴力的で残酷な表現が問題視され、現在に至るまで論争の的になっている。
当時はゲームに対する規制が緩かったせいか、その前年に発売された『モータルコンバット』をはじめとする残酷表現が問題視されており、DOOMもコンシューマ移植版の一部に年齢制限が課せられている。
また、BGMに用いられていたハードロックや、悪魔をモチーフとしたデザインが反キリストを連想させる、という面もあったらしい。いかにもキリスト教圏らしい考え方である。
さらに、1999年に米コロンバイン高校で生徒による銃の乱射事件が発生した際、実行犯がDOOMのファンだったと報じられたことから、FPSそのものがあたかも若者に悪影響を与える「殺人シュミレーター」であるかのように見做される風潮も生まれた。
そのあたりはホラー映画や、いわゆる〇リ〇ンコミックが問題視されるのと同じ理屈なのだろう。



また、当時は企業が業務の効率化をはかるためこぞってパソコンやネット環境を整備導入し始めた時期でもあり、DOOMのオンライン対戦やシェアウェアのダウンロードによって“ただでさえ貧弱なネットワーク環境の中で通信速度が更に遅くなってしまう”、“勤務時間中に社員が隠れてゲームをプレイする”といったような事例が頻発し、ついには一部の大手企業や大学では勤務時間中にDOOMをプレイすることを禁止するという措置まで取られた。 いやそこは勤務中にゲームすんなよ、という話ではあるのだが。



そんなこんなで数々の社会現象を巻き起こしたDOOMの主人公であるプレイヤーキャラクターがこの“DOOM GUY”である。
開発当時、id Softwear社に所属していた、ゲーム・デザイナーのジョン・ロメロによって考案され、彼とトム・ホールによって設定が練られた。
ちなみにこのドゥーム・ガイはファン・コミニュティでの一般的な呼称であり、ゲーム内でその名前で呼ばれることはない。近年のリメイク版では、敵味方からDOOM SLAYER(ドゥーム・スレイヤー)の名で呼ばれている。

いずれにせよ管理人が初めてプレイしたFPSということもあり、思い入れも強いキャラクターなのである。



ドゥーム・ガイは宇宙海兵隊(スペース・マリーン)に所属する筋骨隆々の白人男性で、髪は茶色、年齢は不明。
緑の戦闘アーマーに身を包み、(ゲーム上では)寡黙で滅多に喋らない。

地球出身で地上勤務だったが、非武装の民衆への発砲を命じた上官を殴り、半ば左遷に近い形で遠く離れた火星のUAC(ユニオン・エアロスペース・コーポレーション)所有のファボス基地にある研究所に警備員として派遣された。
ファボス基地ではUAC社主導でポータルの研究開発が行われており、偶然そのポータルが異次元にある地獄(HELL)に繋がってしまったことでゲートを通じて多数の悪魔(DEMON)が襲来し、阿鼻叫喚の地獄絵図の中、瞬く間に研究所は壊滅。
主人公は宇宙港の死守を命じられていたが、救出作戦に赴いたチームは全滅してしまい、ただ一人取り残されてしまう…という設定。



さて、フィギュアはオリジナルのDOOMのフィギュアというよりは、2016年にリメイクされたDOOMの続編、DOOM ETERNALで実装されたスキンのバリエーションのひとつ。
よってオリジナルにはなかった左肩のショルダーキャノンや左腕のブレイドが装備されている。
しかし、後述のようにこれらの装備は取り外し可能で、オリジナルのドゥーム・ガイも再現できてしまうという、往年のファン(つまり管理人)にとっては嬉しい仕様。



プロポーション及び造形は良好。
レトロっぽい戦闘服のデザインもイメージ通り。
お腹とヘソか剥き出しになっているのは決してそういうデザインでもましてやファンサでもなく、激しい戦いで破られた状態のオリジナルのボックスアートを忠実に再現したものである。



カラーリング及びペイントも問題なし。
シンプルだが決して安っぽく見えず、かつ、ゲームのイメージを損なわない絶妙なバランス。



可動に関しては、首(ダブル・ボールジョイント)両肩(ヒンジ)、両肘(ヒンジ)、両手首(ヒンジ)、胸部(ボールジョイント)、胴、両股関節(ヒンジ)、両膝、両足首(ヒンジ&ロール)と、特に多くも少なくもない感じだが、プロポーションを崩さす、それでいてパーツ同士が干渉しないよう工夫がされている。



アクセサリーとして、ゲーム内ではあまり印象に残らないショルダーキャノンやアームブレイドに加え、ゲームのロゴ入りのベースと、ゲーム内において使用頻度が高いダブルバレルショットガンが付属。



前述のようにショルダーキャノンとアームブレイドは取り外し可能。



取り外した状態の正面画像。



同じく背面画像。

オリジナルゲームのボックスアートではバロンに左腕を握られているため、フィギュアのようなアームガードがあったのかなかったのか判別できない。ある意味、スゲェ都合の良い偶然(笑)。
また、非常に良くできたフィギュアではあるのだが、やはり銃器類が少ないという点で不満が残る。
そこで…



マクファーレントイズ社の同スケールのとあるフィギュアから武器を流用。



まずはハンドガン。



次いでアサルトマシンガンっぽい何か。



手首の自由度が高いので、ちゃんとそれらしく構えさせることも可能。



こちらはアサルトライフルだろうか。



最後に両手持ちチェーンガン。
さすがに同じメーカーのフィギュアだけあって違和感なくフィット。しかも、トリガーに人差し指まで掛けることのできる奇跡のシンクロニティ。
近未来兵器っぽいデザインも非常にマッチしている。
こうなってくるとやはりチェーンソーなんかも欲しくなってくる。



同スケールのクランプスと並べて緑と赤で一枚。
NTさんがクランプスをやるとわかっていればクリスマスコラボで最初からこちらをぶつけたのに。いやドゥーム・ガイはクリスマス関係ないか。

管理人としては恐らくネカ社のプレイヤー・セレクトあたりから出るのではないかと予想していたのだが、まさか今になって、それもマクファからリリースされるとは嬉しい誤算。

それでは本年も引き続き、よろしくおつきあいください。
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無題
新年早々の暑苦しいチョイス、さすがです(*'ω'*)イイネ!
この筋肉の前では装甲も楯もいらぬと言わんばかりの、
ロック様みたいなスタイリングの再現度が素晴らしいかと。

ロック様と言えば「ブラックアダム」は次作厳しいっぽいですが、
いつかドコかでしれっと再演して欲しいですね…って、
何の話でしたっけ?
NT URL 2023/01/09(Mon)19:39:18 編集
Re:無題
NTさん、あけおめです(*'ω'*)

暑苦しい、むさくるしいは男にとって誉め言葉であります。
ドンウェイ・ジョンソン(AKAロック様)、実写版DOOMで悪役やってましたね。
映画自体はアレでナニでしたが。
実写版デューク・ニューカムも演るって話もありましたが、どうなったんでしょ。
…って何の話でしたっけ。
そんなこんなでなにはともあれ今年もよろしくお願いします。
【2023/01/09 20:11】
プロフィール
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ばん
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内緒
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