16.04.25 GHOSTBUSTERS SELECT : WINSTON ZEDDEMORE

６月発売予定だったハズのゴーストバスターズ残り２体のメンバーが２ヶ月早く入荷。
ボーナスによる購入を想定していただけに、予定外の支出に大パニック。

そんなワケで、本日は米ダイヤモンドセレクト社、ゴーストバスターズ・セレクト・シリーズから、ゴーストバスターズのメンバー、ウィンストン・ゼドモアをご紹介。

ウィンストン･ゼドモア（Winston Zeddemore）は奇人変人ばかりのゴーストバスターズのメンバーの中で、唯一の常識人。
そのトボけた外観に反して、意外にも元・海兵隊員であり、電子戦部隊でヘリコプターのパイロットなどをしていたらしい。
また、敬虔なクリスチャンでもある。



少し脱線するが、“電子戦”とは、敵軍による電磁周波数帯域の利用状況を検知、分析した上で妨害、逆用したり、自軍の電磁波の円滑な利用を確保するための活動のこと。

現代戦争では味方同士の連絡や、敵の位置を確認する上で、レーダー及び無線による通信の重要度が高くなっており、各国の軍隊は電磁波を利用することで戦闘を優位に進めようと、先を争うようして最新の電波に関わる軍事技術が開発されていて、その結果、物理的な兵器に代わって電子機器を利用した新兵器が主体を占めるまでになっているらしい。

ちなみに、電子レンジは電子兵器開発の副産物というのは結構有名な話。

（この項、ほぼwikiより引用）



ウィンストンは、破壊神ゴーザの接近により心霊現象が多発し、業務過多となったゴーストバスターズが出した求人広告に応募してやってきた。

本人曰く、超常現象については「雇ってもらえるなら何でも信じる」というスタンス。



皮肉にも破壊神ゴーザを倒すことで心霊現象が激減してしまい、仕事がなくなってゴーストバスターズが廃業した際は、レイと共にゴーストバスターズのコスプレで各地をドサ周りをしていた。



ウィンストンを演じたのはアーニー･ハドソン（Ernie Hudson）。
映画の企画段階ではエディ・マーフィーを起用する予定だったが、エディはビバリーヒルズ･コップを優先するために辞退したらしい。

もし、エディ・マーフィーが演じていたら、常識人という設定はブッ飛んでいたことだろう。
それはそれで見たかった気もするが。



さて、フィギュアに関しては、以前紹介したレイ（モンド）・スタンツとほぼ同じ。
素体のほとんどの部分は共通だが、肌の露出した部分は色が違うので厳密には流用ではない。

また、細かなところだが、ウェアの左胸にはネームもしっかりと入っており、ベルトの配置も異なっている。



カラーリング及びペイントに関してはまずまず。
アイプリントには個体差があるようなので注意が必要かもかも。
全体にウェザリングが施されており、安っぽい感じはしないが、ハネなのかムラなのかウェザリグなのか判断に困る部分もある。



可動部に関してはレイと同じなので特筆すべき点はない。
興味のある方はそちらを参照していただきたい。



アクセサリーとして、レイ同様、オプションハンドが素手３種類、絶縁グローブ２種類が付属。
また、本セットには映画でも登場したゴースト・トラップも含まれている。

ゴースト･トラップ（Ghost Trap）は別名ミューオン･トラップ（Muon Trap）ともいい、イゴンとレイによって開発されたネズミ獲りのようなゴースト捕獲装置。



ペダルスイッチを踏むとトラップが発動し、上部のハッチが開いて小さな爆発を起こし、その爆発が内破に反転して周囲の物を吸い込むという仕組みになっているらしい。

効果を及ぼす範囲が狭いため、ゴーストをプロトン･ビームで捕縛した状態で使うことが多いが、トラップから出る光を直視すると“危険”らしい。

捕らえたゴーストは事務所地下にある貯蔵庫に一時的に貯蔵する。その後どうなるかは不明。



映画第１作目、セッジウィックホテルのシーンでリトル・アグリー・スパッドに使用した際にはレイが腰からぶら下げていた。



もちろん、ベルトに装備することも可能。
フィギュアによってベルトの形状が異なるため、装備できる位置はレイとウィンストンでは左右逆になる。



アメトイのご多分に漏れず、取説のようなものがないので、映画のスチールを探し試行錯誤のうえ、ペダルはストラップ部分をトラップ本体のハンドルにかけるかたちで落ち着いた。



今回はウィンストンの紹介記事のハズなのだが、このアイテムに関しては主にレイが使用していたイメージなので、撮影もそれに準じてレイを使用してみた。



何げにレイがフル装備になっていて結構満足していたりする。



最後にドサ回りコンビで一枚。