16.03.02 GHOSTBUSTERS SELECT : RAY STANTZ

そろそろ社会復帰せんとマズいな。

そんなワケで久しぶりの更新は、米ダイヤモンドセレクト社、ゴーストバスターズ・セレクトシリーズから、７インチスケールのレイモンド・スタンツ博士をご紹介。



『ゴーストバスターズ』（Ghostbusters）は、アイヴァン・ライトマン監督による1984年のアメリカ映画で、エセ実験の結果大学をクビになった三人の科学者が幽霊退治を商売にするSFコメディ。当時は北米興行収入第1位、歴代では7位という大ヒットを記録した。



レイモンド･スタンツ博士（Dr. Raymond Stantz）は、ゴーストバスターズの創立時のメンバーのひとりで、物理学者であり金属工学と超常現象史のエキスパート。ニックネームはレイ。



レイを演じるダン･エイクロイドは、この映画の発案者でもあり、脚本もハロルド･ライミスとの共同執筆となっている。



オカルトオタクでもあり、超自然現象、聖書などにも精通している。メンバーの中では一番子供っぽい性格をしており、隠し事が下手。



ゴーストバスターズ開業前はコロンビア大学の教授として、ピーター･ベンクマン博士、イゴン･スペングラー博士と共に超常現象研究室で働いていた。



ちなみにゴーストバスターズは、レイの親の遺産を担保に金を借りて開業資金を捻出している。



なお、ダン・エクロイドは同じく幽霊繋がりで、映画キャスパー（Casper）にもレイモンド･スタンツ博士役としてカメオ出演している。



さて、フィギュアは、あのユニバーサル・モンスターズや、マーベル・セレクト等で有名なダイヤモンド・セレクト社。

中身に比してバカでかいパッケージと、やたら豪華なディオラマ風ベースがいかにもアメリカン。



プロポーション及び造型は秀逸。顔も特徴をよく捉えておりややイケメンすぎるきらいがあるが、比較的よく似ている。

マテルでもDCユニバースと同じ、６インチ版がリリースされているが、そちらがどちらかというと低年齢層をターゲットにしているせいか、オモチャオモチャしているのに対し、セレクト版はひとまわり大きい７インチということもあって、それなりにクオリティも高くなっている。

ちなみに、マテル版はマテル・ショップ通販限定なので値段もそこそこ高い。



カラーリング及びペイントもまずまず。このメーカーは総じてペイントに難があり、多少ムラやハネもあるが、十分許容範囲。



可動に関しても、首（ボールジョイント）、両肩（ヒンジ）、両肘（ヒンジ）、両手首（ヒンジ）、胸部、両股関節（ヒンジ）、両大腿、両膝（ダブルジョイント）、足首（ロール）と多く、ポージングの幅も広がっている。



アクセサリーは、プロトンパック、トランシーバーに加え、レイと言えばやはりエクト・ゴーグル。
プロトンビームストリームも付属しているが、本来あるべき銃口部に穴が空いていないため、差し込むことができない。



背中のプロトンパックは別パーツで成型されているが、フィギュア本体からは取り外しはできない仕様になっている。

画像ではわかりにくいし、実物はもっとわかりにくいが、レーザー銃の部分は、三角形のパーツにはめ込むことで一応バックパックに装着できるようになっている。
もっと分かりやすい方法もあると思うのだか、再現性に拘ったのだろうか。



また、コンパチの手首として、素手タイプが左右各３種類、絶縁手袋着用タイプも左右各２種類が付属している。

なお、トイフェア等の画像では、胸元をはだけた状態(といっも中はTシャツ)のレイの画像もあったので、もしかして今後バリエがリリースされる可能性もなきにしもあらず。



正直、NECAあたりから発売されるとばかり思っていたのだが、予想に反してとはいえ、ダイヤモンド・セレクト社からこうしてクオリティの高い７インチ版が発売されたのは嬉しい限り。

今回はレイとウィンストン（とルイス）だったが、６月にはベンクマンとスペングラーも予定されているようなので、是非そちらも購入してメンバーを揃えたい。

なお、シリーズは全１２体(？)であり、全部揃えると巨大なジオラマができるそうなのだが、飾る場所をどう確保するか、今から悩んでいる次第である。