16.01.09 MARVEL LEGENDS SERIES 3.75 INCH : IORN MAN

謹賀新年。

…年末年始にかけて毎年恒例の風邪を引く。
更に、実家は寒冷地なのでわざわざ拗らせに帰省するようなものである。
まさに自殺行為以外の何者でもない。

そんなワケで新年早々先が思いやられるのもまた毎年のことではあるのだが、本日は新年の更新第一弾として、米ハズブロ社のマーベル…マーベル…マーベル・レジェンズ？！

どうやら開き直ってシリーズ名がマーベル・レジェンズに統一されてしまったらしい、旧ユニバース３.７５インチシリーズのアイアンマンをご紹介。

アイアンマンについては拙ブログで今まで何度となく紹介してきたので、今更キャラクターの紹介など不要だろう。

べ、別にネタ切れとかじゃないんだからねっ。＜なぜツンデレ。

と、言うよりも、下手に生半可な知識をひけらかすと、けいたさんあたりからツッコミまれたうえに失笑を買う恐れがあるのでやめておく。おいおい、うっかり自殺しちゃうじゃないか。



さて、いきなりフィギュアのレビューに入らせて頂く。

素体は以前発売されたアベンジャーズ３体セットのアイアンマン（マーク２）と同じ素体をまんま流用。
更に大元は映画アイアンマン２の公開時に展開された３.７５インチシリーズのファースト・アペアレンス版。



単なるリペイントなのでプロポーション及び造型については特筆すべき点はない。



大きな変更点といえばやはり見ての通りカラーリングか。
マーク２はトニーの成金趣味丸出しのキンキラキンだったが、今回はファースト・アペアレンス版ということもあり鉄色になっている。
しかも、単なるグレイではなく、まるで焼入れをしたようなマーブル模様の鈍色（にびいろ）。



最初見たときは、よもやハズレを引いてしまったのかもと思ったが、どうやらこれがデフォらしいので一安心…なのか？



可動も全く同じなので説明は省かせていただくが、どうしても気になる方は過去の記事を参照いただきたい。大したことは書いてないけど。



マーク２がリリースされた時には、いずれ単品でファースト・アペアレンス版も出るんじゃないかと思っていたが、なぜ今このタイミングなのかは不明。



ファースト・アペアレンス版で、デザイン上、コミックとの整合性で唯一ネックとなっていた左肩のアンテナに関しては、初登場の原作コミック内でも描かれたり描かれなかったり超テキトーな扱いなので特に気にする必要はないのかと。



アイアンマンが活躍した“テイルズ・オブ・サスペンス”誌の４８号で後のマーク３と呼ばれることとなる赤×金の定番カラーのアーマーが登場するまでの短い間、もっぱら活躍したのはキンキラキンの方なのだが、そちらはよく見ると腰周りにスカートを履いたようなデザインだったようだ。カラーリング以外の外観の相違点といえば、それくらいしか思いつかない。

…なのでなおさらこのフィギュアの存在理由が謎。



このカラーリングも見ようによっては確かにリアルともいえるかもしれないが、好みによって評価の分かれるところだろう。



個人的には可もなく不可もないが、いかにも“急場しのぎで作った”感は出ているので、コレはコレでアリなのかとも思う。



近年、原作コミックの方でもクロス・オーバー、ダークレインの中で、エクストリミスを使用しないこの旧型スーツを纏ったトニーが無謀にもアイアン・パトリオット（を着たノーマン・オズボーン）とタイマン張って、当然のようにボコられている。



この記事を書いていて思い出したが、以前、ア○ゾ○でそのエピソードを収録したTPBを予約したのだが、さんざっぱら待たされた上に結局キャンセルされてしまったという苦い想い出がある。

今年あたり、通販限定でもいいからヴィレッジブックスさんでそちらのエピソードを邦訳してくれないものだろうか。