16.01.16 MARVEL LEGENDS SERIES 3.75 INCH : ULIK

本日は前回に引き続き、米ハズブロ社、マーベル・レジェンズ　シリーズ　3.75インチ版から、ロック・トロール族の狂戦士ウリクを紹介。

ウリクは、マーベル・コミックのビッグ・スリーの一角を担う、雷神ソーに登場するヴィランのひとりであり、アスガルドのノーンヘイムに棲むロック・トロール族の最も強大な戦士。

ロック・トロール族はアスガルドの王、オーディンによって地上から駆逐されて以来、地下に追いやられたため、全てのアスガルド族に対して激しく深い憎悪を抱いている。



ウリクは、ロック・トロールの王より、アスガルド侵攻の際、最大の障害になるであろう、ソーの手から魔法の戦鎚ムジョルニアを盗み出すよう命じられ、以後、何度となくソーと激戦を繰り返している。



ウリクはムジョルニアと同じ“ウル”と呼ばれる金属でできたナックルダスター（いわゆるメリケンサック）によって武装しており、狂戦士と化した際にはソーをも凌駕する力を発揮する。



また超人的な強さとスタミナ、耐久性を備え、地下に棲むロック・トロール特有の赤外線を感知する完全な暗視能力を持つ。
公式設定では、身長約195センチ、体重は354キログラム。



さて、フィギュアに関しては、以前紹介したA-ボムや、ライノと同じ素体を流用したもの。



プロポーション及び造形は良好。
もともと足の指が２本という設定なので原作コミックと比較しても特に違和感は感じない。



カラーリング及びペイントも特に問題なし。



可動に関してはマッチョ系フィギュアにありがちなパーツ同士の干渉により、可動範囲が狭くなる欠点の他、この素体特有の股関節の特殊な構造により、足を広げて立たせると筋肉の構造上ありえない形になってしまうのが難点。



まぁ、マッチョ系キャラは大好きだから別にいいんですけどね。



足首にロールが仕込まれているので安定して自立ができるのはポイントが高い。



肩からの腰にかけてのベルトは別パーツで軟素材なので可動の妨げにはならないように配慮されている。



アクセサリーは付属していないが、特に必要もないので問題なし。



モダン版ソーと。どう見ても２mは優に超えている。

前回紹介したアイアンマンを購入する際に、さすがに一体だけでは送料がもったいないので、併せて購入するキャラクターを物色したところこのウリクに白羽の矢が立った。

当初どんなキャラクターか知らなかったためスルーする予定だったが、よくよく調べてみたらソーに登場するヴィランということが判明したので急遽購入を決定。

代理店版ではなく、並行輸入版なのでやや割高なのだが、ボリュームがあるので損をした感じはないのが大型キャラの良いところか。