16.01.25 MARVEL INFINITE SERIES / MARVEL'S SANDMAN

ホトケの顔もサンドマン！～完～

ひっそりと更新。

本日は（って、いつやねん）米ハズブロ社、マーベル・インフィニット・シリーズから、マーベルズ・サンドマンをご紹介。



サンドマンは、マーベルコミックのスパイダーマンに登場するヴィランのひとり。
中の人の名前はウィリアム・ベーカー（William Baker）。ギャングに加わってからはフリント・マルコ（Flint Marko）という偽名を名乗っていた。



ウィリアムは、粗野な隣人の多いニューヨークで生まれ、彼が３歳の時、父親は貧しい家庭に彼の母とウィリアムを残して出て行ってしまう。

ウィリアムはごく小さい内から盗みを覚え、学校ではハッタリや脅し、不正行為を行っていた。
体格と才能に恵まれていたウィリアムスはフットボールの選手として活躍したが、大事な試合での八百長が発覚して大学を追い出された後、ギャングの手先となり、本名を捨ててフリント・マルコと名乗る。



マルコはニューヨークの裏の社会で成功したかに見えたが、ガールフレンドと結婚するために一端は更生する道を選ぶ。だが、今まで犯した一連の犯罪がバレたことにより、逮捕。有罪判決がくだされ刑務所送りになってしまった。

数年間の収監の間に、マルコはますます社会に対して敵対的になり、また、釈放と同時にガールフレンドが彼を捨てて他のギャングのメンバーの元へ走ったことを知る。

残忍な復讐を果たした後、マルコは再び犯罪に手を染め、結局、ヴィランにとってはお馴染みのライカー島の刑務所に収監されることになったが、刑期の途中で排水管から脱獄。新しい人生を求めて南へと向かった。



マルコは官警の目を逃れてジョージア州のサバンナの近くの核試験場に隠れ潜んでいたが、彼が海岸にいた時に実験炉の蒸気システムが爆発。大量の放射線を浴びる。

そして、意識が戻ると身体を砂のようにな物質に変える能力を得ていた事に気がつき、その能力を犯罪に悪用してサンドマンと呼ばれるヴィランになった。



サンドマンは、自らの意志によって体全体や手足を堅くしたり、砂のように分散することができる。また、近くにある砂を取り込むことによってサイズや質量を未知の領域まで増やすことができる。
弱点は水で、激しく大量の水流によって組織の結合力を奪われてしまうが、それによって命を失うようなことはない。



さて、フィギュアに関してはマーベルユニバースの旧タイプの大型素体を使用。
プロポーション及び造型はそこそこ。



カラーリング及びペイントもまずまず。



可動に関しては、首部（ボールジョイント）、両肩部（ヒンジ）、両肘部（ヒンジ）、胸部（ボールジョイント）、両股関節、両膝部（ダブルジョイント）、両足首とやや少な目。

両手が肥大しているため、安定は悪く、スタンドは必須。



全身砂色のバリアントが存在するが、あまり人気はない模様。
管理人も個人的にスパイダーマンのヴィランはあまり興味がない。



購入したはいいが、そのこと自体を忘れて長らく放置。
けいたさんに言われなければ恐らく日の目を見ることがなかったのではないかと思われる不遇のフィギュア。

…まあ、それもこれも全部、怠惰な管理人のせいなんですけどね。