16.07.14 BOSS FIGHT STUDIO VITRUVIAN H.A.C.K.S. / GREEK MYTHOLOGY /SERIES1 WAVE3 : LEONIDAS

いいからなんかやれや(・ε・｀ )

という、けいたさんの血も涙も、そして管理人に貸してくれる金もないお言葉により、本日は、米ボス・ファイト・スタジオのVITRUVIAN H.A.C.K.S. 、ギリシャ神話シリーズ１、ウェイブ３からスパルタの王、レオニダスをご紹介。

レオニダスと言えば、あのストップモーションでお馴染みのザック・スナイダー監督作品“300（スリー・ハンドレット）”で有名なスパルタの王。



スパルタは、現在のギリシアのペロポネソス半島南部スパルティにあった、古代ギリシア時代のドーリス人による都市国家（ポリス）のひとつであり、自らはラケダイモーンと称した。

古代ギリシアで最強の重装歩兵軍を誇り、ペルシア戦争ではギリシア軍の主力であったとされる。
ペロポネソス同盟の盟主となり、アテナイを破って一時期はギリシア世界に覇を唱えた。
他のギリシャ諸都市とは異なる国家制度を有しており、特に軍事的教育制度は「スパルタ教育」として知らていれる。



スパルタでは、子供は国の財産として珍重されており、7歳になると厳しい軍事訓練を課せられ、その過程で体に障害を生じた場合は殺害し、残ったものだけを市民として育てた。

まず、親は自分の子供を自由に育てる権利を持たず「子供は都市国家スパルタのもの」とされ、生まれた子供はすぐに長老の元に連れて行かれた。
そこで健康だと判定されれば育てる事が許されたが、病身でひ弱な子供は「生きていても国の為にならない」として、ターユゲトンのもとにあるアポテタイの淵に投げ捨てられた。



無事7歳になった子供たちは軍隊の駐屯地に集められ、同じ規律の下で生活と学習も一緒に行われた。そこでの規律は「命令服従すること」「試験に耐え、闘ったら必ず勝つこと」などで、頭は丸刈りにされ、訓練は下着姿に裸足のまま行った。
12歳になると、下着はなくなり全裸となり、沐浴も禁止された。また、上官による体罰 も全裸で行われた。



また、意図的に十分な食事を与えず、大人の食事や畑の作物を盗ませるようにした。これは、盗みによって兵士の能力としての大胆さや狡猾さを身に付けさせるためであったとされる。しかし、盗みに失敗すると全裸のまま鞭打ちにされたらしい。



教育は成人するまで続き、町でも駐屯地にいるのと同じ生活を求められ、公人として国に仕えているという自覚を常に求められた。
20歳になると部下を持ち、戦争の時は指揮し、家では彼らを召使いにした。



女性も「強い子供を産める母体の育成」のために幼少期から厳しい体育訓練を受けていた。また、他のポリスと比べて女性の権利や地位はある程度認められていたといわれる。（以上、いつもの如くwikiから引用。）



さて、フィギュアに関しては、大きさはＳＷＢＦ（スターウォーズ・ベーシックフィギュア）やＭＵ（マーベル・ユニバース）と同じ、３．７５インチから４インチ程度。

但し、値段は約倍。



それもそのハズで、かなりクオリティが高い。

プロポーション及び造型は秀逸。細部にまで微に入り細を穿つデキ。
筋肉の筋、盾の裏側まで全く手抜かりなし。



ヘルメットは着脱可能で、レオニダスの素顔は髭面イケメン。



カラーリング及びペイントも秀逸。ムラやハネは一切なし。肌の色こそ成型色だが、筋肉の筋によって生まれる陰影のせいか、のっぺりした感じはない。



可動に関しても非常によくできており、首部、両肩部（ヒンジ）、両肘（ヒンジ）、両手首（ヒンジ）、胸部、胴部、両股関節部（ヒンジ）、両膝（ダブル・ジョイント）、両足首（ヒンジ）と多彩。



アクセサリーとして、ヘルメット、シールド、スピア、剣２種、短剣と短剣用の鞘が付属。鞘はベルトで肩に襷がけできるようになっている。

自立も可能だが、さすがに装備が重いので専用のスタンドも付属している。



盾と槍を持たせるといかにも重装歩兵らしくなる。



装備を外すとこんな。ちなみに胴の鎧とスカート、脛当ても外す事が可能。
下は黒パンツ一丁なのだが、そんな画像を見せても誰得なのかわからないので割愛。



ちなみにこの素体は色や頭部や装備を変えて様々なバリエーションがある。
素体の流用で荒稼ぎするつもりなのだろうが、デキがデキだけに、思わず揃えたくなってしまう。



このレオニダスのフィギュアだけを見ると、いかにも古代ギリシア軍のフィギュアのようだが、実際にはガイコツ戦士やゴーゴン三姉妹等もあり、ぐっとギリシア神話っぽくなる。
問題は値段が高くておいそれと購入できないところなのだが。



サイトを見ると、ギリシア神話だけではなく、今後はファンタジーなども展開するようなので、是非とも注目したいメーカーではある。