或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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米ハズブロ社のマーベル・ユニバース・シリーズ3の紹介が終わった頃に今度はいつもお世話になっているショップさんのHPでキャプテン・アメリカのフィギュアを発見。
夜勤明けの寝ぼけた頭で一昨日の昼に発注して昨日に届く俊敏さ。
ショップさん、侮り難し!
そんなワケで本日は米ハズブロ社、キャプテン・アメリカ・コミック・シリーズ1からキャプテン・アメリカ。
この秋公開の映画には登場しない、コミック版コスチュームのキャップを紹介。
キャプテン・アメリカの本名はスティーブ・ロジャース。
生まれつき虚弱体質であったが、第二次世界大戦中、母国のためにナチスドイツと戦う事を決意し、入隊を志願するものの、徴兵基準を満たせず敢え無く不合格となる。
しかし、その熱意を見込まれ、研究段階の超人血清の被験者として選ばれ、見事成功。超人的な身体能力を持つヒーローとして生まれ変わる。
超人血清(または超人兵士血清)の効果により、ロジャースは強靭で丈夫な身体となり、その身体能力や反射神経は一流アスリートを凌ぐほど俊敏かつ敏捷である。
また、ベンチプレスは補助なしで500キロを上げ、 新陳代謝機能も強化されているため、筋肉疲労度が少なく、その結果常人を遥かに超えた耐久力を持つに至っている。
その耐久力は第二次世界大戦末期、爆発する飛行機から放り出され、氷漬けになった状態で何十年も仮死状態のまま生き続けることができたほど。
また、超人血清の影響により、アルコールを摂取しても酔っ払うことがなく、病気に対しても強い免疫力を持っている。
キャプテン・アメリカのハデなコスチュームは、星条旗をモチーフとしており、これはキャップの宿敵であるヴィラン、ナチスドイツのレッドスカルが、恐怖の象徴として赤いドクロのマスクを被っている事に対抗したものである。(決して伊達や酔狂ではないのだ。)
キャップは、大戦中にルーズベルト大統領から贈られたヴィブラニウムの合金で作られた円盤形の盾を所持している。この合金は偶然の産物で、複製は不可能。有名なアダマンチウムは、ヴィブラニウムの複製を作ろうとした過程でやはり偶然生まれた金属であるらしい。
この盾は防御に使用するほか、フリスビーのように投げて敵を攻撃することができ、(原理はわからないが)ブーメランのように手元に返ってこさせることさえできる。
コスチュームは燃えにくい素材でできており、その下には防御力を高めるためにジェラルミン製のスケール・メールを着用しているため、表面にはウロコのようなモールドがある。
さて、フィギュアは実はちょっとビミョー。
造型、プロポーションは特に問題はないのだが、個体差なのかペイントがやや荒い感じ。
可動に関しては、なぜか手首の可動がオミット。普通、手首の可動がない場合は、グローブの付け根に横回転軸を設けるところだが、それすらもない。
これはアクション・フィギュアとしてはちょっと致命的な欠点だろう。
股関節の可動は新しい試みがなされており、従来のマーベル・ユニバースのフルポーザブルとヒンジの中間といった形状で、安定性についてはプラスだが、可動面ではマイナス。
独特のクセがあるために、慣れるまでにちょっと思考錯誤が必要かも。
アクセサリーとしてシールド(盾)と、フィギュア・オリジナルのミサイル・ユニットが付属。
シールドには内側に軟素材でできた可動式のパーツがあり、輪の部分をはめこんで、手首に固定できるようになっている。
また、それとは別に凸部を背中のホールに挿して、シールドを背負った状態も表現可能。
…ただし、どちらもハズレやすいのが欠点だが。
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3回ほど引っ張ってきた米ハズブロ社、マーベル・ユニバース・シリーズ3も本日でラスト。
大トリを務めるのは、黙示録の魔人アポカリプス。
マーベル・コミックのクロスオーバー“エイジ・オブ・アポカリプス”やX-メンシリーズのフランチャイズたる“ケーブル”において世界を支配する最強のヴィラン(悪役)…のひとり。
アポカリプスの本名はエン・サバー・ヌール。
本名あるのかよっ?!
…と突っ込むアナタは正しい。が、実はタイミングがまだ早い。
彼はミューンタントとはいえ元人間。
はい、皆さんご一緒に、
し か も 人 間 か よ っ。
もともとは古代エジプト時代の孤児のひとりであり、砂漠に捨てられていたところをを遊牧民に拾われる。
その後、オジマンディウス王の奴隷になるが、ミュータント能力に目覚め、古代のテクノロジーを手に入れるためにオジマンディウスから王座を奪い、逆に自らの行動を記録させるための奴隷と化した。
分子構造を自在に操り、自分の体を自由に変化させることができる。
また、時速約800キロのスピードで動く事ができ、テレポート能力を持つ。
テレポート能力があるのに、時速800キロで動く意味があるのかどうかは疑問だが。
加えて、ハルク並のパワーを持ち、知能も高い。
なるほど、ヴィランだけに非常にイヤなヤツである。力があって頭がいいとなると、これでもしイケメンだったら例えヴィランでなくても決して好きになれそうもない…個人的な意見だが。
さらに不老に近い超長寿のミュータントであるエクスターナルの一人。
第二次大戦中にヘルファイヤークラブに発見されて現代に蘇り、X-メン達と熾烈な戦いを繰り広げていく。
「適者生存」をモットーとしており、非常に冷酷だが、その行動規範は信念という美学に沿っているらしい。
さて、フィギュアは見てのとおり画面からはみ出しそうな迫力。
…管理人のセットが狭いせいもあるのだが。
造型、プロポーション、カラーリング、ペイントいずれも良好。
特にマッシヴな体型は管理人の好むところだ。
過去に紹介したハルクやジャガーノート、サノスにひけをとらない重量級キャラクターである。
…さすがに旧トイビズ社のマーベル・レジェンドのビルドには敵わないが。
アクセサリーの類は付属していないが、本体だけで十二分のような気がする。重量級のキャラクターのご多分にもれず、あまり役に立ちそうもないスタンドが付属。
可動は標準的なマーベル・ユニバースのフルポーザブルだが、プロテクターから伸びたケーブル(前回紹介したフィギュアではない)が多少可動に干渉している。
ケーブルでないケーブルと。(紛らわしいなぁ。)
ケーブルもかなり大きなフィギュアだが、アポカリプスと、やっぱり比較すると迫力が異なる。
前回正体不明と書いてしまった
現在はかわいらしい少女に成長している。
更にサイクを加えてみる。
こうしてどんどんフィギュアが増えていくのを眺めるのは楽しいが、それにともなって散財する管理人はヨメから、
買い物依存症の嫌疑が掛けられている。
故合って週末は会社に泊まり込み。
仮眠室ではイビキがうるさいという理由で迫害され隔離。
一夜明けて朝日を浴びた瞬間、
8年目のセミの気持ちがよくわかった。
本日は、前回に引き続き、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース・シリーズ3からケーブルを紹介。
ケーブルの本名は、ネイサン・クリストファー・チャールズ・サマーズ、もしくはネイサン・ディスプリング・アスカニサン。
ん?サマーズ?と聞いてピンときたあなたは鋭い。
ケーブルは、前回紹介したサイクロプスことスコット・サマーズと血縁関係にある。
父親?叔父?
…いえいえ、答えは息子。
えええ?見るからにオヤヂじゃん?!
と、驚いたあなたは正しい。
実は彼は未来からやってきたのだ。
話せば長くなるのだが、ケーブルはサイクロプスとマデリーン(ジーン・グレイのクローン)の間にできた子供であり、ミュータントによる世界支配を企むヴィラン、アポカリプスに拉致され、全身を金属の機械に蝕まれるオーガニック・テクノ・ウィルスに感染させられてしまう。
現代の医療技術では治療不可能な病に冒されたたケーブルは、39世紀の未来に送り込まれるのだが、未来世界は既にアポカリプスに支配されており、さらに治療のために造り出されたケーブル自身のクローンが、またもやアポカリプスに連れ去られ、アポカリプスの養子、ストライフとして育てられてしまう。
ケーブルは未来世界でアポカリプスやストライフと戦い続けるうちに、いつの間にやら父であるサイクロプスより年をとってしまったが、全然決着がつかないため、業を煮やして、まだ世界を支配していない頃のアポカリプスを斃すために過去に遡り、現代のX-メン達と共闘する。
…いつもながら客観的に見るとムチャクチャなストーリーだな。
さて、ケーブルのフィギュアは、今は亡き米トイビズ社のマーベル・レジェンズでも一度フィギュア化されてはいるが、管理人は所持しておらず、3.75インチがケーブル・デビュー。
マーベル・ユニバース発売当初の、オモチャオモチャしていた造型から格段に進歩しており、6インチにも引けをとらないデキになっている。
造型、プロポーション、カラーリング、ペイントいずれも良好。
オヤヂキャラの渋さが光っている。
アクセサリーとして、名称はわからないが、大小の銃器と、
スピア(槍)が付属。
ケーブル自身は、サイクロプスとマデリーン(及びそのオリジナルであるジーン)の力を受け継いでおり、左目からオプティック・ブラストを放ち、テレパシーとサイコキネシスの能力を持つが、そのほとんどの能力を前述のオーガニック・テクノ・ウィルスの進行を抑えるために費やしているため、危急の際を除いては専ら銃器によって戦っている。
そして、よくわからないがオプションとして付け替え用の胸あてに正体不明の赤ん坊が。
子連れ狼ですかっ?!
父親であるサイクロプスと。
アポカリプスとの一戦で、サイクが死んでしまったため、ケーブルはX-メンに残留することになってしまったらしい。
とばっちりだな。
ソーのフィギュアの紹介が終わった頃を見計らったが如く、いつもお世話になっているショップさんから新作の入荷案内が届く。
ナイスタイミングだが、サイフはイタイ。
計画停電の影響で、今年の夏のボーナスが、リアルに“棒を挿した茄子”とかになったりしたら、
6月にして気分は既にお盆だ。
さて、そんなこんなで本日は、米ハズブロ社マーベル・ユニバース、シリーズ3から、サイクロプスを紹介。
今回はなんと、ジム・リー版サイク!
ファンの方ならご存知の通り、アメコミは日本の漫画と異なり、ライター(シナリオ)、ペンシラー(下書)、インカー(スミ入れ)、カラリスト(着色)、レタラー(セリフ)などの分担作業で制作されているため、アーチストによって画風がガラリと変わってしまう。
日本でも比較的知名度の高い「X-メン」シリーズにおいても、当然、何人ものアーチストが制作に関わっているわけだが、その中で最も人気の高いペンシラーのひとりが、韓国系アメリカ人のジム・リー氏。
“アンキャニー・X-メン”と呼ばれていたタイトルが、第2シリーズを境に、単なる“X-メン”に変更されるのに合わせ、当時ペンシラーを担当していたジム・リーは、サイクロプスをはじめとするメイン・キャラクターのコスチュームを一新。
そして、その新しいコスチュームは、多くのファンから熱狂的に受け入れられることとなる。
んで、その時にデザインされたサイクのコスチュームが今回紹介しているコレ。
それまでは全身タイツのタコ坊主みたいだったサイクが、よりモダンに、スタイリッシュにカッコ良く生まれ変わり、もう、サイクといえば、コレが決定版というほど定着してしまった感がある。(もちろん管理人の独断だが。)
思い切り話が前後してしまったが、サイクロプスは、ミュータントのヒーロー・チームであるX-メンのリーダーで、本名はスコット・サマーズ。
リーダーの割には今ひとつ押しが弱く、人気キャラクターのウルヴァリンに押され気味であるものの、彼をミューンタントたらしてめている特殊能力である、両目から放たれる怪光線“オプティック・ブラスト”は、本気になれば山をも崩す威力を持つとさえ言わていれる。
彼はまだ本気だしてないだけ(?)。
…ヤレばデキる子なのだろうか?
ただし、幼少時に飛行機事故により頭部に損傷を受けてからそのパワーはずっと制御不能。
特殊なバイザーによりコントロールしているが、バイザーを奪われたり破壊されたりして、しばしば暴走してそのパワーを持て余すこともある。
ちなみにサイクロプスとはギリシア神話等に登場する一つ目の巨人のことで、そのまんまバイザー装着時の見てくれから、プロフェッサーが命名したと思われる。
映画『X-メン3』では、意外にあっさりと死んでしまい、その扱いの軽さに驚いた方も多いのでは。
管理人も、きっとそのうちに何かの拍子で復活すると思って観ていたら、結局最後の最後まで死んだまま終わってしまい、ちょっと意外。
ちょっとだけだけど。
それこそ最後の最後でプロフェッサーが復活した事に比べると、エラい違いだ。
さて、当のフィギュアはというと、プロポーション、造型、カラーリング、ペイントいずれも良好。
可動も標準的なマーベル・ユニバースのフルポーザブル・タイプ。
コスチュームの肩から腰にかけて装備されたベルトは別パーツで成型されつつも、可動の妨げにならないように配慮されている。
大腿に巻かれたベルトも、モールドではなく別パーツで、丁度、大腿部の横回転軸を隠す形になっている。
X-メン・オリジン版のコロッサスと。
コロッサスの背丈がやや足りない気もするが、並べて飾ると結構いい感じ。
この調子で他のメンバーも順次揃えたいところなのだが、入れ替わり立ち替わりに増えていく、どこぞのアイドルグループのようなチームなので、とてもではないが、全部揃えていた日にはサイフの中身が追いついていかないだろう。
前回、前々回と続いた米ハズブロ社のソー・ベーシック・フィギュア・シリーズ、トリとなる本日は、インベーション・フロストジャイアント。
神々の国アスガルドに侵攻(インベーション)してきた巨人族。
ソーの世界観は北欧神話をベースとしているため、登場人物も同神話に由来していることが多い。このフロスト・ジャイアントも北欧神話に登場する巨人族で、神々とは敵対する立場にある。
フロスト(霜)の巨人(ジャイアント)と呼ばれるとおり、北欧の冬、極寒の地における自然の猛威を象徴しているのだろう。
北欧神話ではアスガルドは時々、巨人族から侵攻を受けて危機にさらされるが、ソーやロキらの機転によって難を逃れている。
映画でソーのライバルとなるロキは、北欧神話におけるトリック・スター的な役割を担う人物で、このフロスト・ジャイアントと同じく巨人族の出身でありながら、神々の王たるオーディンと義兄弟の関係を結んでいる。
時折酷い悪戯で神々を危機に陥れる一方、その窮地を救うなど矛盾した一面を見せている。
巨人族は“巨人”と呼ばれながらも、いくつかの伝説や神話においては人間と同じ背格好であると描写されているようだ。
また、敵対しているはずの神々と交流や婚姻関係もあるらしい。
映画では敵ザコ・キャラ扱いかと思われるが、一応巨人らしく大きな体躯となっているようで、トレーラーを見る限り複数体登場する模様。
フィギュアは非常に良いデキで、プロポーション、造型、カラーリング、ペイントいずれも良好。
可動も標準的なフルプロポーザルタイプで、シンプルな造型であるため、パーツ同士が干渉しあうようなこともなく、自立時の安定感も十分。
アクセサリーとして、ヘルメット(兜)、氷のクラブ(棍棒)、氷の盾(シールド)が付属。いずれも氷をイメージしたクリア素材。
ヘルメットをとるとこんな。
身体の色のせいか、露出の多いコスチュームのせいか、なんとなく、アバターを彷彿させる。
色違いでデラックス・フィギュアもあるようだが、個人的にはこちらのノーマル版のカラーリングの方が好み。
押し出しが立派なキャラクターなので、ロキのフィギュアの後ろに2体くらい侍らしたい感じ。
ソーと並べて比べると、その大きさがわかる。
アンソニー・ホプキンス演じるところのオーディン神や、ロキのフィギュアも欲しいのだが、予算の都合で今回は見送り。
シリーズ2が出たら再度検討したいが、そこまでサイフが持つかどうか非常に怪しい。