或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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Groovy!
本日は、米ネカ社、エビルデッドⅡアクション・フィギュア・シリーズ2から、ヒーロー・アッシュ。
映画“エビル・デッドⅡ”(邦題:死霊のはらわたⅡ)の終盤、死霊の操り人形と化したヘンリエッタと戦うために、チェーンン・ソーとソードオフ・ショットガンで完全武装、文字どおりヒーローと化した主人公アッシュをフィギュア化。
以前、米マクファーレン社が同じコンセプトで7インチのフィギュアをリリースしているが、そちらは映画第三作目“アーミー・オブ・ダークネス”(邦題キャプテン・スーパーマーケット)の序盤におけるアッシュであり、似て非なるもの。
オリジナルのヒーロー・アッシュといえば、やはりコチラだろう。
また、ポーズがほぼ固定であったマクファ社の製品に比べて今回のフィギュアは可動部が格段に増えている点が嬉しい。
当初、ネカ社では、マクファ社のようにプロポーション重視で“動かないアクション・フィギュア”路線を踏襲していたが、最近は時代の流れを受けて、可動重視の傾向が強くなっているようだ。
もともとマクファ社にいた原型師を引っこ抜いたというだけのことはあり、フィギュアのクオリティは折り紙付き。今では往時の勢いを失った同社の代わりに、こと7インチのフィギュアにおいては業界を牽引する立場となっている。
ターミネーター、ロボコップ、エイリアン、プレデターなど、マクファ社では為し得なかった版権や肖像権の問題が次々とクリアできるのは、ひとえに大手の強みだろう。
マクファ社のファンであった管理人にとってはフクザツな心境ではあるが、結果オーライで今後も頑張ってもらいたいものである。
さて、フィギュアに関しては、比較的よくできた部類だが、今ひとつ評価が消極的にならざるを得ないのは、やはり顔のクオリティがいまひとつだからか。
決して似てないワケではないのだが、販促画像やパッケの画像に比べると、やはり見劣りしてしまうのが非常に残念。
フィギュアは顔が命だけに、もう少し頑張って欲しかったところ。
しかし、その他プロポーションや造型はすこぶる良好で、千切れた衣服や服の間から覗く身体の造型は秀逸。
胸毛や腹毛まで再現されているのはさすがにどうかとも思うが…(笑
全体的なキズや汚れも控えめになっており、小奇麗…とまではいかないが、見苦しくない程度に抑えられている。
死霊に取りつかれ、自ら切断した右手の代わりに装着したチェーンソーは、ハンドルが軟素材になっており、両手持ち…というか、左手を添えることも可能。
他にもアッシュ愛用のソードオフ・ショットガンが付属しており、背中のホルスターに収納することができる。
ソードオフ・ショトガンとは、銃身を短く切り詰めたショットガンのことで、銃口付近にあったチョーク(絞り)をなくすことにより、銃口から発射された直後に弾を拡散させ、至近距離での殺傷力を高めている。
また、銃身を短くすることで、屋内などの狭所で扱いやすいという利点もある。
但し、このフィギュアの場合、うまく左手に持たせる事が難しく、無理に持たせようとするとトリガー・ガードが折れてしまうので、扱いには注意が必要。
なんだかんだ文句も多いが、ずっと販売を待ち続けたフィギュアだけに、映画のファンとしても入手できたのは嬉しい限り。
以前紹介したシリーズ1のように、瞳にホワイトを入れるなどすれば多少マシになるので、腕に自信がある方は試してみるのも良いかもしれない。
あ…アクセサリーとして鹿の頭のはく製が付属しているのだが、撮影を忘れたので、近いうちに画像を追加しておくことにしたい。
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