或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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皆さんコンバンワ。“今日の7インチ”のお時間です。
コメンテーターはお馴染み管理人こと“ばん”でございます。
のっけからワケのわからんノリですが、本日は、米ネカ社プレデターズ・シリーズ1からクラシック・プレデター。
ロバート・ロドリゲス監督による“プレデターズ”はプレデターの単独作品としてはシリーズ3作目となる。
確か、ハリウッドの2大クリエーチャーの双璧、エイリアンの2作目は原題は“エイリアンズ”だったので、どっかでナニかがカブってるような気がしないでもない。
未観賞だが、恐らく映画には複数のプレデターが登場するのだろう。
キャッチフレーズは“今度は嬲り殺しだ!”ってこれはウソ。
映画に登場する新型(?)プレデター達と同時に発売された、映画1作目のオリジナル・プレデター。
このタイプのプレデターは、映画3作目にも登場するらしいが、正確にはオリジナル・プレデターと同じ姿の別のプレデターらしい。
“プレデターズ”の時代設定は、1作目よりも後の話のようなので、そうすると別人…というか別の個体と考えるのが至極妥当だろう。
さて、フィギュアはネカの技術をあますところなく注ぎ込こまれており、造型、プロポーション、ペイントいずれも良好。
細部のクオリティは流石にマクファーレン社に及ばないものの、可動と造型を両立させているあたりはさすがにネカ、立派なもの。
可動を主体とした昨今の6インチに比較して下半身の可動はやや物足りない感じがするが、プロポーションを重視した結果だろう。
個人的には映画系の7インチ版はガシガシ動かすよりも適度なポーズをとらせてカッコ良く飾るのが好きなタイプなので、そこらへんは特に気にならない。
マクファ社の活躍がここのところ、コチラ方面ではあまり芳しくないため、事実上7インチフィギュアは現在のところネカ社が牽引しているような状態。
ネカのフィギュアを紹介する度にマクファを引き合いに出すのもナンだが、やはりお互いに競ってこそ発展するというものだろう。
それこそアメトイ業界のエイリアンvs.プレデターではないが、鎬を削って欲しいものだ。
眠れる獅子と化しすマクファ。もしかしてこのまま永眠してしまうのではないかと一抹の不安を感じる…。
まぁ、ネカの造型師、マクファから引っこ抜かれたみたいだから、共食いみたいなもんだけどね。
版権の安いゲームのフィギュアばかり造ってないで、是非、本来のグチャグチャ・ドロドロ路線を再開して欲しいところ。
さて、フィギュアの話。
左肩のプラズマキャスターは着脱可能。
外すとスマートなシルエットになる。
映画1作目でもシュワルツェネッガー演じるダッチとタイマン張る時は外してたし。
右腕のリストブレードは引き出して延ばすことができる仕組み。
但し残念ながら左腕のコンパネは開くことができない。
ちなみに、額の縦の二本線の模様のプリントがやや左にズレている。
個体差かとも思ったが、いろんなショップさんのパッケ画像で確認する限り、どうやらみんなズレているようだ。
大腿に分割線があり、その部分に回転軸が設けてある。
大腿のアーマーは分割された大腿の下部に固定され、かつ軟素材のため、可動の妨げにはならない。ちなみにお尻の布も軟素材。
膝はヒンジ、足首はボールジョイントなので、接地性は高く、安定して自立させる事が可能。
当然、プラズマキャスターも単独で可動でき、可動域もそこそこ広い。
アクセサリーをガメてきました。
背骨ごと引っこ抜かれた血まみれのドクロ。
一気に生臭くなりましたね。
流用元は当然、マクファ社のプレデターだったり。
やっぱり、ネカにはここまでやれる勇気がないかな?
大資本ゆえの限界か?
そう言えば、往時のマクファは規制ギリギリの線で踏ん張っていたような。
今考えてみれば有限会社としても必死だったんだろうな…。
見にくいけれど、左肩から袈裟がけに、正体不明の動物のホネで造ったアクセサリーを追加。これもマクファ社のプレデターから。
こうした細かな拘りがマクファのすごいところ。
ところで、このフィギュア、口の周りに分割線があるので、多分、今後もマスク版やら何やらのバリエがリリースされそうな予感。
是非、シュワルツェネッガーや、エイリアン2のマリーンについてもフィギュア化して欲しいところ。
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