或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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リーサル・ウェポンシリーズのシェーン・ブラック監督、ロバート・ダウニー・Jr主演の映画『アイアンマン3』。
管理人は今日から三連休ということもあり、本日、劇場で鑑賞。
ストーリーは、アベンジャーズ事件から1年後。アイアンマンことトニー・スタークはスターク・インダストリーズ社の経営を恋人であるペッパー・ポッツに任せていた。
トニーはロキやチタウリという人外の敵との戦いでPTSDを患い、不眠症やパニック障害に悩まされながらも、将来現れるかもしれない未知の敵に対する不安にかられ、新アーマーの開発に没頭する毎日を送っていた。
一方、各地のアメリカ軍基地に対し爆破テロを繰り返し、電波ジャックによる犯行声明を行うマンダリンというテロリストが現れる。
ジェームズ・ローズ中佐はアメリカ大統領の命を受け、ウォー・マシーンを改良し新たにアイアン・パトリオットと命名されたアーマーを使って、マンダリン一味を追うのだが…。
さて、映画の内容に関しては、予想を裏切り、期待を裏切らないエンタメの原則に忠実に則った良作。
しかし、色んな意味で色んなものの扱いがぞんざいな気がした。
例えば、アーマーの型番がいきなりマーク42。
アベンジャーズの最後の時点でマーク8なんだから、一体一年間でどんだけアーマー開発したんだよ、みたいな。(なお、この伏線はもちろん劇中で回収される。)
また、ウォー・マシンのリペイントでアイアン・パトリオットってなんやねん。
おまえはどこのハズブロかっつーの。
もしかして、現実がフィギュアに追いついたのかもしれないが。
コミックのアイアン・パトリックは、トニーの研究室から盗まれた試作品のアーマーであり、実は悪役なのだが、その設定も実は映画の中でちょっとだけ活かされている。
更に今回の敵はAIMとマンダリンである。
映画第1作目のテロリスト集団“テンリングス”の名も、実はマンダリンの十本の指に嵌められた特殊能力を持つ10個の指輪に由来している。
マンダリンといえば、アイアンマンの原作コミックでも活躍する、超有名なヴィランのひとりなのだが…。
…いいのか、それ?(色んな意味で)
ツッコミどころ満載だが、スタン・リーもカメオ出演しているし、今回はクレジットの後にオマケ映像も見逃すことなく鑑賞できたので、よしとする。
やはり監督が変わったせいか、映画の雰囲気も前作までとは一味違う。
良いのか悪いのかは判断に困るところだが、個人的には、ストーリー性が重視された分、やはり、色々な面でアメコミの映像化としての利点が損なわれてしまった気がしないでもない。
まあ、面白いか面白くなかったかと言えば、もちろん面白かったのだからいいのだが。
…今からでも遅くないから3.75インチの可動フィギュアを出してくれ。
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