或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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ライトセーバーがない。
本来は、ブリスター内フィギュア本体の前を斜めに横切るようにライトセーバーが梱入されているハズなのだが、どうやらエラー品を購入してしまった模様。
急いでショップさんに連絡を入れるが、
「不良品による交換は商品到着から一週間程度までです。悪しからず。(意訳)」
とのこと。
購入したのは1月だから、そりゃ流石にムリだわ。
ムリ言ってスミマセン>ショップさん。
そんなワケで、本日は、米ハズブロ社、SWBF、ザ・ヴィンテージ・コレクションからキット・フィストー。
映画EPⅡ~Ⅲに登場した、ノートランのジェダイで、EPⅢではジェダイ・マスターとしてジェダイ・カウンシルのメンバーも務めている。
ノートランは水陸両棲のエイリアンだが、ノートラン語は水中でしか正確な発音が伝わりにくいため、地上では寡黙になりがちで、意思を伝える必要がある場合は共通語を使う。
また、ノートランの特徴とも言える頭部の触手は感覚器官であり、相手の感情や次の行動を察知することができる。
更に水中であれば、相手から分泌されるフェロモンを読みとることで、より正確な意思疎通の助けとなるが、空気中ではその能力は機能できないようだ。
キット・フィストー自身は、高潔で信頼が厚く、銀河元老院の議長に進言することのできる立場にあったうえ、剣士としての腕も超一流であった。
映画EPⅢ“シスの復讐”では、パルパティーン逮捕に向かうが逆に返り討ちに遭ってしまう。
サシー・ティンやエージェン・コーラが瞬殺されたのに比べ、やや長く持ちこたえたところを見ると、ヨーダやメイス・ウィンドゥに比べると流石に劣るものの、やはりそれなりに遣い手だったのだろう。
さて、フィギュアは、その独特の頭部の形状のせいか、重心が不安定なため、デジカメでの撮影にあたって奮闘するも、ついに自立させることを諦めざるを得なかった。
その変わりと言ってはナンだが、ローブの形状がパッキングの状態から
すでに安定しており、ジェダイのフィギュアの中では珍しく360度良好な状態。
造型、プロポーション、カラーリング、ペイントはいずれも良好。
特に頭部の両棲類的なヌメヌメした感じが良く出ている。
キット・フィストーは映画EPⅡとⅢでは顔の造りがかなり異なっており、今回のフィギュアはEPⅡ版らしいのだが、顔の造りはどちらかというとEPⅢ版に近い造型となっている。
バックカードの画像と比べてもその違いは一目瞭然だろう。
可動に関しては、標準的なフルポーザブルだが、触角が干渉して頭部の可動はほぼ死んでしまっている状態。
また、上着のベスト形状が腕の可動に干渉してしまい、ライトセーバーの両手持ちを困難にしている。
アクセサリーとして、ライトセーバーの柄と、緑の光刃を出した状態のライトセーバーが付属…しているが、冒頭で述べたとおり、ハズレを引いてしまったので柄の方だけ。
この柄も、光刃の射出口から緑のクリア素材が覗いているところを見るとどうやら、一体成型のライトセーバーをブッタ切って使用している模様。
撮影に使用しているライトセーバーは、ROTS版のキット・フィストーのフィギュアから流用したセパレート式のもの。
ライトセーバーの柄が腰につけたままになっている矛盾は華麗にスルー。
<左> TVC版 <右>ROTS版(リペ)
ROTS版のキット・フィストーと。
ROTS版では、足首の可動がオミット。また、身長もかなり低め。
公式にはキット・フィストーの身長は1.96mらしいので、大きさ的には設定に近づいた感じか。
自立が難しい点や、可動に難はあるものの、造型的には非常に素晴らしいので、欠点を差し引いてもジェダイ・マスターやキット・フィストーのファンにはオススメの逸品だろう。
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