22.05.09 BOSS FIGHT STUDIO VITRUVIAN H.A.C.K.S. : CONAN THE BARBARIAN (CUSTOM)

まぁ、やったもん勝ちでしょ(´-ω-`)

…とは言いつつも、さすがに説明不足が過ぎるだろうという事で、密かに補足。
一見様にもやさしいブログ、その名も“ばん’ず・これくしょん”。



フィギュアは先日発売されたばかりの米ボスファイトスタジオ社、ヒーロー・ハックスのターザンの上半身と、以前紹介したVITRUVIAN H.A.C.K.S.シリーズ２のヴァンダーの下半身及びアクセサリーを使用した、いわゆるキットバッシュ。



だったらまずは新作であるターザンのフィギュアを紹介するのが筋なのだろうが、最初からキットバッシュを目的に購入したようなものなので、管理人の好みを優先させて頂いた。
ちなみに最近の同社の製品はジョイント部分がやたらと固く、嬉々としてカスタマイズしたはいいが、元に戻すのが面倒になったという説もある。もちろん管理人の都合なのだが。


ところで、ボスファイトスタジオの主力製品であるVITRUVIAN H.A.C.K.S.シリーズは、先頃汎用素体のバージョンアップ版が導入されたのだが、幸いなことに新旧の素体はパーツの互換性があり、アクセサリーはもちろん、体の各部位も交換可能となっている。
もっとも、新素体は下半身のパーツ、具体的に言えば大腿部と足首に改良が加えられているため、下半身を旧素体と交換したのではその恩恵に与れず意味がなかったりする。



このカスタムフィギュアはアメリカのパルプマガジン作家、ロバート・E・ハワードの創出したキャラクター、コナン・ザ・バーバリアン（蛮人コナン）をイメージしたもの。
ちなみに“コナン”でググると十中八九「見た目は子供、頭脳は大人」がキャッチフレーズの「事件現場を荒らしまわる変なガキ」の方がヒットしてしまうので注意が必要。



コナンシリーズはハワードの代表作のひとつであり、約１万２千年前の地球、アトランティスが海に没し、現在知られている歴史が紡がれるまでの空白期間に存在したとされる架空の時代ハイボリア（ハイパーボリア、ヒューペルボリア）が舞台となっている。
主人公であるコナンはアトランティス人の末裔で、現在は未開人のレベルまで文明が後退してしまった北方の国、キンメリア出身の屈強な戦士である。



コナンの外見的な特徴は灰色がかった青い瞳、黒い総髪で、元は白かったであろう肌は赤銅色で、浅黒く日に焼けている。
体躯は大柄で頑強、筋肉質だが豹のように俊敏で、音もなく歩き、垂直な壁も楽々と登ることができる。また、夜目が利き、鋭敏な感覚を持つなど、文明人にはない野性的な本能や能力を備えている。



性格は豪放磊落、短気で粗野な面もあり、盗みや人殺しも厭わないが、誇り高く、卑怯な行為を嫌う潔癖さも併せ持つ。
また、見た目とは裏腹に陽気でユーモアを好み、大声で笑い、興が乗れば十数か国語で猥歌を歌い、酒と女と博打も大いに嗜むが、そのせいで度々トラブルに巻き込まれる。



脳筋の代表のように思われがちだが、決してそんなこともなく、知恵を使って敵を出し抜いたり、窮地を脱することも多い。



と、長々コナンの解説に終始してしまったが、それだけ管理人にとって思い入れの強いキャラクターだということでご寛恕いただきたい。

ちなみにターザンのフィギュアは、ほぼ裸で、付属の武器も少ないせいか、握り手、持ち手、開き手のそれぞれ左右の手首のパーツが充実しているので、ポージングの幅が広がって非常にありがたい。