22.07.09 BOSS FIGHT STUDIO COURT OF THE DEAD : KIER - VALKYRIE OF THE DEAD

気が付けば既に７月。

毎週更新されているＮＴさんのブログにコメントするだけで、あたかも自分のブログを更新したかのような気分になり怠惰な日々を送っている管理人とけいたさん。

でも、ブロガーはそれではいかんのですよ。

だからけいたさんもいい加減更新しようね？(´・ω・)

そんなワケで本日は米ボスファイトスタジオ社、コート・オブ・ザ・デッド（死者の法廷）からキアー（死のヴァルキリー）をご紹介。

先ずはコート・オブ・ザ・デッドとはなんぞや、から始めると、実はこれがよくわからない。
アメトイを扱っているオンラインショップさんを覗けば度々関連商品を目にすることがあるのだが、ズバリこれという説明はなく、管理人のソースの99％を占めるwikiですら該当する項目がないレベル。

仕方なく自力で色々調べてみると、どうやら米サイドショウ社のオリジナル・ストーリーに基づいたコンテンツらしい。



サイドショウは1994年に設立された、映画やコミックのライセンス及びオリジナル製品を製作・販売する会社で、欧米やアジア圏における香港ホットトイズの独占代理店でもある。

コート・オブ・ザ・デッドの概要は以下の通り。

世界は残酷なまでに不平等である。

この世に存在するすべての生命体は、天国と地獄の果てしない争いに巻き込まれ、誰も覚えていないほどの長い期間に渡り戦わされていた。
そして、両天界の戦争で用いられる兵器は全て人間から盗まれた魂が動力となっているのである。

いずれの陣営にも属さず、常に中立の立場である冥界の支配者“デス”は、死者の魂を収穫するという唯一の仕事に隷属させられていたが、彼は自らが果たすべき崇高な目的を切望していた。

窮地に瀕している死者達の魂を救済する為、デスは“肉”と“魂”と“骨”の３つの派閥からなる「コート・オブ・ザ・デッド（死者の法廷）」を創設する。

この思いもよらない組織は、天界に仇為すデスの野心に火をつけ、恒久的に続く不毛な戦争を終わらせるという大胆な計画を実行に移すことを目的としていた。

しかし、天国と地獄の戦いに挑むのは容易なことではなく、デスとその協力者たちは、より強力な敵を倒すのみならず、自らの破壊的な本性を抑制する必要があった。
そして、平和と均衡という崇高な目的を達成するために、彼らは……



フィギュアは冥界の支配者デスに育てられた堕天使キアー。
「死の戦乙女」の異名を持ち「慈悲を届ける復讐の化身」を自称している。




キアーは本来、天界に属するヴァルキリー（戦場で死者の魂を集める乙女）として育つはずだったが、幼い頃に天国の外辺にうち捨てられていたところを冥界の支配者であるデスによって救い出され堕天使として育てられた。



長じるに従い、デスの僕（しもべ）である、オールテイカーは彼女に復讐に燃える怒りの捌け口を与え、グレートオラクルのエリアナスティスは“魂”の派閥で数え切れないほどの指導を施した。
彼女はすぐに冥界に自身の居場所を見つけ、やがては魂の派閥における事実上のリーダーとして地位を得たのである。



キアーは天界のヴァルキリーとは双子のような存在でありながら天界の敵に対しては自らの出自を隠し、彼女自身の救済と復讐、そしてデスの望む平和と均衡を求め、命を失った者達の戦場を駆け抜ける。



彼女の手足は獲物が流す血に汚れ、死者の魂を刈り取るために鍛えられた美しい剣を掲げている。
そして身に纏う鎧には彼女の勝利を飾る物語とデスに対する忠義が細部に至るまで彫刻されている。



さてさて、フィギュアに関しては非常によくできている。

プロポーション及び造形は秀逸。
サイドショウでは1/6（約12インチ）で展開されていたフィギュアをよくぞ４インチで表現できたものだと感心しきり。



カラーリング及びペイントも問題なし。
青白い肌で手足が血まみれになっているのも設定通り。



可動に関しては女性用汎用素体Ver.2を使用。
脚の可動部が増えているため、ポージングの自由度も高くなっている。



付属のアクセサリーについては……ちょっと長くなりそうなので次回に譲りたい。



ちなみに、ボスファイトスタジオ社の製品にしては珍しく、履いてないんですよね。
敢えて何が、とは言えませんけどね。(´▽｀*)