或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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誰しもが戦士であり、かつ、長い寿命を有するエルフの文明では、王国を護る軍隊において何かしらの重要な役割を果たすため、皆、自ら選んだ武器の扱いに長じるようになる。
彼らは統率力を培うためにはレンジャーになることが必要と考え、ある時は他の種族と肩を並べ、またある時は戦いながら世界を旅して回り、戦術を磨きつつ自らの勇気を証明するのである。
レンジャーはエルフの戦士としての価値を証明することのできる知識や、貴重なアーティファクトを得るための危険な探求を行うグループに加わることになるだろう。
そして、通常は10年以上経った後、準備が整い次第彼らは森に戻り、リーダーとしての役割を果たす為に必要な試験を受けることになるのである。
エルフの女王ソロンの息子、クゥアル・ヴァリスもまた流離のレンジャーのひとりである。
彼はランス・スティールブレイド王の噂を聞いた後、彼から教えを受けるためにアコード城へと旅立った。
エルフとしては珍しいことに、クゥアル・ヴァリスは弓よりも剣を好み、アコード騎士団から数ヶ月に渡り指導を受けた後、今や彼は世界で最も優れた剣士のひとりとなっている。
アンダカバ(敵に災いをもたらすもの)と呼ばれる彼の佩刀は、エルフの王都でリーフの鍛冶匠によって特別に作られたものである。
刀身は最高級の鋼鉄製で、完璧にバランスが取れていてるだけでなく、魔法によって強化されており、普通の剣のように定期的に研がなくとも、常に鋭さを保つことができる。
さて、フィギュアに関してはご覧のように非常によくできている。
もうこれ以上はないくらいに完璧にエルフ。
正直、ここまでド直球ストレートで来られると解説に困るくらい。
プロポーション及び造形は良好。
腕と脚部を除けばほとんど新造型。コストかけてます。
カラーリング及びペイントも問題なし。
派手過ぎず、地味過ぎず、エルフとしても、レンジャーとしてもイメージ通り。
可動に関しても、同シリーズの他のフィギュアと同じクオリティ。
チェニックの裾は軟素材で可動の妨げにならないように配慮されている。
アクセサリーも豊富で、着脱式のマントとエルフらしい優美な曲剣、
以前紹介した女性エルフ、アイヤナやアスペンと同じ弓と矢。矢は全部で6本。
弓と矢は新造型の矢筒に納めることが可能だが、矢は三本が限界。
レンジャーらしい雑多な装備はマントに空いている穴を通して背中のダボ穴に挿して固定。
サイドを剃ったような独特の形状の髪は着脱式。
逆に髪がポロポロ取れやすいので紛失しないように注意が必要か。
フードを被せるには、一度首を抜いてから髪を取り、頭をフードに入れて再度挿し込む。
怪しげな仮面のコンパチヘッド。
コンパチヘッドの方には髪を固定するダボ穴がないのでフード着用前提か。
他にも可動方向の異なる左右の手首と、メーカーのロゴ入りのスタンドが付属している。
女性エルフと。
ランス・スティールブレイド王と。
非常に良いフィギュアなのだが、背中に装備をつけないとマントが動いてしまって安定せず、背負わせたら背負わせたで今度は後重心寄りになって倒れやすくなり、おまけに髪と装備がポロポロとれやすくイジっているとストレスが溜まるという欠点もある。
こんな時にこそのパーマネントマットバーニッシュ。
それよりも何よりも、この抜身の刃、どこに仕舞って持ち歩いてるんですかね?
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