或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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本日はSWBFのOTC、Trasitional“POST”Figuresから、バブロ=ジル(ジオノーシス・アリーナ)。
このフィギュアを紹介するには、購入に到るまでのフクザツな経緯を語らなければなるまい。
まず、POTCとは何ぞ哉?というところから始めると、ポスト・オリジナル・トリロジー・コレクションの事で、2004年から展開されたOTCシリーズと、2005年に始まるROTS(リヴェンジ・オブ・ザ・シス)シリーズの中継ぎ的に存在したシリーズである。バックカードはOTCと同じデザインだが、ブリスター前面にOTCの文字が入っていない点で異なる。
さて、それではパブロ=ジルとは何者かと言うと、一見して悪役、というか、凶悪なモンスターのような外観だが、実はジオノーシスの戦いやクローン大戦でも活躍した(?)オングリー族のジェダイ・マスターである。
独立星系連合軍によるコルサント襲撃の際、グリーバス将軍にさらわれたパルパティーンを追って、アナキン達よりも一足早くグリーバスの旗艦、インヴィジブル・ハンドに乗り込んだものの、あっけなく敗れて宇宙空間に放り出されたらしい。合掌。
しかし、映画EPⅢ“シスの復讐”で、ホログラムの姿でジェダイ評議会の席についているのを発見。「えっ生きてるじゃん?もしかして設定ミス?」と思いきや、そちらは同じオングリー族でジェダイ評議員のコールマン・カジであることが判明。…見分けつかないので、勘弁願いたい。
結局何が言いたいかというと、折角なのでEPⅢのカウンシルのメンツをコンプしようかと思って、人(?)違いで買ってしまったフィギュアなワケだ。
さて、フィギュアのデキは、恐らく似てはいるのだろうが、あまりにも特徴的すぎて似てるとか似てないとか以前の問題のような気がしないでもない。公式設定では身長は1.6メートルらしいが、他のフィギュアと比べて、どう見ても2メートル近くある。
可動部に関してはあまり多くないが、ライトセーバーを両手持ちできる程度は確保されており、首もボールジョイントなので可動域は比較的広い。
カエルのような独特の形状の脚は立たせにくそうだが、一体成型のローブの裾が支えになるので、スタンドを使用しなくても容易に自立させることができる。
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昨日に引き続き、SWBFのROTSシリーズから、パルパティーン議員(最高議長)。
映画EPⅢ“シスの復讐”の冒頭で、ドゥーク伯爵率いる独立星系連合軍によるコルサント襲撃の際に、グリーヴァス将軍の手にかかって誘拐されるが、実はその誘拐劇自体がアナキンをダーク・サイドに引き込むために仕組まれた大掛かりな罠であった。
アナキンはパルパティーンの甘言に乗り、怒りに任せて、すでに無力となっていたドゥーク伯爵の首を刎ねてしまう。
コルサント襲撃の経緯とパルパティーン最高議長誘拐について映画では十分語られていないが、詳細はカートゥーン映画“クローン大戦 VOL.2”や、スピン・オフ小説“悪の迷宮”で語られているので、興味のある方はそちらをご覧頂きたい。
さて、相変わらず何が嬉しくて爺さんのフィギュアを紹介するのかよくわからないが、フィギュアのデキはかなり良い。
可動も無駄なくらい確保されているが、下半身は衣服がジャマになってあまり活きてこない。まさにトイレの100W状態。
顔かたちはEPⅡのものよりもヤツレ気味で、皮肉っぽく片方の眉を吊り上げているのが、いかにもそれらしい。
アクセサリーとして拘束されていた時の手錠がついているのだが、手首にはめることはできないので、何のためにあるのかよくわからない。(雰囲気を演出するためだと言われればそれまでだが。)
SWBF、ザ・サガ・コレクションからパルパティーン最高議長。
映画EPⅡ“クローンの攻撃”では共和国の未来を憂う愛国者の仮面を被りながら裏では共和国転覆とジェダイ殲滅を図る全面戦争に向けて糸を引いていたシス・ロードの仮の姿。
映画EPⅣ“帝国の逆襲”で初めて登場したパルパティーンだが、撮影時にはまだ俳優が決まっておらず、撮影現場の近くにいた老婆にローブを着せて急遽撮影。その後、EPⅢで初めてイアン・マクダミードが演じることに決まったらしい。
さて、フィギュアのデキは個人的に何かと不満たらたらのブルーカードの中で、意外にも上々の部類。パルパティーン役のイアン・マクダミードの風貌を忠実に再現している。また、左右の手の指を一本一本組ませることのできる芸の細かさが、何気に素晴らしい。
唯一の欠点は可動部の少なさだが、劇中では動きのない役柄だったので、特に問題はないだろう。
いつの間にか日付も変わっていたので、本日分をアップ。
最近は新3部作のフィギュアの紹介が多いので今日は旧3部作から、オビ・ワン=ケノービ。当然、アレック・ギネス版。
オビ・ワンと言えば、最近ではユアン・マグレガーの当たり役として有名だが、旧3部作ファンにとってアレック・ギネスの名は不動である。
当初は三船敏郎にオファーされていたオビ・ワン役を三船が蹴ったためアレック・ギネスに声が掛かったというエピソードはつとに有名。
全然関係ないが、スタローン主演の映画「ジャッジ・ドレッド」(1995年・アメリカ)では、“スタローンの出るSFは絶対につまらない”というジンクスと“アレック・ギネスの出演する作品に凡作はない”というジンクスが真正面からぶつかり、結果としてはものの見事にスタローン伝説が勝ってしまったが、裏を返せばそんな話題が出るほどアレック・ギネスには非凡な演技力がある、ということなのだろう。
さて、フィギュアの初出は2000年発売のPOTJシリーズ、ベン(オビ・ワン)ケノービ /ジェダイナイト。
OTC版は再販なのだが、POTJシリーズ自体、かなり造型が良く、可動部が少ないことを除けば今でも十分通用するデキである。
画像は例によってジェダイ・ローブを流用して着せてみたところ。
提供者の名前はスタンドに書いてある通り。
個人的にはかなりイイ線いってると思うが、流石に手と腰のライトセーバーの両存は矛盾してることに今気がついた。
本日5月5日は端午の節句、男の子の日である。
男の子と言えばSWなので、今日はSWBFのバトルパックスからバタロイヤル・オブ・フェルーシア(以下BOF)を紹介。(かなり強引。)
このバトルパックスシリーズでは、既に単体で販売されているフィギュアをセットにするハズブロお得意の
しかもセットには、品薄だったり、魅力的なアクセサリーが追加されていたりとコレクターの購買欲を巧みにくすぐるアイテムが含まれており、全くもって
さて、セット内容は、
・AAYLA SECURA(Jedi Knight) : ROTS III-32
・COMMANDER BLY(Battle Gear!) : ROTS III-57
・Clone Trooper(The Fall of the Republic) : STAR WARS EVOLUTIONS
・Clone Trooper(Star Corps) × 2
の計5体。スターコープスの2体は、このセットのみで入手できるオリジナルフィギュアだ。
COMMANDER BRY
〈左〉ROTS III-57 〈右〉BOF
コマンダー・ブライはフィギュア本体は単体で販売されたものとほとんど差異はなく、ROTS版には装甲にウェザリング(汚し)が入っている。
また、DC15クローンライフルのデザインが異なり、BOF版の方がシャープで細身になっていて、ライフル同様、腰のツイン・ハンドヘルド・ブラスター(ピストル)にも表面にメタリック処理が施されている。
CLONE TROOPER
〈左〉EVOLUTION 〈右〉BOF
クローン・トルーパーはエボリューション・セットに含まれていたものと同じだが、エボリューション版にはブライ同様、装甲にウェザリングが施されている。また、画像では都合によりブラスターを持たせているが、エボリューションのセットにはBOF版と同じくライフルも付属している。
〈左〉NON-REMOVABLE HELM 〈右〉REMOVABLE HELM
最後に、このセットのオリジナルである、クローン・トルーパー(スターコープス)。左のフィギュアである。
先に紹介したフィギュア(右)とどこが違うかというと、まず、ヘルメットの脱着ができない点と、肩章の向きが左右逆になる点。
DVDで確認したところ、確かに劇中には両方のバージョンが存在するようだ。
両者を比較すると、下に素顔がない分、ヘルメットが小ぶりな造型になっているのがわかる。