或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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コミコンネタは続くよどこまでも。
本日は、サンディエゴ・コミコン2009でアナウンスされたSWBF、ザ・レガシー・コレクション第3弾についてコメント。
映画EPⅠ“ファントム・メナス”が公開されたのが1999年。折りしもミレニアムを1年後に控えた年。EPⅥ“ジェダイの帰還”から16年の歳月の後に、スター・ウォーズ・サガが再会され、しかも、ダース・ヴェイダーの生い立ちに関わる三部作と聞いて誰しもが期待したことだろう。
しかし、蓋を開けてみれば思いも寄らぬ肩透かし。もちろん好意的な意見もあったが、ファンが待ち望んでいた続編(?)とは似ても似つかぬ内容であったことは否めない。
今でこそ、3部作の1作目、謂わば序章みたいなものだからと割り切れるが、16年の歳月のうちに膨らんだファンの妄想は、もっと大きな何か、確たる手ごたえのようなものを期待していたのだ。
そんなワケで、アメリカの大手玩具メーカーであるマテル社と玩具商品化の権利を競ったハズブロ社も、期待したほどの売り上げを伸ばすことができなかったようで、この商業的な不成功が、その後、EPⅡ公開時の“サガ・シリ-ズ(通称・ブルーカード)”時の迷走を招く一因となったのは想像に難くない。
決してフィギュアのデキが悪かったのではなく、映画のキャラクターに魅力が感じられなかっただけなのだ。
さてさて、管理人の愚にもつかない妄想はともかく、ウェブ3のラインナップで期待しているのは若き日のオビ・ワン=ケノービとダース・シディアス(メクノ・チェア)。
EPⅠオビ・ワンのフルポーザブル・タイプ(予想)は初出で、イヤが上にも期待が高まる。どうやら同じ頃サガ・レジェンズ・シリーズでは、エボリューションに含まれていたフルポタイプのクワイ・ガン=ジンも発売されるようなので、やはり師弟で揃えたいところだ。ハズブロ社の戦略にズッポリとハマってしまう自分が情けない。
ところで毎回思うのだが、オビ・ワンのローブの色はもっと明るい茶色だと思うのだが、誰も突っ込まないのだろうか?
ダース・シディアス(メクノ・チェア)については、スピン・オフ小説『悪の迷宮』でも重要なカギとなった、メクノ・チェアがついにフィギュア化。
これで今まで買いシブって来たルーン・ハーコとヌート・ギャラリーも入手せねばなるまい…。
なんにせよ連鎖反応でカネのかかることではある。
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暑い夏、今年も始まりましたサンディエゴ・コミコン。
当然現地に足を運べるワケもなく、速報を体育座りで待つ毎日。
海外のサイトではポツポツと取材記事が上がり始め、メシを食うヒマこそあれ、目を皿のようにして、涎をたらさんばかりに各メーカーのお披露目画像に見入っている最中。嗚呼、やっぱりフィギュア・コレクターの栄養源、活力の源は最新情報なのだよなこれが。
とりあえず、米ハズブロ社のSWBFの今年のラインナップは次のとおりらしい。掲載サイトによって情報に食違いがあるので、あくまでも参考程度にどぞ。
Wave 4 2009 (A New Hope)
・Han Solo (Death Star Escape )
・Chewbacca (First Mate)
・Imperial Scanning Trooper(New)
・R2-D2 (Jawa Blasted)
・Jawa and 2X Droid
・Hrchek Kal Fas
・Leesub Sirln
・R2-X2
Build : R3-A2 and R2-A5
Wave 5 2009 (Return of the Jedi)
・Princess Leia(Jabba's Slave)
・Ewoks×2
・Giran
・Milikili
・Luke(Death Star II Final duel)
・Nikto Gunner
・Major Panno
・Sullustian B-Wing Pilot
Build : R3-M3 and R5-C7
Wave 6 2009 (Revenge of the Sith)
・Plo Koon(Unmask)
・Commander Cody(New)
・Utai
・Captain Colton
・Agen Kolar(New)
・Ki Adi Mundi(Concept Figure)
Build : YVH-1
Wave 7 2009 (Empire Strikes Back)
・Willrow Hood
・Luke Skywalker (Snowspeeder Pilot)
・Bespin Guard (running change)
・IG-88(Concept Figure)
・AT-AT Driver(new)
・Zuckuss(new)
・Snowtrooper(Concept Art Ⅱ)
Build : HK-50
本日は、ちょっと早めに入手した、SWBF、ザ・レガシー・コレクション・シリーズ、オビ=ワン・ケノービ。映画EPⅡ“クローンの戦い”版オビ・ワンをフィギュア化したもの。
映画公開時に発売されたサガ版(通称ブルー・カード)では、いずれもギミックに特化したフィギュアばかりで、プロポーション、可動とも犠牲になっており、個人的にはあまり好きなシリーズではなかった。しかし、この時期はアクション・フィギュア界全体が、それまでのプロポーション重視のスタチュー路線から可動重視に舵を切る手前の模索時期であったため、プロポーションを崩さずに、なおかつアクション・フィギュアとして楽しめるあらゆる試みがなされており、そういった意味では非常に興味深いものばかりであった。
可動フィギュア全盛期の今となっては、まるで進化の可能性を求めて失敗した古代生物の痕跡を見るかのような楽しさがある。
前置きが長くなってしまったが、そんなワケで、当時はEPⅡの登場人物ではまともに可動するフィギュアが手に入らず、その後の新シリーズになってやっとポツポツと出始めた感がある。
その中でも結構長く待たされたのが、これ、オビワンのフルポーザブル・タイプ。
管理人もフィギュアの首を挿げ替えるなりして色々と代替手段を試みたが、今回やっとまともなフィギュアが手に入り嬉しい限り。
造型、ペイントといずれも良好。
プロポーションはややクセがあるが、可動部は豊富。
股関節が二次軸になっており、胴着の裾が布素材なので大胆なポージングも可能。しかし画像は相変わらず素立ち(笑)
アクセサリーとしてライトセーバーとコムリンクが付属。
ライトセーバーは一体型なので柄の部分だけを腰に装着することはできないが、ベルトにホールがあるので他のフィギュアから流用することはできるようになっている。
コムリンクはベルト背面の凸部に装着可能。
他のジェダイのフィギュアからローブを拝借。
アナキン・スカイウォーカー(エボ版プチカスタム)と。
こちらはデューク伯爵(ROTS版)と。
ジャンゴ(エボ版)と。
これでEPⅡの主要キャラクターは大抵出揃ったところかな。
本日はSWBF、ザ・レガシー・コレクション・シリーズから、ホス・レベル・トルーパー。
映画EPⅤ“帝国の逆襲”の序盤、氷の惑星ホスに登場した、防寒着姿の反乱軍兵士。
名も無き一兵卒だけに、非常に地味。
可動は標準的なフルポーザブル・タイプ。
寒冷地仕様だけに、色は白系で統一されており、ペイントは可も不可もないような感じ。
デティールは細かいが、全体的にプロポーションは今ひとつ。
ヘルメットは脱着可能。素顔も、とても地味。
アクセサリーとして、ヘルメット、バック・パック、ブラスターが付属。
加えてヘヴィ・ブラスター・キャノン。
うつ伏せに構えたり、
仰向けに構えさせる事が可能。
軟素材なので、ちゃんと銃把が握れるようになっている。
こうした兵士のフィギュアは最低2体は購入するのが常なのだが、どうやら今後ヘッド・パーツの異なるバリエが販売されるらしいので、今回はあえて1体のみとした。
帝国軍兵士と異なり、反乱軍は常に素顔を晒しているので、できることならやっぱり顔の違うフィギュアも揃えたいと考えるのがコレクター心理というヤツなのだろう。
調子に乗ってホントにカスタム。
実は前回の最後の画像は、カスタムではなく、リサーチ用に画像を加工しただけのもの。例えは悪いがアイコラみたいなものか。
やってみたら結構良さ気だったので、早速実際に手を加える事にした。
ボディの素体はヴィンテージ・スタイル版ベスピン・ルークをそのまま流用。頭部を挿げ替えた場合に首が長くなりすぎるので、頚部を切断し、短く削って再結合。
ジョイント部のピンも大きさが合わなかったので、頭部側の凹に瞬間接着剤を塗って太らせた。
管理人は旧3部作の中で、このベスピン・ルークが一番好きである。
理由はコスチュームがカッコイイのもあるが、弱くもなく、かといってやたら強すぎるということもなく、ほど良い加減だから。
ルーク役のマーク・ハミルがEPⅣ“新たなる希望”撮影後、自動車事故によって整形手術を受けたため、旧三部作を通して顔つきがコロコロ変わってしまっている。よって、基本的にエピソード間の頭部流用はできない。つか、してもイメージ的にそぐわない。
やはり、フィギュアは顔が命。