或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
4-LOM(フォーロム)は、映画EPⅤ“帝国の逆襲”にワンシーンだけ登場した、昆虫に似た頭部を持つプロトコル・ドロイドのバウンティハンターである。
劇中ではホスの戦いの後、姿を消したミレニアム・ファルコン号を探し出すため、ダース・ヴェイダーに雇われた賞金稼ぎのひとり、という役どころだった。
4-LOMは元々、インダストリアル・オートマトン社によって製造されたプロトコル・ドロイドとして豪華客船に配属されていたのだが、LOMシリーズ特有のロジックの不具合とパーソナル・ソフトウェアの故障をきっかけに自我を持ち、自らプログラムを書き換えてしまう。
一切の道徳的な制約から解き放たれた4-LOMは、その優れた演繹力と分析力を武器に賞金稼ぎとなる道を選んだのである。
このフィギュアは2020年にフロリダ州ディズニーワールドのギャラクシーズエッジでリリースされた限定品だったが、コロナウィルスの影響でディズニーランドが一時的に閉鎖されたことにより、カリフォルニア州のダウンタウンディズニーのトレーディングアウトポストでも販売されている。
スケール的にはハズブロのSWBFと同じ3.75インチなのだが、全く別のもの、と考えるべきなのかどうか、その辺はよくわからない。
いずれにせよ2020年は映画EPⅤ“帝国の逆襲”公開40周年ということもあり、本家ハズブロのSWBFでもEPⅤ関連フィギュアの再販が多かったような?
さて、フィギュアに関しては非常によくできている。(久しぶりだねこのフレーズ)
プロポーション及び造形は秀逸。
限定版だけにやはりそこそこの価格だが、これはアタリ。
カラーリング及びペイントは従来の同フィギュアとはやや趣きが異なり、ボディは光沢のあるメッキに赤茶けた汚れや錆のようなハイライト塗装が施されている。
プロポーションを優先したせいか可動は今ひとつで、首、両肩、両肘(ヒンジ)、両手首、胴(ボールジョイント)、両股関節、両膝、両足首(ヒンジ)とやや少な目。
ちなみに首、両肩、両足の各パーツにバラすこともできる。
アクセサリーとしてブラスター・ライフルが付属。
ブラスターライフルは、両手で保持して構えさせることが可能。
ヴィンテージ・コレクション版と比較するとその違いは一目瞭然。
可動こそ劣るものの、ディズニー版の方がサイズが大きく、プロポーションも優れており、見栄えがする。C-3POをはじめとするプロトコル・ドロイドの大きさについては公式でもちょっと迷走気味なのでなんとも言えないが。
4-LOMは同業者であるギャンド族のザッカスとしばしばパートナーを組んでいたらしい。
顔のデザインも少し似ているせいか映画公開当初は4-LOMとザッカスの名前の取り違えがあったとか。
PR