或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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テレビを見ていたヨメがいきなり、
田吾作ゥ、田吾作ゥと叫び出した。
はい?
どうやらクイズ番組で『年2回同じ作物を栽培して収穫することをなんと言うか?』という出題があったらしい。
それ、二期作じゃね?
そんなワケで本日は、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース・シリーズ5から、A-ボムを紹介。
初回入荷時に買い逃したと思ったら、別のショップさんに時間差で入荷したモノを購入。
近年誕生したキャラなので管理人もよく知らず、以前紹介したアボミネーションのカラバリかと思ったが、素体こそ共通だが全く別のキャラであることが判明。
その正体は、実はアノ、リチャード・ジョーンズ(Richard Jones)。
ええええええええええええええええええ?
…誰それ?
リチャード・ジョーンズ、通称リックは、ブルース・バナー博士がハルクとなる原因をつくった少年(当時)。
幼い頃から孤児であり、問題を起こすので行く先々の孤児院から放逐され、後にテンペストタウンと呼ばれる国営の施設に収容された。
問題を抱え反抗的な若者であったリックは、そこでもすぐに施設のチーフから問題児扱いされるようになり、彼の父の形見であったギターを壊したことで、ひどく殴られてしまう。
その後すぐにリックは施設から逃げ出し、当局を回避するために単純な日雇い労働で身銭を稼ぎながら南西部の町を転々と流れ歩いて十代前半を過ごした。
16歳で自動車免許を取得したリックは、生活費を節約して中古車を購入する。
10代の頃、彼は、とある友人に度胸試しとして、一緒に原子爆弾の試験場だと噂されている砂漠に行かないかと誘われ、それを受けて立つ。しかし、友人は臆病風に吹かれて約束の場所に現れることはなかった。
その時、砂漠の試験場でガンマ爆弾のテストを指揮していたブルース・バナー博士は、何者かが試験場に入り込んだため、カウント・ダウンを遅らせていると思い込み、その人物に警告するために走って試験場に戻り、リックを発見する。
ブルースは、爆弾が爆発する前にリックを塹壕に放り込むことができたものの、自身はガンマ放射線を大量に浴びてしまう。
その結果、バナー博士は、怒りとともに荒れ狂う超人ハルクへと変貌してしまうことになり、真実を知るリックは、その事に責任を感じ、ブルースのよき理解者、また時として招かれざる旅の道連れともなる。
リックはこの事件の後、まもなく若いアマチュア無線愛好家のグループによるティーン・ブリゲイドを組織し、常にハルクの動向を監視するようになった。
後年、ブルース・バナーのハルク化を防ぐために行った治療により、逆にリック自身も被爆してしまう。
そして、ある事件がきっかけで、ハルクを生み出したガンマ爆弾の実験場に運ばれ、そこでレッドハルクと遭遇したことで、彼自身の身体にも変化が起きる。
リックはエミール・ブロンスキー(アボミネーション)がレッドハルクに殺害されるのを目の当たりにし、突如として、アボミネーションに似た、全く新しい青色の肌を持つクリーチャーに変身してしまったのだ。
クリーチャーは自らA-ボム(原子爆弾)と名乗った。
最初、変異したリックは、丁度ハルクになった時のブルースと同じように、激怒しやすい気性と、簡単な言語能力しか持たず、人間の姿に戻ることもできなかった。しかし、後に自由に変身できる能力と、一部の記憶や自我を保てるようになる。ただし、変身時の知能は低下するようだ。
また、A-ボムは、それまで誰も敵わなかったレッドハルクの攻撃に対して、横槍が入って勝負が流れるまでの間、長時間耐えてみせることができた。
ガンマ放射線によって変異を引き起こしたリックは、アボミネーションに似た超人的な姿となる。
変身後は伸長2メートル、体重445キロの青色の筋肉質な身体となり、体表は一面頑強なウロコ状の物質に覆われ、目の色が変わり、頭から髪の毛がなくなる。
A-ボムは約100トンの重量を持ち上げ、 長時間疲労を覚えずに活動でき、また、衝撃に対して強い物理的な耐性を持っている。
更に、空気、水、食料はもちろん、睡眠さえも必要とせず、老化もしない。
その他にも、周りの環境に合わせて、ほとんど見えなくなるカモフラージュ能力もある。
さて、フィギュアに関しては、以前紹介した、ライノ及びアボミネーションと同じ素体を使用。
プロポーション、造型は良好。
頭部と前腕部はリデコとなっている。ちなみに前腕部のトゲトゲのヒダヒダは腕とは別パーツ造形されており、被せてあるだけなので、回転させて位置を調整できる。
カラーリング及びペイントはまずまず。顔については個体差があるようだ。
可動については特に問題なし。前述の2体と同じなので特筆すべき点はない…が、首はほとんど横回転しかしない。
アクセサリーはなし。特に必要もないと思われる。
ところで、名前の読み方なのだが、エーボムなのだろうか、アトミック・ボムなのだろうか?
後者だと、モロ、原子爆弾なので、もしかして日本人に配慮しているのかもしれない。
レッドハルクと。ある意味レッドハルクによって変身が誘発されたようなものなのだろうか。
レッドハルクと比較すると小柄に見えるが、
キャップと並べるとかなり大型であることがわかる。
アボミネーションと。やはり、よく似ている。
まぁ、素体も同じだしね。
パッケのクレジットがアボミネーション“ズ”になっていた理由がコレで納得。
なるほど、同じクレジット使いまわして経費削減したワケだな。
でも、似てるとはいっても別にアボミネーションじゃないんじゃない?
ハルクと並べて比較。
あまりよく知らないキャラなのだが、調べてみたらどうやらヴィランではないということが判明。
ならヒーローなのかというと、外見的にちょっとビミョーな気もする。
それよりもなによりも、アボミネーションが死んでしまったことにショックを受ける。
まぁアメコミの常套手段だし、そのうちヒョッコリと復活するのかも知れないが。
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さて、長々と引っ張ってきた、マーベル界の筋肉バカ集団、“レッキング・クルー”シリーズも本日が最後。
大トリを努めまするは、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース コミック・パックス、シークレット・ウォーズ・シリーズの、ブルドーザー&シングから、ブルドーザーを紹介。
既に何度となく述べているように、海外オークションでルーズ品を落札したため、パッケ画像はなし。
今考えると付属コミックが読みたかったような気がしないでもないが、既に手遅れ。
やめたげてよぉ!廉価版ジャガノートとか言わないであげてよぉ!
劣化ジャガノート…じゃなかった、ブルドーザーの本名は、ヘンリー・キャンプ(Henry Camp)。
ヘンリーは、不名誉除隊される前は米国陸軍の二等曹長であった。
除隊後、まもなく彼は犯罪の道に走り、後に捕えられて、ライカー島の刑務所に収容され、ダーク・ガースワイト(レッカー)の同房者となる。
レッカーとパワーを共有した彼は、ブルドーザーと名乗り、レッカー率いるヴィラン・チーム“レッキング・クルー”のメンバーとなった。
もしかしたら、サンダーボールがチームの知能指数の平均値を上げている一方で、レッカーを始め、この3人でトントンか、もしくはそれ以下になっているのかも知れない。
ブルドーザーは約10トンの重量を持ち上げることができ、人類最高のアスリートよりも速く走ることができる。
毎時およそ60マイルの最高速度に達することができ、しかも6時間は疲労を覚えることなく行動することが可能。
更に、ブルドーザーの皮膚、筋肉と骨組織は、普通の人間よりはるかに丈夫である。
高所からの落下、両極端な温度と圧力、45口径の弾丸にさえ耐えることができる。
ブルドーザーの外見的特徴として、特製のヘルメット、と肩当てが挙げられる。
これは防御と攻撃に使用し、敵にめがけて恐るべき突進をかますことができるが、ヘルメットのせいで視野が狭くなるという欠点がある。
基本的な米陸軍の白兵戦のトレーニングを受けているハズだが、なぜか通常はヘルメットによる頭突を好んで使う。
だから劣化ジャガーノートと(以下略
さて、フィギュアに関しては、レッカーを除く、レッキング・クルーの他の2体と同じく、マーベル・ユニバースの汎用大型素体を使用。
プロポーション及び造形は良好。
うちのヨメに言わせると、「あまちゃんに出てきた潜水服みたい」だそうだ。
正直、管理人も初めて見たときに非常に興味を惹かれたのだが、恐らく十把一絡げのザコ・ヴィランだと思ってスルー。
しかし、後々になって調べてみたら、ヴィラン・チームの一員で、しかも、既にチームのメンバーが全員揃っていることが判明したので、購入に踏み切った次第である。
あるよねー。単体ではどうでもいいけど、揃うとどうしても欲しくなるヤツとか。
カラーリング及びペイントも良好。
オレンジにシルバーのプロテクターが派手派手しい。
どこぞのヒーローみたいだが、やっぱりヴィラン。歯を剥いて笑っているのが憎々しい。
可動に関しては、パイルドライバーやサンダーボールと同じなので特筆すべき点はなし。
アクセサリーも付属していない。
潜水服というより宇宙服に見えないこともない。
当初はこのフィギュアのような単なるマッチョ系だったのだが、最近のコミックでは肉ダルマ化が進行している。
それこそジャガノートのように見えないこともないが、レッキング・クルーの他のメンツと基礎能力が同じでは、とてもではないが、成り代わるのは無理だろう。
個人的には見栄えも悪くないし、結構好きなキャラクターである。
リーダーのレッカーと。
宿敵、雷神ソーと。
毎度お約束のチームで使い回し画像を一枚。
ちなみに、wikiによると、「ブルドーザー」という名称の由来は、日本では「ブルドーザーが発明される以前は牛に整地をさせていたが、ブルドーザーが発明されてから牛の役目がなくなり、牛が居眠りするほどヒマになったので、英語で雄牛(Bull) と居眠り(Doze)を合成させたBulldozerとなったという説があるが、これは誤りで、"bulldoze"という単語は、"bull's dose"つまり、「強引に推し進める」といった意味に由来するらしい。
おネエちゃんのいる飲み屋とかで自慢気にウンチク垂れると絶対に引かれること請け合いである。
…と、経験者は語る。
ヨメからブログにあまり自分のことを書くなと怒られた。
だから今日は止めておきます。
今朝、ヨメがメガネかけたまま顔洗ったこととか。
本日は、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース・コミックパック、シークレット・ウォーズシリーズのスパイダーマン&サンダーボールから、サンダーボールを紹介。
例によってパッケ画像はなし。
サンダーボールは、マーベル・コミックに登場するヴィランのひとりで、前回、前々回紹介したレッキング・クルーの構成員のひとり。
サンダーボールの本名は、エリオット・フランクリン(Eliot Franklin )。
低脳破壊集団と思われがちな、チームの中で、彼だけは飛び抜けて頭が良く、
実は博士号すら持っている。
エリオットは、著名な物理学者であり、ロバート・ブルース・バナー博士(ハルク)がガンマ線爆弾を発明するまでは、最も才能のある物理学者として知られており、その天才的な頭脳と、放射線における科学的専門知識の豊富さから一名、「黒いブルース・バナー」とさえ呼ばれていた。
しかし、彼は研究費用を得るために、しばしば強盗を働いており、逮捕され送り込まれた先の刑務所で、ダーク・ガースワイト(レッカー)の同房者となった。
そして、レッカーによりアスガルドの魔力を共有したエリオットは、レッカー率いるヴィラン・チーム、“レッキング・クルー”の一員となり、サンダーボールを名乗ることになる。
レッキング・クルーの他の二人(パイルドライバーとブルドーザー)と異なり、サンダーボールは自分の知能がレッカーより高いことから、自分の方がレッカーよりも優れていると考えており(あながち間違いではない)、ふたりの間は度々緊張状態になることがある。
また、サンダーボールとしての能力が、すべてレッカーのパワーに依存しているという事実が、プライドの高い彼をより憤慨させており、それが嵩じて、時々レッカーからその力の源であるバールを奪おうとするのだが、結局はいつも失敗に終わっている。
以前、バールを盗もうとした時には、レッカーがサンダーボールの手を簡単に押し潰してしまうことさえあった。
しかし例えそんなことがあっても、不思議なことにレッカーは、サンダーボールがチームに戻ることを許している。
なぜなら、レッキング・クルーのメンバーは、レッカーにとってある意味で唯一本当の家族だと考えているからである。
泣かせてくれるぜ。
パワーを授けられてからまもなく、サンダーボールは解体作業用の鉄球を武器とすることを考えつき、レッカーのバールにより魔力を付加されたことで、鉄球はほぼ破壊不能の硬度を得ている。
鉄球には約4フィートの鎖に付けられており、高速で回転させることで、銃の弾丸を逸らすことができ、鉄球を地面に叩きつけることによって小さな局地的な地震を引き起こし、敵のバランスを崩して倒すことも可能。
また、建物や他の構造物等を全く傷つけることなく跳ね飛ばすようなこともできる。
加えて、鉄球は投げて使うこともでき、投げた鉄球はソーのハンマーや、レッカーのバールのように、サンダーボールの元へと自動的に戻ってくる能力がある。
過去にはマーベル・ヒーローの中でもトップクラスのパワー・キャラである、ハルクとヘラクレスが、苦労の末に素手でサンダーボールの鉄球を破壊したことがあるが、サンダーボールは全く気にする風もなく、さっさと新たな鉄球を入手している。
なお、新たな鉄球に以前と同様のパワーを付加するには当然レッカーの力添えが必要となる。
このように、サンダーボールは、その筋肉ダルマのような外見やツルんでいる連中とは異なり、非常に高い知能を備え、才能あふれる物理学者であり、また、戦略家でもある。
また、彼は近接戦においても恐るべき手だれでもあり、その超人的なパワーから繰り出すストリートファイトのテクニックを戦闘で如何なく発揮している。
さて、フィギュアについては、前回紹介したパイルドライバーと同じく、マーベル・ユニバースの標準的な大型の素体を使用。
元の素体が優秀なので、プロポーション及び造形については問題なし。
カラーリング及びペイントについても良好。
可動も同じなので特筆すべき点はない。
アクセサリーとして、レッカーによりパワーを付与された鉄球が付属。
これも、以前紹介したアブソービングマンのものと同じ。
ちなみに、“サンダーボール”で検索すると、大抵は007の『サンダーボール作戦』がヒットする。
リーダーのレッカーと。
宿敵、ソーと。
いつもの使い回しでレッキング・クルーのメンバーと。
13.11.05 HASBRO MARVEL UNIVERSE COMIC PACKS SECRET WARS : HAWKEYE & MARVEL'S PILEDRIVER / PILEDRIVER
ヨメがいきなり、
『ハギクガイタクナイ?』
と話しかけてきた。
は?
ハギク?葉菊?萩食?
…ついにヨメの頭にボウフラでも湧いたかと思ったが、よくよく聞いてみたら、
「歯茎が痛くない?」という意味だったようだ。
つか、そもそもなぜにして俺に同意を求める?
そんなワケで本日は、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース コミック・パックス シークレット・ウォーズ・シリーズの、ホークアイ&マーベルズ パイルドライバーからパイルドライバーを紹介。
前回の記事でも書いたとおり、ルーズで購入したので、パッケ画像はなし。
パイルドライバーはマーベル・コミックの世界に登場するヴィランで、前回紹介したレッカー率いるヴィラン・チーム“レッキング・クルー”の構成員のひとり。
本名はブライアン・フィリップ・コルスキー(Brian Philip Calusky)。
ニューヨークのブルックリンのとある農場で生まれ、長じて農場労働者となるが、農場での生活は彼にとってあまりにものんびりし過ぎると感じ、刺激を求めて犯罪者の道へと走った。
そして服役先の刑務所で、後にレッキング・クルーのリーダー、レッカーとなるダーク・ガースワイトと知り合うこととなる。
パイルドライバーは、前述したようにブルックリンの生まれであるにも関わらず、まるで古き良き時代の田舎の少年のように振る舞っている。
そうした気質のせいか、レッキング・クルーのメンバーの中で、リーダーのレッカーとサンダーボールは度々緊張状態に陥るほど仲が悪いのだが、パイルドライバーは常にレッカーに対して忠実なスタンスを貫いている。
また、パイルドライバーはヴィランとしての長い活動期間中には、雷神ソーをはじめとして、大抵の著名なマーベル・ヒーローと戦いを経験しているようだ。
その割にはあまり知名度が高くないのは、チームゆえの宿命だろう。
もしかしたら知名度も公平に四分割されているのかも知れない。
パイルドライバーはレッカーと共に授かったアスガルドの魔力の恩恵により、超人的な筋力と高い防御力を備えており、そのパワーにより、強い衝撃にも耐え、拳銃の弾丸でさえ防ぐことがきる。
また、独特の特大サイズの手を持つことから、リーダーのレッカー除いて、レッキング・クルーの他のメンバー達よりも、よりパワフルであると考えられている。
…多分、これは他にこれといったセールスポイントがないからそういう設定になっているのだろう。
レッキング・クルーの中で、一番キャラが立っていないように思えるのは管理人の気のせいではあるまい。
現在、パイルドライバーの超人的な能力は、最初にレッカーとパワーを共有した時よりも強くなっており、これはよく訓練された平均的なアスガルドの男性よりも、やや強いくらいである。
それが果たしていったいどのくらい強さなのかは正直よくわからないのだが、恐らく、地球人の一般男性よりも遥かに強いが、ヒーローに比べるとちょっとビミョーという程度なのだろうか。
ちなみにパイルドライバー(PILEDRIVER)とは杭打ち機のことで、ハード・パンチャーも意味する。
さて、フィギュアに関しては、マーベル・ユニバースで標準的に使われている大型の素体を流用。
元々、比較的良くできた素体であるため、プロポーション及び造形は良好。
ただし、パイルドライバーの唯一のアイデンティティともいえる、“体格に比して不釣合に大きな手”が再現されていないのが悲しい。
カラーリング及びペイントも問題なし。
一見するとひと世代前のヒーローのように見えるが、正真正銘ヴィランである。
可動に関しては脚部の横回転軸が足首のみなのでやや物足りない感じはするが、よく考えてみたら実際の人間の身体の構造もそうなっているので、特に問題はない。
アクセサリーは特に付属していないが、元々素手で戦うキャラクターなので、これも問題なし。
なんか、秘密結社鷹の爪とかに出てきそうなキャラではある。
まるで美化された吉田くんみたいな。
ちなみに、翻訳ソフトを使用したら、いきなりま○ぐり返しと表示されて大変驚いた。
文科省の推薦を受けてもおかしくないような、全年齢向きの健全な当ブログとしては、いささか不本意ではあるが、事実は事実だけに、一応報告だけはしておかなければなるまい。
リーダーのレッカーと。
宿敵、雷神ソーと。
最後に、使い回しのレッキング・クルーで一枚。
隣の部所に親会社から出向してきた係長が使えないらしい。
使えないことにかけては右に出るものがいないという管理人に同僚がグチをこぼすくらいなのだから、恐らくかなりのものだろう。まぁ管理人の机の右隣は窓なのだが。
え?今気がついたけど、俺、もしかして窓際?
愕然としつつも、本日は(実は手が震えている)、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース・シリーズ2から、レッカーを紹介。
パッケ画像はナシ、理由については後述。
冒頭に掲載した画像のとおり、レッカーは、マーベルコミック世界におけるヴィランのチーム、“レッキング・クルー”のリーダー。“レッキング・クルー”とは“Wrecking Crew”つまり、直訳すると“破壊部隊”くらいの意味である。
レッカーの本名はダーク・ガースウェイト(Dirk Garthwaite)。暴力を振るうアル中の父のいる貧乏な家庭に生まれた。
ダークが4歳の時、父親は亡くなったと思われたが、どうやら後にそれは間違いであったことが判明したらしい。
母親は日々の住む場所と食料を得るために、彼を長時間一人で家に残して働きに出ていた。
不幸な家庭で育ったダークは、長じてから肉体労働者として解体作業の会社で働いていたのだが、反社会的な言動と暴力沙汰により解雇。
彼は、才能を犯罪行為に活かすことに決め、正体を隠すために簡素なコスチュームに身を包み、自らレッカー(破壊者)と名乗る犯罪者となる。
トレードマークは、犯行現場に痕跡を残す愛用のバール(かなてこ)。
レッカーは次第に大胆な犯行を繰り返すようになり、警察に追われる身となった。
ある時、レッカーがいつものように次の獲物となる対象を探していると、偶然にも、とあるホテルの1室で一時的にオーディン神によってパワーを奪われたロキに出遭う。
ロキは丁度その時、アスガルドの同盟者であるノルンの女神カーニラを呼び出し、失われた自分のパワーの代わりに、女神からソーと戦うためのパワーを受け取る手はずになっていた。
そんなこととは露知らず、レッカーはいつものようにロキを殴り倒して、戯れにロキの角付きヘルメットをかぶってみた。
すると、ロキとレッカーを間違えた女神が、ロキへ贈るはずのアスガルドの魔力を、誤ってレッカーへと授けてしまったのである。
アスガルドの魔力はレッカーに超人的なパワーを与え、もはや警察を恐る必要のなくなったレッカーは、意気揚々と恥知らずな犯罪的な破壊行為に勤しむことになるのだ。
幾度かに渡る雷神ソーと戦いの後、レッカーは囚われの身となり、パワーとともにバールも失ったが、彼は金を使ってバールの行方を探り続けていた。
そしてライカー島の刑務所に服役中、エリオット・フランクリン博士、ヘンリー・キャンプ、ブライアン・フィリップ・コルスキーら3人の服役囚と共に脱獄に成功し、ついに念願のバールを見つけることに成功する。
敗北を知りたい…といったかどうかは不明。
レッカーはアスガルドの魔力を3人と共有することに決め、激しい雷雨の中で4人のしがみついたバールに稲妻が落ちると、取り戻されたレッカーのパワーは4人の間で分散される形となった。
3人はレッカーを真似てコスチュームと別名を採用し、フランクリンはサンダーボール、キャンプはブルドーザー、コルスキーはパイルドライバーと名乗るようになる。
そして、レッカー率いる4人の超人的犯罪者集団は、レッキング・クルーとしてその名を知られるようになった。
レッカーはロキから横取りしたアスガルドの魔力によって、様々なパワーを得ている。
約40トンを持ち上げることができ、最長24時間の間、最大限の能力で疲れることなく活動することができる
また、全てのケガに対して高い耐性があり、マシンガンの弾、極端な温度と圧力、高所からの落下、ソーのハンマーによる打撃など耐えることができる。
しかし、レッキング・クルーの他のメンバーとパワーを共有したことで、それらの能力は全て4分の1程度に下がってしまった。それでも並の人間よりは遥かに強く、二流ヴィランのくせに、4人揃えば雷神ソーその人よりも強いとさえ言われている。
レッカーは、アスガルドの魔力を付与されたバールとの精神的にリンクしており、過去にレッカーがパワーを失った時、パワーはバールの中に転送され、バールと物理的に接触をすることで、レッカーはそのパワーを取り戻すことができるようになっている。
また、レッカーはバールによって、着ているものを自由に変えることができたり、意識を集中することで、バールに触れた人間の精神を乗っ取り、意のままには操ることができ、どこにいてもレッキング・クルーの他のメンバーを見つけることもできる。
レッカーの持つ長さ4フィートのバールは、アスガルドの魔法で強靭な耐久力を得たレッカーとの長時間の接触により実質上破壊不可能となっている。
バールは超人的なパワーを持つレッカーが振るうことで、強力な破壊兵器となり、どんな建物でも数分で完全に破壊し尽くし、戦闘に於いては雷神トールさえ寄せつけない。
また、攻撃において直接打撃や、投擲武器両面で使うことができ、投げたバールは手元に呼び戻すことも可能。
レッカー自身も、肉弾戦においては非常に高度なストリート・ファイトのテクニックを習得している。
さて、長々とキャラの紹介をしてしまったが、フィギュアに関しては、なかなかよくデキた部類。
プロポーション、造形は秀逸。ただしキャラが地味。
カラーリング及びペイントも良好。ただしキャラが地味。
可動も豊富だが、足首のヒンジがあまり用を為していない。ただしキャ(以下略
アクセサリーは、バールのみ。これもまた地味だがよくデキている。
実はパッケ画像がないのは、海外オクで、レッキング・クルーのルーズ品を落札したため。
レッキング・クルーのメンバーのほとんどがコミック・パックスでセット売りになっており、しかもセットに含まれるキャラがほとんど既に持っているフィギュアなので、最後の手段に出たという次第である。
しかし、このレッキング・クルーというあまり名の知られていない2流ヴィランが、なぜこうも厚遇されるのか理由がイマイチがよくわからない。確か6インチでもフィギュア化されたはず。
ハズブロ、レッキング・クルー好きすぎだろっ?!
宿敵、雷神ソーと。
公式設定では、ソーが 6フィート6インチで、約198cm、レッカーが6フィート3インチで約191cm。
レッキング・クルーのメンバーは全員、結構大柄なようだ。