或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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隣の部所に親会社から出向してきた係長が使えないらしい。
使えないことにかけては右に出るものがいないという管理人に同僚がグチをこぼすくらいなのだから、恐らくかなりのものだろう。まぁ管理人の机の右隣は窓なのだが。
え?今気がついたけど、俺、もしかして窓際?
愕然としつつも、本日は(実は手が震えている)、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース・シリーズ2から、レッカーを紹介。
パッケ画像はナシ、理由については後述。
冒頭に掲載した画像のとおり、レッカーは、マーベルコミック世界におけるヴィランのチーム、“レッキング・クルー”のリーダー。“レッキング・クルー”とは“Wrecking Crew”つまり、直訳すると“破壊部隊”くらいの意味である。
レッカーの本名はダーク・ガースウェイト(Dirk Garthwaite)。暴力を振るうアル中の父のいる貧乏な家庭に生まれた。
ダークが4歳の時、父親は亡くなったと思われたが、どうやら後にそれは間違いであったことが判明したらしい。
母親は日々の住む場所と食料を得るために、彼を長時間一人で家に残して働きに出ていた。
不幸な家庭で育ったダークは、長じてから肉体労働者として解体作業の会社で働いていたのだが、反社会的な言動と暴力沙汰により解雇。
彼は、才能を犯罪行為に活かすことに決め、正体を隠すために簡素なコスチュームに身を包み、自らレッカー(破壊者)と名乗る犯罪者となる。
トレードマークは、犯行現場に痕跡を残す愛用のバール(かなてこ)。
レッカーは次第に大胆な犯行を繰り返すようになり、警察に追われる身となった。
ある時、レッカーがいつものように次の獲物となる対象を探していると、偶然にも、とあるホテルの1室で一時的にオーディン神によってパワーを奪われたロキに出遭う。
ロキは丁度その時、アスガルドの同盟者であるノルンの女神カーニラを呼び出し、失われた自分のパワーの代わりに、女神からソーと戦うためのパワーを受け取る手はずになっていた。
そんなこととは露知らず、レッカーはいつものようにロキを殴り倒して、戯れにロキの角付きヘルメットをかぶってみた。
すると、ロキとレッカーを間違えた女神が、ロキへ贈るはずのアスガルドの魔力を、誤ってレッカーへと授けてしまったのである。
アスガルドの魔力はレッカーに超人的なパワーを与え、もはや警察を恐る必要のなくなったレッカーは、意気揚々と恥知らずな犯罪的な破壊行為に勤しむことになるのだ。
幾度かに渡る雷神ソーと戦いの後、レッカーは囚われの身となり、パワーとともにバールも失ったが、彼は金を使ってバールの行方を探り続けていた。
そしてライカー島の刑務所に服役中、エリオット・フランクリン博士、ヘンリー・キャンプ、ブライアン・フィリップ・コルスキーら3人の服役囚と共に脱獄に成功し、ついに念願のバールを見つけることに成功する。
敗北を知りたい…といったかどうかは不明。
レッカーはアスガルドの魔力を3人と共有することに決め、激しい雷雨の中で4人のしがみついたバールに稲妻が落ちると、取り戻されたレッカーのパワーは4人の間で分散される形となった。
3人はレッカーを真似てコスチュームと別名を採用し、フランクリンはサンダーボール、キャンプはブルドーザー、コルスキーはパイルドライバーと名乗るようになる。
そして、レッカー率いる4人の超人的犯罪者集団は、レッキング・クルーとしてその名を知られるようになった。
レッカーはロキから横取りしたアスガルドの魔力によって、様々なパワーを得ている。
約40トンを持ち上げることができ、最長24時間の間、最大限の能力で疲れることなく活動することができる
また、全てのケガに対して高い耐性があり、マシンガンの弾、極端な温度と圧力、高所からの落下、ソーのハンマーによる打撃など耐えることができる。
しかし、レッキング・クルーの他のメンバーとパワーを共有したことで、それらの能力は全て4分の1程度に下がってしまった。それでも並の人間よりは遥かに強く、二流ヴィランのくせに、4人揃えば雷神ソーその人よりも強いとさえ言われている。
レッカーは、アスガルドの魔力を付与されたバールとの精神的にリンクしており、過去にレッカーがパワーを失った時、パワーはバールの中に転送され、バールと物理的に接触をすることで、レッカーはそのパワーを取り戻すことができるようになっている。
また、レッカーはバールによって、着ているものを自由に変えることができたり、意識を集中することで、バールに触れた人間の精神を乗っ取り、意のままには操ることができ、どこにいてもレッキング・クルーの他のメンバーを見つけることもできる。
レッカーの持つ長さ4フィートのバールは、アスガルドの魔法で強靭な耐久力を得たレッカーとの長時間の接触により実質上破壊不可能となっている。
バールは超人的なパワーを持つレッカーが振るうことで、強力な破壊兵器となり、どんな建物でも数分で完全に破壊し尽くし、戦闘に於いては雷神トールさえ寄せつけない。
また、攻撃において直接打撃や、投擲武器両面で使うことができ、投げたバールは手元に呼び戻すことも可能。
レッカー自身も、肉弾戦においては非常に高度なストリート・ファイトのテクニックを習得している。
さて、長々とキャラの紹介をしてしまったが、フィギュアに関しては、なかなかよくデキた部類。
プロポーション、造形は秀逸。ただしキャラが地味。
カラーリング及びペイントも良好。ただしキャラが地味。
可動も豊富だが、足首のヒンジがあまり用を為していない。ただしキャ(以下略
アクセサリーは、バールのみ。これもまた地味だがよくデキている。
実はパッケ画像がないのは、海外オクで、レッキング・クルーのルーズ品を落札したため。
レッキング・クルーのメンバーのほとんどがコミック・パックスでセット売りになっており、しかもセットに含まれるキャラがほとんど既に持っているフィギュアなので、最後の手段に出たという次第である。
しかし、このレッキング・クルーというあまり名の知られていない2流ヴィランが、なぜこうも厚遇されるのか理由がイマイチがよくわからない。確か6インチでもフィギュア化されたはず。
ハズブロ、レッキング・クルー好きすぎだろっ?!
宿敵、雷神ソーと。
公式設定では、ソーが 6フィート6インチで、約198cm、レッカーが6フィート3インチで約191cm。
レッキング・クルーのメンバーは全員、結構大柄なようだ。
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