或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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本日は前回に引き続き、上海ハイヤトイズ社、エクスクゥジット・ミニ 、ロボコップ・シリーズからED-209をご紹介。
何を隠そう(隠れてないが)前回の記事は今回のための前フリみたいなものだったりする。
ED-209は映画『ロボコップ』シリーズに登場する治安維持用ロボットである。
読み方は、いーでーにーまるきゅーではなく、エド・ツーオーナイン。
ちなみにエドはるみとは無関係。
ED-209はアメリカのミシガン州、デトロイト・シティを拠点とするメガ・コングロマリット企業、オムニ社(OCP)の開発したロボットで、EDとは“エンフォースメント・ドロイド”、即ち、“治安維持ドロイド”を意味している。
プロジェクトの中心は同社のリチャード・ジョーンズ副社長だったが、試作品のお披露目で起きた不幸な事故(後述)によりオールドマン会長の不興を買い、同治安維持ドロイドをデトロイト全域に配備するという計画も頓挫してしまう。
ED-209は両腕のガトリングガンに加え、右腕に小型ロケットランチャー、二足歩行による抜群の機動性とAI制御による犯罪者判別能力及び人工音声発生機能を持つ。
単なる治安維持用にしてはややオーバースペックな気もするが、それもそのはず、オムニ社はED-209の投入による治安の劇的な向上という実績を手土産に、大々的に国内外の兵器産業市場に売り込みをかけようという目論みがあった。
実際、ジョーンズ副社長の語るところによれば、陸軍から販売保障を受け、軍事用の改造計画もあり、25年分のスペア部品の供給計画も立てていたらしい。
成る程、それを聞く限りでは、少しばかり(?)の欠点に目をつむってでも強行しなければならい、オムニ社を挙げての一大事業計画であったことがわかる。
しかし、これが稀にみるポンコツというか欠陥品。
そのポンコツ振りは、まず、お披露目の際、デモンストレーションで犯罪者役を務めた若手役員を誤って射殺してしまい、しかも配線を引き千切られて強制的に停止させられるまでひたすら撃ち続けた。誰が呼んだか、まさに「歩く労災」。
また、抜群の機動性を誇るはずの二足歩行脚は階段を降りる事すらできず、滑って転んでひっくり返ったが最後、自力では起き上がれないことが発覚している。
その他、自分の銃が自分に向けられても発砲を止められない、狭い建物内で躊躇うことなくロケットランチャーを発射してしまう、ミサイルを装填している腕で敵を殴りつけるなど、搭載されたAIの性能に立て続けに疑問符が立ち並ぶが、映画続編では更に酷くなり、マンホールの穴に嵌ってレッカー移動させられたり、年端もいかない女の子にいとも簡単にハッキングされてしまい、セキュリティ上の脆弱性まで露呈している。
さて、フィギュアに関しては第一印象は「思いのほか軽い」。
中はほぼ空洞なので、当然と言えば当然なのだが、まるでプラモデルのような軽さである。
プロポーション及び造形は良好。
細部までよく造り込まれていて、情報量も多い。
特に逆関節の脚部のシリンダー構造や、肘部の配線は拘りすら感じる。
カラーリング及びペイントはまずまず。
さすがに細部まで映画同様とまではいかないが、単調にならないようにクスミが入っていたり、スミ入れがしてあったり、隙間から覗く配線がちゃんと色分けされていたりと芸が細かい。
可動に関しては判断が難しいところで、とりあえず両手はバンザイができるし、
真横に伸ばすことも可能。肩の装甲が上下に可動するので妨げになるようなことはない。
特徴的な逆関節の脚部はシリンダー状になっており、上下に動かすことができる。
シリンダーはクリック式なので簡単にヘタレる心配はなさそう。
身体を前傾させるとヤンキー座りもできる。
残念ながら脚の指は固定で、足首の部分も可動域が狭いので、歩く姿は、やっと、といった感じ。
腰の部分の回転域も僅かで、左右に少ししか動かない。
ロボコップと比較するとこれくらい。劇中ではわかりにくかった大きさが把握できる。
劇中のバトルシーンを再現してみたり。
なお、このフィギュアにはサウンド機能もあり、ボディ右後ろにあるボタンを押すと、
「Warning, Throw Down Your Weapon, You Have 15 seconds to comply(警告する。15秒以内に武器を捨てろ。)」
など3種類の音声や武器の効果音を楽しめるようになっている。
再現と言えば、やっぱコレもか。
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Re:無題
NTさん、こんばんは。(=゚ω゚)ノ
興味はありますが、残念ながらMODEROIDの方はスケールが合いませんw
ロボコップに指令4として「オムニ社の社員に危害を加えてはならない」というプログラムがインプットされた理由は、ほかならぬED-209の前例があったからではないかと深読みしたくなりますねw
興味はありますが、残念ながらMODEROIDの方はスケールが合いませんw
ロボコップに指令4として「オムニ社の社員に危害を加えてはならない」というプログラムがインプットされた理由は、ほかならぬED-209の前例があったからではないかと深読みしたくなりますねw