或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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久しぶりの更新で力尽きたか管理人?
それとも尽きたはネタか、財力か…。
そんなワケで本日は、米ハズブロ社マーベル・ユニバース・シリーズからソー。
先日観賞してきた映画『アイアンマン2』では、次のマーベル映画作品として伏線が張られていたのだが、ほとんどの観客は気がつかなかった模様。
知名度の低い日本では、さもありなん。
しかし、マーベル・ヒーローの中では、キャプテン・アメリカ、アイアンマンと並ぶビッグ3の一角として超有名なキャラクターなのだ。
ソーは北欧神話に登場する主要な神の一柱で、雷神であり、農耕を司る神でもある。ソー(THOR)とは英語読みの発音で、ドイツ語ではトール、有名なワグナーの歌劇『ニーベルングの指輪』ではドンナーとして登場する。
短気で粗暴だが、それだけに人間味があり、庶民から人気の高い神様。
そんな神様がなんでマーベル・ヒーローになったかというと、あまりにも傲慢だったため、父である最高神オーディンが行く末を心配して、謙虚さを学ぶために記憶を奪ったうえで人間に転生させたのである。
しかし転生したのが、よりにもよってアメリカ人だったのは失敗だろう。
なんせアメリカ人は神よりも傲慢な人種である。
記憶を失ったままで、長じて医師となったドナルド・ブレイクに転生したソーは、休暇で赴いたノルウェーの旅行先で
土星人(笑)の地球侵略先遣部隊に拉致られたことを切っ掛けに、
都合良く神のパワーを取り戻し、土星人(笑)を撃退。以後、帰国後はヒーローとして活躍することになる。
神と宇宙人が地球で戦うという設定がなんともシュール。
どこか外でやってくれ。
さて、フィギュアは数あるソーのコスチュームの中で、いわゆるモダーン・ソー(現代版ソー)と呼ばれるもの。
実はマーベル・コミックに登場するヒーローは、日本のそれに比べて活躍期間が非常に長い。
キャプテン・アメリカは第二次世界大戦時に誕生し、リアルでドイツ兵や日本兵をタコ殴りにしていたし、アイアンマンだってヴェトナム戦争時に登場したヒーローなのだ。
そのため、サザエさんではないが、どうしてもあらゆる面でジェネレーション・ギャップが生じてしまうので、時代時代によってその都度設定やコスチュームも変化していくというワケだ。
ちなみに標準的なSWBFのストーム・トルーパーと比較するとこれくらいの大きさ。推定2.5メートルくらいか?でも実際の設定では190センチ位なんだよな、確か。
このフィギュアの欠点はなんといっても軟素材のマント。
重いので安定が悪いし、肩の可動の妨げになるし、固定されているので取り外しもできない。
しかし、それさえ目をつむれば、まずまずのデキ。
それもそのハズ、このフィギュア、ダイヤモンドセレクト社のマーベル・セレクトのソーと同じ原型を使ってるんだよな。
ソーが手にしているのは“ムジョルニア”と呼ばれる魔法のハンマー。
アダマンチウム並みの強度を誇り、ソーと同等以上の高潔な心の持ち主でなければ持ち上げることが出来ない。普段は、足の悪いブレイクの杖の形をしているが、一朝事あれば、地面に叩きつける事でムジョルニアに姿を変え、ブレイク自身もソーへ変身するための鍵としての役割を持つ。
仮面ライダーの変身ベルトやウルトラマンのベータカプセルみたいなものか。
映画の製作も順調なようで、今年のサンディエゴのコミコンでは限定版ソーのフィギュアが販売される模様。
さて、次回は久しぶりにSWBFネタで行こうとか企んでたり。
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