或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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マイク・ミニョーラ原作、ギレルモ・デルトロ監督、ロン・パールマン主演、『ヘルボーイ2 ザ・ゴールデン・アーミー』。
全米公開に遅れること2ヶ月余り。クビを長くして待っておりましたが、本日公開と当時に観賞。
平日で、しかも日本全土を覆う寒波と雨のせいもあり、初日は午後からの上映となったものの、観客の姿はまばらなのは人を選ぶ監督、人を選ぶ作品だから仕方ないところか。
1作目を観ている管理人にとって、原作と映画は別物と割り切って観賞に望んだのだが、
いきなりストレート・パンチ
え゛え゛え゛え゛え゛え゛…みたい、な。
ネタバレになるので書かないが、原作ファンなら必ずのけぞる展開。
一言で言うなら、ヘルボーイ許すまじ。
さて、今回は新キャラクターとして、ドイツから招聘された捜査員にしてヘルボーイのお目付け役、エクトプラズムマンことヨハン・クラウス博士が登場。B.P.R.D本部のシャワールームにおけるヘルボーイとヨハンの掛け合いはお気に入りの場面のひとつだが、ヨハンがシャワールームに来て、一体どうするつもりだったのかは、この映画最大の謎といっていいだろう。
映画は絵的には非常に面白く、見せ場も多くあり、最後まで決して飽きさせない展開で、予告編でクライマックスかと思ったシーンのほとんどが序盤から中盤にかけての映像だったことに驚かされた。
しかし、世界観がリアルな現実世界とはマッチしないため、ストーリーが今ひとつチグハグな感は否めない。
実写で観たいが、実写にはそぐわないという矛盾を抱えた作品なのではないだろうか。
最後に、ヘルボーイをフィギュア化している米メズコ社には是非、今年のコミコンあたりでゴールデン・アーミーのフィギュアを出してもらいたい。
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