20.09.19 MEGA CONSTRUX MASTERS OF THE UNIVERSE : PANTHOR AT POINT DREAD PART Ⅰ

GAFA恐るべし。

そんなワケで本日は、米マテル社、メガコンストラックス、マスターズ・オブ・ザ・ユニバース、パンソア・アット・ポイントドレッド。
ポイントドレッドはまだ未組み立てにつき、まずは付属フィギュアからのご紹介。

恒例のパッケ画像なのだが、実はこれ、自前ではない。なぜならば届いた時点でパッケージが大破しており、とてもではないが撮影できるような状態ではなかったため。


▲箱の中身

アマゾソの外箱は無傷だったので、明らかに確信犯的な犯行と思われる。
もしかしたら、この間ぺゾ〇の悪口を書いてしまったからだろうか？＜違う


▲設計図（２分冊）

以前からメガコンの流通は安定しておらず、国内のショップさんに尋ねても入荷未定のお返事をいただいていたところ、今回たまたま米アマゾソで日本に発送可、しかも定価（メーカー希望小売価格）で販売されているのを見つけて半信半疑で即座にポチってはみたものの、なるほどそういう理由だったのね、と妙に納得。


▲設計図の中身（当然、英語）

これがもし日本だったら返品待ったなし、というかそもそもこんなもの定価で売りに出せんだろ、みたいな状態だったのだが、中身は組み立て式のブロックなので無傷だし、管理人も外箱なんて気にしないのでノープロブレム。
クレームを入れれば、もしかしたらお詫びとして毎度の５＄分のポイントがつくのかも知れないが、万が一「返金するから返品してくれ」みたいな事を言われても困るので、ここはひとつ、ここで暴露報告するにとどめておくことにした。やはり安かろう悪かろうは万国共通ということらしい。



さて、気を取り直して、まずはこのセットの目玉のひとつであろうゾダック。



ゾダックはマスターズ・オブ・ザ・ユニバースに登場するキャラクターのひとりで、宇宙の監視者にして善と悪のバランスを保つためのエンフォーサー（執行者）である。



しかし、“中立”の概念が子供達には理解が難しかったらしく、マテルもマテルで面倒臭かったのか、あまり詳しく説明をしなかったので、様々な憶測を呼びつつも長らく謎の人物だったらしい。



ミニ・コミック等では、一方ではスケルターをけしかけておきながら、その一方で今度はヒーマンにそれを妨害させたりと、マッチポンプ的な役割を担っていたらしいが、オリジナルアニメでは何かとヒーマン達の手助けをしていたので、恐らく善の側に味方するキャラクターという設定に落ち着いたのだろう。



そこから更に設定が掘り下げられて、実はかつてはエルダー・カウンシル（長老評議会）のリーダーだった人物であり、カウンシルの精神がグレイスカル城のオーブ・オブ・パワーに宿った後も人間の姿を維持している唯一のメンバーであるとか、グレイスカル王の死後、故郷であるエターニアを去ったが、パワーソードを巡る善悪の争いにバランスをもたらすべく、しばしば呼び戻されるという苦労人である一面も付加された。



フィギュアに関してはクラシカルなイメージを踏襲したデザイン。
独特の形状のヘルメットや、足の爪が三本あるなど、少し人間離れしているように見えるのも、まだ明確な設定が決まっていなかった頃の名残なのだろう。
近接戦武器を主流とするMＯＴＵの登場人物にしては珍しくビームガンを使用している。



ちなみにカートゥーンネットワークで放映していた２００２年版のアニメ二期に登場し、スネークメンと敵対するゾダックとは別人という設定である。



長くなりそうなので、続きはまた次回に。