20.08.31 MEGA CONSTRUX MASTERS OF THE UNIVERSE : BATTLE CAT Vs. ROTON Part Ⅱ

さてさて、本日は前回に引き続き、米マテル社、メガ・コンストラックス、マスターズ・オブ・ザ・ユニバース、バトル・キャットｖｓロトンからマーマン＆ロトンをご紹介。

マーマンはマスターズ・オブ・ザ・ユニバースに登場するヴィランで、スケルターの配下のひとり。

エターニアの海底領域を支配していたが、ライバルである他の海の氏族との戦いに敗れ、王国を破壊されたことによりスケルターの軍門に下り、仕えることを余儀なくされている。



メディアによって多少の違いがあるものの、マーマンは半魚人のような外観をしており、魚のような鱗のある、緑もしくは青い肌色で描かれている。手と足には水掻きがあり、頭の両側に2枚のヒレ状の耳がついている。
目は魚のように丸く大きく、広い口には鋭い牙がびっしりと生えているが、鼻らしき器官はない。
また、魚の皮でできていると思しき黄色い胸鎧を着用し、同色の黄色い剣や三叉の鉾で武装している。



マーマンは水陸両棲で、海中を泳ぐのと同等に陸上を二本足で歩き回ることができる。
平均的な人間よりも強靭な力を持っているが、陸上よりも、むしろ水中での方が能力が発揮できる。
また、原始的なテレパシーを通じて海洋哺乳類を除く水生生物を制御する能力がある。
この海洋哺乳類を除く、というのがミソで、恐らくビーストマンとの能力の住み分けなのだろう。
武器の先から冷凍光線を放出して標的を氷漬けにすることもできるが、それがが魔法なのかエターニアの高度な科学技術の産物なのかは不明。



さて、フィギュアに関しては、オリジナルフィギュアを踏襲したものとなっている。
プロポーション及び造形は良好。頭部と特徴的な胸鎧以外は既存のフィギュアと同じ素体を使用。

カラーリング及びペイントも問題なし。
多少、イメージよりも明るめだが、そのうちにリペイントが出るだろうし。
慣れてきたのか慣らされたのか、こういうのはやはり拘ったら負けである。



可動に関しては素体が共通なので 特筆するような点はない。



アクセサリーとして剣と、



三叉の鉾が付属。



鉾は両手持ちも可能。



同セットのバトルアーマー・ヒーマンと。



スケルター軍団が揃ってくるのは単純に嬉しい。



元々はディッツロイヤーと名乗る海賊団によって設計されたロトンは、黒色のボディの周囲に高速で回転する赤いブレードを備えた見るからに不吉な外観の兵器である。

フレームには生き物のように光るふたつの目が備え付けられ、その姿を見たものは例えそれが勇敢な戦士であっても恐怖に襲われてしまうとされている。



通常は陸上で使用されるロトンは飛行車両としても機能し、銃も備えているが高速で回転して破壊をもたらすブレードが最も強力な武器となる。
ディッツトロイヤーはロトンの設計図を提供することで他の悪の軍団との間に秘密の協定を結んでいた。



セットだからといっても別にマーマン専用の乗り物というわけではないらしい。
オリジナルのアニメシリーズでもスケルター軍団の使う兵器として度々登場していたが、常にブレードが回転していた状態なのでフィギュアを見て、初めてこんな形をしていたことを知った。



フィギュアには車両の下部についた車輪に連動してブレードが回るギミックが仕込まれている。
また、側面に配置された２丁のレーザーガンは、ボタンを押すことで実際にミサイルが発射できるようになっている。レーザーガンなのにミサイルもどうかと思うが。



フィギュアを搭乗させることも可能。
黒くてわかりずらいが、ロトンの正面には四本の牙が生えている。



先日のオンラインのパワーコンでもアナウンスされたが、１１月にはトラップジョーもリリースされる予定なので、やっと定番の悪役トリオが揃うことになりそう。