18.10.26 MARVEL SELECT : ODIN THE DESTROYER

「つうか、最近マーベルレジェンド含めてアメトイって下火なのかねぇ(´ﾟωﾟ｀)？」

そんなワケで、本日は、米ダイヤモンドセレクト社のマーベルセレクトシリーズから、オーディン・ザ・デストロイヤーをご紹介。

ルーズ品を購入につきパッケ画像はなし。
フィギュアは中身で勝負派、ルーズガチ勢のブログ、その名も“ばん’ず・これくしょん”。



さて、デストロイヤーとはなんぞ、と言えば、マーベルコミックの“マイティ・ソー”シリーズに登場するヴィラン…じゃねぇな、これ。

神々の国アスガード最強の、そして宇宙で最も危険な兵器であり、黒い重金属製の体長３メートル近いロボット（自動人形）である。
材質はオーディンのみが知る魔力を付与された金属でできている。
その硬度はソーの持つムジョルニアやキャップのヴィブラニウムのシールドをも上回り、宇宙最古の超種族であるセレスチャルズ以外に破壊は不可能と言われている。



動力源は人間ないしアスガード神族の魂と生命力。
デストロイヤーに触れた者は魂を吸い取られ、残された肉体は昏睡状態に陥ってしまう。
デストロイヤーは、それを契機に起動し、周囲にあるものをことごとく破壊する。
その目的は目につくもの全てをただただ破壊することにあり、破壊する対象がなくなるまで決して止まらない。
デストロイヤー自体に人格といえるものはなく、インプットされている命令に従って、ただ単に破壊を繰り返すのみの存在である。



最も強力な武器は顔のヴァイザーを開けることで放たれる破壊ブラストで、一旦解放されたら惑星をも焼き尽くすと言われている。
その威力はムジョルニアを叩き割って一度はソーを焼き殺し、ムジョルニアでさえも傷ひとつつけることの出来なかったセレスチャルズのバリアを砕き去ったこともある。



映画版ソーの１作目にも宝物庫の番人として登場して霜の巨人をあっさりと屠り去り、後にアスガードを乗っ取ったロキによってソー抹殺のために地球に送り込まれた際は、アスガード屈指の戦士であるレディ・シフやウォリアーズ・スリーを全く寄せ付けることなく、その無双な暴れっぷりを遺憾なく見せつけてくれた。



さて、フィギュアに関しては非常によくデキた部類。
なんといってもガチムチな造形が最高にイカす。(死語



マーベルレジェンドや映画版ソーのフィギュアでは安全面を配慮してオミットされたトゲトゲがしっかりと再現されている点も嬉しい。
やはりデストロイヤーと言えばガチムチにトゲトゲですよね？



カラーリング及びペイントも文句なし。
原作の設定では“黒い重金属製のアーマー”ということになっているが、個人的にはやや暗めのシルバーというイメージが強いので全く問題なし。縞模様のスミ入れも丁寧。



可動に関してはダイヤモンドセレクトの標準的なクオリティー。

首（ボールジョイント）、両肩（ヒンジ）、両上腕、両肘、両手首（ヒンジ）、胸部（ボールジョイント）、両股関節（ヒンジ）、両大腿、両膝、両足首となっている。
ボディ全体にあしらわれた横縞の模様のおかげで分割線も目立たない。
また、肩のアーマーはダブル・ボールジョイントで、腕の動きを阻害しないように配慮されている点もなにげにポイント高い。



アクセサリーとして替えのコンパチヘッドと剣が付属。
これらはいずれもオーディンのもので、なんでも原作コミックによれば、デストロイヤーはアーマーとしても着用することが可能らしい。
そういや、ボウエンのスタチューでもデストロイヤー・ソーとかあったような？



剣は一緒に保存しておいたのだが、はて、オーディンの頭は何処？



剣の柄には細かなルーン文字のような文様が刻まれているのが芸細。



マーベル・レジェンドに比較して、やや大きめのスケールのマーベル・セレクトだが、デストロイヤーはその中でも特に大きな部類。
何かとスタイリッシュなプロポーションで描かれることの多い昨今、ガチムチな体型で、尚且つ、塗装のクオリティの高い、正に逸品。

ちなみに４インチのフィギュアと並べるとこんけくらい。

アイアンゴーレムとしても使えそう。