或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ありがとうなら いもむしはたち ねえやはじゅうごでよめにいく
NTさんがムシで、けいたさんがゴリラならば管理人はイモムシ(ナメクジ?)ということで、本日は米ハズブロ社、SWBF、スターウォーズ・サガ・シリーズ、ウルトラフィギュアからジャバ・ザ・ハット(ジャバ宮殿)をご紹介。
“ジャバ・ザ・ハット”として知られるこの犯罪王の正式な名はジャバ・デシリジク・ティウレという。
密輸、奴隷売買、殺人など、ありとあらゆる悪事に手を染め、銀河帝国の暗部を取り仕切る犯罪シンジケートの頂点に君臨する大悪党である。
では、通称であるジャバ・ザ・ハットの“ハット”はなんぞ、というと、ハット・スペースと呼ばれる宙域に築かれた犯罪帝国を支配する大型の腹足類型種族、つまりはハット族のことである。
彼らが入植した第二の故郷はナル・ハッタだが、ハット族の起源は惑星ヴァールに求められると伝えられている。
しかし、古今東西の銀河帝国の星図を紐解いても、未だかつてそのような名前の惑星は記載されたことはない。
ハットは球根のような頭、力強い尻尾へと先細りする太い胴体、比較的小さく限定された用途にしか使われない器用な2本の腕を持っている。
頭部は比較的平凡な容姿(!)をしているが、黄色い爬虫類を彷彿させるふたつの大きな目が顔の表面に突き出しており、のっぺりと平板な鼻の下には左右の耳穴にまで至る唇のない口が大きく広がっている。
ハットの鼻孔はきつく閉じることができ、極端に大きな肺の機能も相俟って水中でも長時間過ごすことができる。
また、彼らは顎を驚異的な角度まで開くことができ、ほとんど何でも丸飲みにすることができるが、喉の奥深くには魚類のように消化する前に食べ物を噛み砕く特別な器官が備わっている。
彼らは男性と女性の両方の生殖器官を併せ持つ両性具有の種族である。
出産と育児の際には、彼らは有袋類のように幼体(ハットレット)を特別な袋に入れて育てる。
このように様々な生物の特徴を有してはいるものの、彼らが最も酷似しているのはやはりイモムシやナメクジのような腹足動物である。
胴体の基部全体はゆっくりと這いずる足として働き、骨格を持たないが、その代わりに体内にある覆いで頭部を支える構造になっている。
ハットは銀河系で最も長寿命な種族のひとつであり、少なくとも一千標準年は生きると言われている。
彼らはおよそ130年を掛けて人間と同等の大きさと知性に到達し、その時点で体重はおよそ500キロにも及ぶ。
自力で動けなくなるほど大きく成長することも決して珍しいことではなく、ジャバ・ザ・ハットの死亡時の推定年齢はおよそ600歳、体重も1トンを超えていたとされる。
その致命的なまでの動きの鈍さによってハットは物理的には完全に無力なのだが、彼らにとってその分厚い皮膚が最大にして唯一の防衛手段となっている。
表皮は強力な腐食性の酸以外のあらゆるものに耐えることができ、粘液と脂っこい汗で体表が滑りやすく、かつ、掴みにくくなっている。
万が一、敵がハットを攻撃しようとしても、その分厚い筋肉と脂肪の層が重要な器官を守ってくれるのである。
また、ハット族はジェダイのマインドトリックに対して生まれつきの耐性を持っていることでも有名である。
ハット族が銀河系に多大な影響力を及ぼすことができるのは、偏にその自己中心性にこそある。
彼らは自分こそが宇宙の中心であるという信念を持って生まれ、その欲望に対しては他の何よりも忠実である。
この信念は彼らを成功に導く原動力となっているが、同時に極めて印象的な自我と知性の力を周りに示すことによって、他者に対しても強い影響を与えるのである。
ハットは他者が自分のために働くように仕向けることに関するスペシャリストであり、彼らは不快な生物として見られることも多かったが、それ以上に自分の目的を達成させてくれる相手にとっては非常に魅力的な存在になり得るのだった。
ジャバはハットの犯罪シンジケートのなかでも特に大きな力を持つデシリジク氏族の一員であり、生まれながらの大悪党である。
彼は氏族長であり叔父でもあるジリアクがベサディ氏族の長アラクの暗殺を巡る抗争でダーガ・ザ・ハットとの決闘に敗れた際、その後を継いで氏族の長に収まっている。
しかし、実はそれもこれもすべてジャバの計画の一環であった。
彼はまだ生まれたばかりのジリアクの子供を殺害し、後の禍の種を排除すると瞬く間に自らの犯罪帝国を築き上げている。
ジャバは銀河でも人気の高いポッド・レースによる賭博の収益を見込んで辺境の砂漠の惑星タトゥイーンに居城を構え、この惑星でも最大の都市であるモス・アイズリーで厳重に警備されたタウンハウスに帝国の高官や重要な取引相手を呼んでもてなしていた。
ジャバの最大の収入源はケッセル産のグリッタースティム・スパイスの密輸だった。
スパイス鉱山は帝国軍によって厳重に管理されていたが、そこの役人がジャバと通じスパイスを横流ししていたのである。
しかし、役人は当局の評価を得るために定期的に密輸業者の密告を行っており、ジャバの積み荷を運んでいたハン・ソロは運悪く、犠牲者のひとりとなってしまう。
帝国軍の検問に遭遇したソロは、苦肉の策として大量のスパイスを宇宙空間に放棄するし、結果としてジャバに対して巨額の借金を負うことになってしまった。
そして、ジャバは銀河の内戦に巻き込まれて借金の返済が滞ったソロに業を煮やし、ついにその首に賞金を懸けたのである。
さて、フィギュアに関しては比較的よくデキた部類。
素体は映画EPⅠ“ファントム・メナス”公開時にリリースされた“ゲロ・ジャバ”とほぼ同じ。
アチラは付属しているスライムを口から吐き出すという、デザイナーの正気を疑ってしまうような(もちろん誉め言葉である)ギミックが仕込まれていたが、こちらではオミットされ、その代わりにベロが付属している。口の周りの涎もそれらしくてイイ感じ。
カラーリング及びペイントもより劇中に近く変更され、そこそこ無難な感じにまとめられてはいるのだが、実は管理人が少しだけ手を加えてある。こちらがBEFOREで、こちらがAFTER。
おわかりいただけただろうか(震
映画評論家のロジャー・イーバート曰く「ヒキガエルとチェシャ猫を合わせた姿」とのことなので、劇中に近づけて瞳孔を細くしてみた。
あと少し顔の縁取りが少々きつく、まるで猿みたいな印象を受けるのでヒマをみて緑でスミ入れをしようかと考えている。
可動に関しては、両肩と胴部のみ。
もしかして胸なのかもしれないが識別できない。
アクセサリーとして、フーカーパイプ(水タバコ)と脇息(肘置き)が付属。
王座、までとはいかないが、こうした小道具が付属しているのは素直に嬉しい。
恐らく水タバコのボウルの原型はオールド・ケナー時代のヴィンテージ・フィギュアに付属していたものと同じ物ではないかと推測。
脇息と水タバコのボウルは分離することもできる。
先ほどからボウルの中にチラチラと見えているのは、二本足のクトゥルフ(嘘詳細は不明だが、どうやらジャバ様は両生類がお好きらしい。
ジャバの王座を模して一枚。
ジャバに関しては既に決定版ともいえるヴィンテージ・スタイル版がリリースされているが、なぜかトイザらス限定で現在は入手困難なレア・アイテムと化している。
また、同じトイザらス限定の“ジャバズ・ピット・ランコア”セットに含まれているジャバも一見して先のヴィンテージ・スタイル版に似ているが、実はどうやら新造型らしいとのこと。
機会と予算があれば、いずれは比べて検証してみたいものである。
2018.10.21 画像追加。最終的にこうなりました。
密輸、奴隷売買、殺人など、ありとあらゆる悪事に手を染め、銀河帝国の暗部を取り仕切る犯罪シンジケートの頂点に君臨する大悪党である。
では、通称であるジャバ・ザ・ハットの“ハット”はなんぞ、というと、ハット・スペースと呼ばれる宙域に築かれた犯罪帝国を支配する大型の腹足類型種族、つまりはハット族のことである。
彼らが入植した第二の故郷はナル・ハッタだが、ハット族の起源は惑星ヴァールに求められると伝えられている。
しかし、古今東西の銀河帝国の星図を紐解いても、未だかつてそのような名前の惑星は記載されたことはない。
ハットは球根のような頭、力強い尻尾へと先細りする太い胴体、比較的小さく限定された用途にしか使われない器用な2本の腕を持っている。
頭部は比較的平凡な容姿(!)をしているが、黄色い爬虫類を彷彿させるふたつの大きな目が顔の表面に突き出しており、のっぺりと平板な鼻の下には左右の耳穴にまで至る唇のない口が大きく広がっている。
ハットの鼻孔はきつく閉じることができ、極端に大きな肺の機能も相俟って水中でも長時間過ごすことができる。
また、彼らは顎を驚異的な角度まで開くことができ、ほとんど何でも丸飲みにすることができるが、喉の奥深くには魚類のように消化する前に食べ物を噛み砕く特別な器官が備わっている。
彼らは男性と女性の両方の生殖器官を併せ持つ両性具有の種族である。
出産と育児の際には、彼らは有袋類のように幼体(ハットレット)を特別な袋に入れて育てる。
このように様々な生物の特徴を有してはいるものの、彼らが最も酷似しているのはやはりイモムシやナメクジのような腹足動物である。
胴体の基部全体はゆっくりと這いずる足として働き、骨格を持たないが、その代わりに体内にある覆いで頭部を支える構造になっている。
ハットは銀河系で最も長寿命な種族のひとつであり、少なくとも一千標準年は生きると言われている。
彼らはおよそ130年を掛けて人間と同等の大きさと知性に到達し、その時点で体重はおよそ500キロにも及ぶ。
自力で動けなくなるほど大きく成長することも決して珍しいことではなく、ジャバ・ザ・ハットの死亡時の推定年齢はおよそ600歳、体重も1トンを超えていたとされる。
その致命的なまでの動きの鈍さによってハットは物理的には完全に無力なのだが、彼らにとってその分厚い皮膚が最大にして唯一の防衛手段となっている。
表皮は強力な腐食性の酸以外のあらゆるものに耐えることができ、粘液と脂っこい汗で体表が滑りやすく、かつ、掴みにくくなっている。
万が一、敵がハットを攻撃しようとしても、その分厚い筋肉と脂肪の層が重要な器官を守ってくれるのである。
また、ハット族はジェダイのマインドトリックに対して生まれつきの耐性を持っていることでも有名である。
ハット族が銀河系に多大な影響力を及ぼすことができるのは、偏にその自己中心性にこそある。
彼らは自分こそが宇宙の中心であるという信念を持って生まれ、その欲望に対しては他の何よりも忠実である。
この信念は彼らを成功に導く原動力となっているが、同時に極めて印象的な自我と知性の力を周りに示すことによって、他者に対しても強い影響を与えるのである。
ハットは他者が自分のために働くように仕向けることに関するスペシャリストであり、彼らは不快な生物として見られることも多かったが、それ以上に自分の目的を達成させてくれる相手にとっては非常に魅力的な存在になり得るのだった。
ジャバはハットの犯罪シンジケートのなかでも特に大きな力を持つデシリジク氏族の一員であり、生まれながらの大悪党である。
彼は氏族長であり叔父でもあるジリアクがベサディ氏族の長アラクの暗殺を巡る抗争でダーガ・ザ・ハットとの決闘に敗れた際、その後を継いで氏族の長に収まっている。
しかし、実はそれもこれもすべてジャバの計画の一環であった。
彼はまだ生まれたばかりのジリアクの子供を殺害し、後の禍の種を排除すると瞬く間に自らの犯罪帝国を築き上げている。
ジャバは銀河でも人気の高いポッド・レースによる賭博の収益を見込んで辺境の砂漠の惑星タトゥイーンに居城を構え、この惑星でも最大の都市であるモス・アイズリーで厳重に警備されたタウンハウスに帝国の高官や重要な取引相手を呼んでもてなしていた。
ジャバの最大の収入源はケッセル産のグリッタースティム・スパイスの密輸だった。
スパイス鉱山は帝国軍によって厳重に管理されていたが、そこの役人がジャバと通じスパイスを横流ししていたのである。
しかし、役人は当局の評価を得るために定期的に密輸業者の密告を行っており、ジャバの積み荷を運んでいたハン・ソロは運悪く、犠牲者のひとりとなってしまう。
帝国軍の検問に遭遇したソロは、苦肉の策として大量のスパイスを宇宙空間に放棄するし、結果としてジャバに対して巨額の借金を負うことになってしまった。
そして、ジャバは銀河の内戦に巻き込まれて借金の返済が滞ったソロに業を煮やし、ついにその首に賞金を懸けたのである。
さて、フィギュアに関しては比較的よくデキた部類。
素体は映画EPⅠ“ファントム・メナス”公開時にリリースされた“ゲロ・ジャバ”とほぼ同じ。
アチラは付属しているスライムを口から吐き出すという、デザイナーの正気を疑ってしまうような(もちろん誉め言葉である)ギミックが仕込まれていたが、こちらではオミットされ、その代わりにベロが付属している。口の周りの涎もそれらしくてイイ感じ。
カラーリング及びペイントもより劇中に近く変更され、そこそこ無難な感じにまとめられてはいるのだが、実は管理人が少しだけ手を加えてある。こちらがBEFOREで、こちらがAFTER。
おわかりいただけただろうか(震
映画評論家のロジャー・イーバート曰く「ヒキガエルとチェシャ猫を合わせた姿」とのことなので、劇中に近づけて瞳孔を細くしてみた。
あと少し顔の縁取りが少々きつく、まるで猿みたいな印象を受けるのでヒマをみて緑でスミ入れをしようかと考えている。
可動に関しては、両肩と胴部のみ。
もしかして胸なのかもしれないが識別できない。
アクセサリーとして、フーカーパイプ(水タバコ)と脇息(肘置き)が付属。
王座、までとはいかないが、こうした小道具が付属しているのは素直に嬉しい。
恐らく水タバコのボウルの原型はオールド・ケナー時代のヴィンテージ・フィギュアに付属していたものと同じ物ではないかと推測。
脇息と水タバコのボウルは分離することもできる。
先ほどからボウルの中にチラチラと見えているのは、二本足のクトゥルフ(嘘詳細は不明だが、どうやらジャバ様は両生類がお好きらしい。
ジャバの王座を模して一枚。
ジャバに関しては既に決定版ともいえるヴィンテージ・スタイル版がリリースされているが、なぜかトイザらス限定で現在は入手困難なレア・アイテムと化している。
また、同じトイザらス限定の“ジャバズ・ピット・ランコア”セットに含まれているジャバも一見して先のヴィンテージ・スタイル版に似ているが、実はどうやら新造型らしいとのこと。
機会と予算があれば、いずれは比べて検証してみたいものである。
2018.10.21 画像追加。最終的にこうなりました。
PR
この記事にコメントする
Re:無題
あれ、一番最初にゲロジャバとか呼んだヤツは間違いなく天才ですよね。
(´°ω°`)
Re:無題
なにをいってるのかさっぱりわからない。
(´・ω・`)
Re:無題
ジャバに首はないぞ(・´з`・)
Re:無題
エレベーターのワイヤーにも気をつけないとな。
(。-`ω-)b
無題
じゃばヽ(*´∀`*)ノ
近所のペットショップ、少し前から両生類や爬虫類にも力入れていて、
ベルツノガエルとかヒョウモントカゲモドキとか売られていて眺めてはほっこりしております(*'ω'*)
って何の話でしたっけ('_')?
近所のペットショップ、少し前から両生類や爬虫類にも力入れていて、
ベルツノガエルとかヒョウモントカゲモドキとか売られていて眺めてはほっこりしております(*'ω'*)
って何の話でしたっけ('_')?
Re:無題
NTさん、おはようございます。
Java♪ヽ(´▽`)/
タランチュラやヒヨケグモはよくみると愛嬌がありますよね。
昆虫は漢のロマンです。
ところでこの間うちの会社に来てたNTTの営業さんがやたら可愛いかったのですが、NTTと聞くと反射的にNTさんを思い出してしまいます。
ところでいったい何の話でしたっけ?
(´°ω°`)
Re:無題
サルモネラ菌?
(。-`ω-)