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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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買うまい、買うまいと思いつつ、やっぱり買ってしまった。
いざ組み立ててみると、さすがにデケェな、ピット。
ネットで“PITT”と検索すると、かなりの確率でブラピがヒットしてしまうのだが、当のピットは情報量が少なくて結局詳細はウィキに頼る事となってしまった。
なんでもピットの初登場は同じくイメージ・コミックスのヤングブラッドだとか。
新作を売り出すためにまず人気作品にゲストとして登場させるのはアメコミの常套手段なのだが、逆に一発限りのハズが、思いのほか人気が出たばかりに、単独でシリーズ化されるという場合もあるようだ。ピットの場合はどっちなんだろう?

ピットは人間とエイリアンのハイブリッドで、病院帰りにエイリアンに拉致されたブラッケン夫妻から摂取された卵子とエイリアンの遺伝子を結合させて造り出された大量殺戮生物兵器。
同じくブラッケン夫妻の子供として生まれたティミー少年とは同じ遺伝子構造を持つので異父(?)兄弟にあたる。
ピットはエイリアンの宇宙船から逃げ出すのだが、おかげで同じ遺伝子情報を持つティミーがエイリアン達の狙われてしまい、エライ目に会う、といったストーリーのようだ。(ホントかよ?!)

さて、フィギュアの方は冒頭でも述べたようにかなりデカい。
MLシリーズのビルドフィギュアに比べて、それほどタッパがあるわけではないのだが、やたらと横にデカいマッチョ体型なので迫力満点。可動も申し分ないが、今回のシリーズでは、新たな試みとして親指を除く4指に第2関節が設けられているのだ。
地味にスゲェぜマーベルトイズ!
このシリーズが、アメコミの普及に一役も二役も買っている事はまず間違いないだろう。恐らくピットの作者は晴天の霹靂でウハウハだろう。
もしトイビズが未だにマーベルの版権を握っていたら、恐らくここまでクオリティの高いフィギュア化に恵まれる機会はなかったハズだ。
既に一部でシリーズ4のラインナップ情報も漏洩しているとか。
向こう5年間といわず、マーベル・トイズには将来に渡ってずっとこのシリーズを続けて欲しいものである。

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