17.02.26 BOSS FIGHT STUDIO : VITURIAN H.A.C.K.S. SERIES 6 : MYRMEX WARRIOR

ザコとは違うのだよ、ザコとは。

本日は前回に引き続き、米ボスファイトスタジオ社、 VITRUVIAN H.A.C.K.S. ギリシャ神話シリーズ、ウェブ６から、ミュルメクス戦士をご紹介。

アメトイ業界の悪しき習慣として、“素体の使い廻し”という悪魔の所業があるが、実のところ、これはマテル社のMOTUシリーズを嚆矢とするというのは知る人ぞ知る有名な話。



メーカー側にしてみれば、同じ素体を何度も使用することによりコスト削減に繋がるわけで、なおかつそれで売れればウハウハというものなのだが、そうは簡単に問屋が卸さない。消費者とて、バカではないのだ。



すみません管理人はバカです。



どう見たって、タロスもミュルミドンもアキレスも、このミュルメクスも同じ素体のリペじゃん。



でも、欲しくなっちゃうほどカッコいいんだから仕方ないよね？



ミュルメクスはミュルミドンの複数形。つまりはミュルミドンと同じ。
ただし、このシリーズのオリジナル設定では、ミュルメクスは、ゼウスがアリから作り出したミュルミドン人の直系の子孫で、アキレス王の護衛役という事になっている。



ミュルメクスは素早さと強さを兼ね備えた強力な戦士で、戦場では通常二人一組で互いの背後を守りつつ戦う。
また、戦車(チャリオット)に対しては投げ槍を用い、乗り手の剣が届く前に相手を倒す。



ミュルミドンの黒に対して、ミュルメクスの鎧は全身、赤。
いわゆる真田軍と同じ、赤備（あかぞなえ）ですよ、赤備。

赤いのは三倍速いというのは最早定説。

つまり、強いのは当然。



単なるリペなので、プロポーション及び造形は良好。



カラーリング及びペイントも特に問題なし。



盾の紋章は、ミュルミドンの由来となる“蟻”。



素体は流用なので、可動部に関しても当然同じ。



アクセサリーは、槍、剣と鞘、短剣、盾、可動方向の異なる替えの手首、メーカーのロゴ入りスタンドが付属。



個体差かとも思ったのだが、シリーズ６からはアクセサリーに心持ち細部の改良が加えられているらしく、鞘のベルトがやや長め、盾の握りも以前より手にフィットし易くなっている。



以前紹介した、ミュルミドン戦士と。素体はほぼ同じ。違いはヘルメットの下の頭部に毛が生えているくらい。
ちなみにミュルミドン戦士の槍はアキレスからの流用したもの。



アキレス王と。

当初はたかがリペだとバカにして購入予定には入れてなかったのだが、海外から取り寄せるにあたって送料がもったいないからとの理由だけで、“ついで”に購入。

実際には販促画像よりも実物の方がめっちゃカッコイイので、もう一体くらい欲しくなってしまったくらい。

こうしてまたメーカーの掌の上で転がされてしまう管理人なのであった。