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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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新・魔獣狩り〈10〉空海編―サイコダイバー・シリーズ

夢枕獏著、祥伝社刊『新・魔獣狩り 10 空海編』。
1年に1巻くらいのペースで刊行中。
今巻から、ところどころに記紀や空海の時代の挿話が入るようになり、読んでいて少し戸惑うが、作者がどこに物語の結末を持って行こうとしているのか、なんとなく予想できる気がしてきた。
最近の巻では、ストーリーを追うのが忙しいらしく、唐突に始まり長々と続くエロいシーンが減少傾向にあり、読み手としては喜ぶべきか悲しむべきか。
作者があとがきで「あと5年以内に完結できる(かも知れない)。」みたいな事を言っていたが、主要な登場人物が全て死ぬわけではなさそうなので、シリーズ自体はまだまだ続きそうである。例え誰かが死んだにしても過去のエピソードとかいくらでも書けそうなので、壮絶な最後が特に似合いそうな文成仙吉には劇的に死んでもらってもいいかもしれない。

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邪魅の雫

京極夏彦著、講談社刊。
弁当箱のようなサイズでも有名な“京極堂シリーズ”最新刊。
全部読みきらないとレビュー記事が書けないので、購入してからやたらと間が空いてしまった。
書店で購入したところ、なにやら解説本がつくとかつかないとか。
店員さんに非常に申し訳なさそうに「全部でちゃいました。」と頭を下げられたが、言われなかったら多分気がつかなかったと思う。件の解説本何某は後日知人が譲ってくれたのだが、まだ目を通していない。

さて、別々に起きた事件が最後にひとつになるプロットはいつもの如く。
律儀にも主要な登場人物は全て顔を出すのだが、多彩な人物が別々の状況で登場し場面も小まめに変わるので、読み続けるのに疲れるのもまたいつもの如く。章が変わり、場面が変わるとそのまま継読するのが辛くなる。
今回は特に独特の精神構造を持つ人物が多いので、感情移入がしにくいのが難点だが、全ての謎が解けたはずの読了後にも、何やらスッキリしないのは、やはり著者の意図するところなのか、それとも読み手に何かが憑いたのか?

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スター・ウォーズシャドウズ・オブ・ジ・エンパイア〈帝国の影〉 (上)
スター・ウォーズシャドウズ・オブ・ジ・エンパイア〈帝国の影〉 (下)

スター・ウォーズのスピン・オフ小説「シャドウズ・オブ・ジ・エンパイア」。
映画『帝国の逆襲』と『ジェダイの復讐』の1年間の空白を埋めるエピソードとなっており、コミックやゲーム等とミックス・メディアによる同時展開を見せた。
コミック版では主としてボバ・フェットやサブ・キャラクターの活躍に焦点が当てられていたが、小説版ではルークのジェダイとしての成長や、アナキン/ダース・ヴェイダーの心の葛藤、息子に対する思いなどが中心に描かれていて、二つのエピソードの橋渡しに相応しい作品となっている。
その分、残念ながら小説版ではボバをはじめとする賞金稼ぎ達の活躍が割愛されているが、これはメディアによる住み分けということらしい。
また、ルークが「帝国の逆襲」で右手と共に失ったはずのライトセーバーをどこで手に入れたのか、レイア姫が「ジェダイの復讐」で賞金稼ぎブーシに変装したのはなぜか等、ちょっとした謎解きの要素が含まれているのも楽しい。

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ジェッツ・コミックス、三浦健太郎著『ベルセルク』31巻。
例によって隔週連載のため、単行本でストーリーを補完している状態。
以前は血と肉と骨の飛び散るハードファンタジーだったが、“魔法”の概念が導入された時には、もうダメかと思った。
個人的には狂戦士の鎧なんぞというマジック・アイテムの類はこの手の物語には必要ないんじゃないかと思うのだが、いかがなものだろうか。

…ところで、最近パックの栗坊スタイル以外の姿を見ていない気がするのだが気のせいか?

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スターウォーズのスピンオフ・コミック『シャドウズ・オブ・ジ・エンパイア(帝国の影)』(1997年 小学館プロダクション)。
映画『帝国の逆襲』と『ジェダイの帰還』の間、約1年間の空白を埋めるストーリー。
小説、ビデオゲーム、コミック、フィギュア等ミックスメディアで展開されており、実はそれぞれビミョーに設定が異なっている。
大まかな筋は、帝国内の勢力拡大を狙うプリンス・シゾールが、ダース・ヴェイダーの失墜を画策し、ルークの暗殺を謀る…と言うものだが、コミック版ではボバ・フェットがベスピン出発後、いかにして、カーボン冷凍されたハンを無事ジャバの宮殿まで輸送したかというエピソードも、かなりクローズアップされている。
コマ割りもオーソドックスで、画もキレイなので比較的読みやすい。
映画では一瞬しか画面に登場しなかった賞金稼ぎ達の活躍も描かれているので興味のある方は一読をおススメする。

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