23.08.27 MATTEL MEGA CONSTRUX MASTERS OF THE UNIVERSE / ETERNIA BATTLE GROUND : BUZZ-OFF

ぶんぶんぶん　はちがとぶ♪

そんなワケで本日は米マテル社、マテル・クリエイションズ限定、メガコンストラックス、マスターズ・オブ・ザ・ユニバースシリーズ、エターニア・バトルグラウンド・ビルドセットの付属ミニフィギュアからバズ・オフをご紹介。

まず以てエターニア・バトルグラウンドとはなんぞやというと、オリジナルフィギュアシリーズでもリリースされたエターニア・プレイセットのメガコン版。
オリジナルでは古代人によって地下に封じられた三基のタワーを巡って善悪が戦いを繰り広げる、という設定だったらしい。
本セットにはアタック・トラック（ビークル）の他、バトルアーマー・ヒーマン（リペ）、ウェブスター（リカラー）、バズ・オフ、ニンジョールの四体のミニフィギュア及びウェポンラック（武器庫）が付属している。

前述のようにオリジナルのセットは三基のタワーで構成されており、実際、ボックスアートにもその姿が描かれているのだが、今後残りの二基が発売されるかどうかは不明。
もしかしたら本セットの売れ行き次第なのかも知れない。



バズ・オフはマテル社の展開しているフランチャイズ・コンテンツ、マスターズ・オブ・ザ・ユニバースシリーズに登場するヒロイック・ウォリアーズのひとり。

中のひとはアンドレニーズの英雄王、ツズスト（Tzzzzt zzz zzTTTzz）。
コードネームのバズ・オフとは英語で“瞬時に消え去る”という意味であり、目にも止まらぬ機敏な動きに由来する。



ケックスやアラクナ同様、昆虫に似た姿をしたアンドレニーズは強固な意志と威厳を持つ蜂型種族。
彼らは摂取した者に強力なパワーを与えるアンブロシアと呼ばれる物質を生産しており、この稀少な資源を狙った外敵から自衛するために種族全体が獰猛な戦士へと進化している。
当初は中立の立場を望んでいた彼らだが、スケルターの魔の手が彼らの生活圏である空域にまで及ぶに至り、ランダー王との同盟を結ぶ十分な理由となった。



バズ・オフ（ツズスト）は飛行能力があり、地上でも空でも熟練した戦士となる。
彼は特殊なバイザーを装備することで、昆虫のように視界を大きく広げることができ、武器として黄色いエネルギービームを発射する斧を用いている。
また、バス・オフは空から諜報活動を得意とするため、ヒーローチームの中でも偵察能力に長けたメカネックとコンビを組む機会が多い。



さて、フィギュアはメガコン初登場のキャラクター。
フィギュア付属のミニコミックではそこそこ登場していた準レギュラーポジ（？）だったが、オリジナルアニメに登場する頃には番組の放映が終盤に差し掛かっていたため活躍の場が少なく、カメオ出演程度だったらしい。



プロポーション及び造型は良好。
ボディは以前紹介したウィップラッシュと同じ素体。ハサミ型の手首は初登場。
透明な薄いプラスチックの羽根には基盤のような模様があり、背中の穴にレンチのような形状をしたバーを挿し込んで固定している。
羽根は四枚一体成型なので折り畳んだりはできないが、回転させる事で羽根を休めた状態を再現可能。



カラーリング及びペイントはオリジナルフィギュアに即しており、ボディはモチーフとなったミツバチ同様、黄色と茶色の縞模様。目は鮮やかな水色。

ミツバチと聞いて真っ先に某ＴＦシリーズに登場するバ○ブルビーを思い出すあなたは多分ＮＴさんです。



可動に関しては他のメガコンに同じ。



アクセサリーとして着脱式のバイザーと斧が付属している。
オリジナルフィギュアはハサミ状の手が災いして斧を持たせにくかったらしいが、メガコン版では改善され、ちゃんと手にフィットしている。



バイザーは頭丁部の穴にバーを挿し込んで固定するため、簡単に脱げてしまうようなことはない。



前述のメカネックとスパイコンビで。

アマゾンで安売りしないかなーと首を長くして待っていたが、待てど暮らせどなかなか出てこないので、遂に痺れを切らしてマテル・クリエイションズから直接購入。

同じ建物のビルドセットでも、キャッスル・グレイスカルやスネーク・マウンテンよりも構成ピースも少なく、リーズナブルなのがありがたい。



他のセットから武器を流用してみたり。

もし今後、残り二基のタワーが発売されるとすれば、タワー＋小型ビークルにリペもしくはリカラーのミニフィギュアが２体、新規フィギュアが２体の構成となる可能性が高い。
付属のミニフィギュアのラインナップが気になるところ。