23.09.04 MEGA CONSTRUX MASTERS OF THE UNIVERSE : SNAKE MOUNTAIN PROBUILDER

本日は米マテル社、メガコンストラックス、マスターズ・オブ・ザ・ユニバースシリーズからスネーク・マウンテンをご紹介。
実は昨年のクリスマスには完成していたのだが、なんやかやあって記事にするのが遅れてしまった次第。
当然、組み立てたのはいつもの如く、ヨメである。

スネーク・マウンテンは、マスターズ・オブ・ザ・ ユニバースフランチャイズに登場するヴィラン、スケルターの本拠地となる城塞で、地理的には惑星エターニアの暗黒半球に位置している。
かつてはスネークマン達の棲拠でもあり、名前はヘビの形をした奇妙な岩に由来している。



今でこそスケルターの隠れ家と言えばこのスネーク・マウンテンというのがセンター試験に出題されるくらい世間一般の常識（？）ではあるのだが、実際にその設定が決まるまでは、やれ「エターニアの地下深くにある墳墓の中」だの「海の真ん中に位置するポイント・ドレッド」だの好き勝手言われていたらしい。



スネーク・マウンテンがいったいいつ誕生したのか、その正確な時期は不明だが、第一期のエピソード「知識の黄金ディスク」では、スケルターが“知恵の評議会”のメンバーであるザンソールから盗み出した黄金ディスクの知識を使ってスネーク・マウンテンを建造した事が明らかにされている。



また、別のエピソード「マスク・オブ・パワー」では、何世紀も前に造られた古代の剣がスネーク・マウンテンの地下深く、純粋な石英の岩に突き刺されたまま忘れ去られており、ソーサレスによれば、その剣はエターニアでもヒーマンのソード・オブ・パワーに次ぐ強力なパワーを秘めた武器のひとつだとされている。



スピンオフシリーズ「シーラ: プリンセス・オブ・パワー」のエピソード「レウニオンズ」の中で、 ホーダックと彼の率いる邪悪な軍勢によるエターニアの侵攻中、スネーク・マウンテンは悪の軍団の基地として使用されていたが、最終的にホーダック軍は敗北、スネーク・マウンテンも放棄されている。



当時ホーダック軍のメンバーであり、かつ、弟子でもあったスケルターは、師を裏切ってエターニアから撤退させ、代わりにスネーク・マウンテンを占領、ここを拠点に、自らの邪悪な目的を遂げるため悪の戦士を募ることにしたという事になっている。
え？なんかみんな言ってる事が違くない？



スネーク・マウンテンは登場するメディアによって描かれ方が異なる。
アクション・フィギュアのプレイセットでは悪の拠点としておどろおどろしい雰囲気を出すために様々な演出が施されているが、アニメでは作画の手間を省くためにデザインが簡略化され、共通している部分と言えば蛇に似た岩だけである。
ではプレイセットが先に生まれたかと言うと、実はアニメの方が先だったり。



背景と外観の画像だけで説明が長くなってしまったので、内部の構造やギミックの解説については次回以降に譲りたい。