2018.08.30 STAR WARS BASIC FIGURE : POWOER OF THE JEDI / TESSEK

イア！　イア！　クトゥルフ　フタグン！

そんなワケで本日は、米ハズブロ社、ＳＷＢＦ、ＰＯＴＪシリーズからテセックをご紹介。

テセックはクオレンの男性で、エンドアの戦い当時、惑星タトゥイーンにある犯罪王ジャバ・ザ・ハットの宮殿に滞在し、彼の会計士を務めていた。

クオレンは、その外見から“イカ頭”の蔑称でも知られるアウター・リム・テリトリーの惑星モン・カラ出身の知覚種族である。
彼らはヒューマノイド型の種族であり、イカに似た形状をした頭部には触手が生えている。

…まんまイカじゃん。

また、身を守るためにスミを吐くこともできる。

…やっぱイカじゃん。

同郷の異種族、モン・カラマリとは緊張関係にはあったが平和的に共存している。



帝国軍による強制労働から逃れたテセックは、ジャバの下で会計士という自分に適した仕事を見つけることに成功する。

砂漠の惑星タトゥイーンはクオレンにとって決して住みやすい土地ではなかったが、彼はジャバの部下として働きながらも、すぐにより大きな権力と財産を求めるようになった。そして、ついには組織の乗っ取りを思い付くに至ったのである。



ジャバの失脚を企てることに専念していた彼は、当時、宮殿にいたジャバの取り巻きたちと異なり、麻薬やリキュール、その他の悪癖に染まることはなかった。
そんなテセックに対し、ジャバの側近たちの何人かは疑いの目を向けており、そのうちに彼がジャバを裏切るのではないかと警告する者も少なくなかった。

事実、テセックはジャバが死を遂げる僅か数週間前にもジャバの暗殺と組織の乗っ取りを計画していたのだが、この事件は不可解な事故により未遂に終わっている。



ジャバの部下の中でも、もっとも頭の切れたテセックは、ひと目見た時からルーク・スカイウォーカーを危険視しており、万が一に備えて密かにセール・バージ内に脱出用のスウープを隠していた。この先見の明により、彼は爆発寸前に逃げ出すことに成功している。

宮殿に逃げ帰ったテセックは、ジャバの残した財宝のひとり占めを目論むが、そこで彼は思いもよらない運命に直面することになる。（以下次回に続く）



さて、フィギュアに関しては、非常によくデキた部類。
プロポーション及び造形は良好。特に特徴的な頭部とマントの皺の表現は秀逸のひと言。
カラーリング及びペイントも問題なし。
可動部に関しては、首、両肩、左肘、腰、両大腿で、いずれも回転軸のみとなっている。

総じてパワー・オブ・ザ・ジェダイ・シリーズの造形には抜きん出てすばらしいものも多い。



アクセサリーとしてブラスターが付属しているが、これは左大腿のホルスターに収納可能となっている。



単体では何ということのないフィギュアなのだが、ファンであれば誰しも一度はモス・アイズリーのカンティーナや、ジャバの宮殿に登場したキャラクターを全て集めてみたいと思ってしまうものではないだろうか。