18.09.08 STAR WARS BASIC FIGURE : THE STAR WARS SAGA SERIES / TATOOINE ESCAPE C-3PO with ESCAPE POD

本日は前回に引き続き、米ハズブロ社、ＳＷＢＦ、ザ・スター・ウォーズ・サガ・コレクション・シリーズのウルトラ・フィギュア、エスケープ・ポッドに付属していたＣ－３ＰＯをご紹介。

Ｃ－３ＰＯはＲ２－Ｄ２同様、姿は違えど映画全作を通じて登場するドロイドである。

本人に悪気はないのだろうが、おしゃべりで場の空気を読まない言動が多いため、記憶データを消去されたり、バラバラにされてしまったり何かと災難に遭うことが多い不遇のキャラクター。



みんな知ってる超有名なキャラクターなので詳細は割愛。

……いいのかそれで？



さて、フィギュアに関しては非常によくできている。

プロポーション及び造形は良好。
全く新しい素体を使用しており、腰を捻ってやや右足に重心が寄っているところや、肘関節の内側のアクチュエーターの隙間にちゃんと空間の抜き処理がされているあたり、地味ながらも、オマケフィギュアにいったいどんだけ力入れてんだよ、と余計なツッコミを入れたくなるくらい。



カラーリング及びペイントも良好。
今までにない落ち着いた色使いとなっており、劇中とはやや異なるものの個人的には好感触。



可動に関してはさすがに首と両肩、両足のみとなっているが、当時は可動よりもプロポーション重視の傾向が強かったので致し方あるまい。



それでも腕の角度を左右非対称にするなどしてポージングの表現に幅が生まれるように考慮されている点がニクい。



しかも頭部を含め五体をバラバラに分割することも可能。



可動こそ少ないが、ある意味ではＣ－３ＰＯのフィギュアの中ではベストではないかと思っているほど個人的には高評価。



ＰＯＦ版と比較してもわかるとおり、素体は別物で、この後この素体がリペやリパックに使用された例は寡聞にして知らないという、ある意味で幻の素体。
まぁ管理人が知らないだけという可能性も無きにしも非ずなのだが。



ついでに、先日撮影したが結局使い道がなかった画像を一枚。