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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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ヒストリー・オブ・バイオレンス

デイヴィッド・クローネンバーグ監督、ヴィゴ・“アラゴルン”・モーテンセン主演のヒストリー・オブ・バイオレンス。
田舎町のダイナーに勤める平凡な一市民トム・ストールが、ある日、店を襲った強盗犯を冷静に射殺する。周囲からは英雄と讃えられるが、トムには人には知られぬ過去があった。
『フライ』『裸のランチ』で有名な粘液大好き監督クローネンバーグと、『ロード・オブ・ザ・リング三部作』のアラゴルン役で一躍有名になったモーテンセンの組み合わせが面白くて視聴してみたが、さすがクローネンバーグ監督だけあってグロテスクな描写にやたら力が入っている。それはもう、無駄なくらい
そのせいか、フツウならアクション映画になるはずが、スプラッタ映画になっている気がするのは気のせいか?
しかも、特典映像では配給会社からクレームがついて撮りなおしたシーンに関して「骨の折れる音を小さくした」「吹き出る血の量を少なくした」と説明しているが、

実際に見比べてもほとんど変化ありませんけど?

格闘シーンはやたらとリアルで、地味な技をグロテスクな描写で補っているのはお見事。子供がマネしたらどうするつもりだっつーの。
濡れ場に関してはやっぱり監督の趣味ですか?

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