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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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Digital Extremes制作、Aspyr Media販売の“ダークセクター”。
開発は回りくどい経緯をたどっており、PCゲームであるUnrealのエンジンで制作されていたゲームが、いつの間にやらコンシューマ機向けのソフトになり、それをまたロシアの会社がPC向けに移植した…らしい。

株式会社ズーから、日本語版も発売されているが、ショップさんで日本語版パッケージを目にした時は、それほど面白いとは思わずにスルーしたが、後で偶然レビューサイトの紹介記事を見たところ、かなり面白そうだったので、北米版を手に入れて、やっとこさプレイしたみた。

このゲームのウリのひとつは、ズバリ残酷表現

あまりに残酷すぎて、世界中で18禁レート。PC廉価版は北米地域のみで販売され、ヨーロッパでは限定された国でしか発売されていない。
ちなみにオーストラリアでは発禁処分後に修正版で対応。ドイツでも大幅に表現が修正されている模様。
制作側が意図的にかどうかは知らないが、ゴア表現をオフにする機能をつけていないため、こればかりはいかんともしがたい。
予算がなかったためにそこまで手がまわらなかったのかもしれない。
ゲーム自体にバグも多いようだが、修正パッチは出ないらしいし。

PCの日本語版には特にレート指定がなかったような気がするが、プレイしていないため、規制があるかどうかは不明。
もっとも、日本語か残酷表現かどちらを取るかと問われれば、当然残酷表現をとるのが管理人ってもんだが。

ストーリーは、謎のウィルス、「テクノサイト」に犯された東欧の街ラスニアに、米国の秘密組織(恐らく“C”で始まって“A”で終わる三文字の組織)から原因究明のためエージェントが派遣された事に端を発する。しかし、派遣されたエージェントの一人で、科学者でもあるロバート・メズナーが謎の失踪を遂げ、随行していたスパイからの連絡も途絶えてしまう。
そこで、以前メズナーと同じチームにいたことのある主人公ヘイデン・テンノが調査のためラスニアに派遣されるが、ヘイデン自身もメズナーと彼の連れた謎の人物“メヴィウス”の手によりウィルスに感染してしまう。だが、無痛症であるヘイデンは逆に感染により特殊能力を身に付け、ウィルスによって怪物と化した感染者や、感染者を抹殺する指令を受けたラスニア軍の兵士らと戦いながら、メズナーの真の目的と、テクノサイト・ウィルスの謎を解き明かす事となる。

第一印象は“ガイバーかっ?”みたいな。

いや、なんとなくデザインがそれっぽくて(笑)

ゲームは三人称視点のアクション・シューティング。
プロローグの部分はモノクロで始まり、主人公がテクノサイト・ウィルスに感染してから始まる本編では、カラーへと変わる。
操作方法はやや独特で、ちょっとクセがあるが、慣れればどうということのない程度。
メインの武器は銃器と“クレイヴ”と呼ばれるブーメラン状の投擲武器。
クレイヴはテクノサイト・ウィルスに感染したヘイデンの右腕の一部が変形したもので、接近戦で手に持って敵を切り裂いたり、離れた敵にはブーメランのように投げつけて攻撃することができる。ゲームが進むに従って新たな能力を身につけることができ、特殊能力を使用して敵を倒すだけではなく、マップ攻略の謎解きのカギとなる。また、クレイヴでしか斃すことができない敵もいるのでゲームを通じて重要な役割を果たすことになる。

銃器には大きく分けて、片手持ちと両手持ちの2種類があり、また、それぞれ遠距離用と近距離用の物に別れている。遠距離用の銃器は威力は弱いが連射機能が高く、逆に近距離用の銃器は威力が高い分連射機能が低い。
片手持ちの武器はクレイヴと併用が可能だが、一度に持てる銃器は2つだけなので、片手用と両手要はそれぞれ近距離用と遠距離用にした方が合理的だろう。
銃器の威力はクレイヴとのバランスを考えてやや控えめだが、マップ内に散らばる特殊なアイテムを手に入れることで威力や、装弾数、射程距離などをアップグレードできる。
なお、敵の持つ銃器はウィルス感染者に対する特殊な処理が施してあり、一定時間が経過すると使用できなくなる。
では、常時携帯できる銃器はどこで手に入れるかというと、ラスニアの地下組織のブラック・マーケットである。ブラック・マーケットは下水道を通じて辿り着くことができるので、マンホールの蓋を見つけたらチェックしてみよう。

さて、問題の残酷表現だが、ゲーム開始当初はそれほどでもなかったので、一瞬、「もしかして規制版を購入してしまったかな?」と思ったが、ゲームが進み、クレイヴの操作にも慣れてくるに従って、四肢切断や、胴体輪切り、また、近接戦でのフィニッシュ・ブロウで腕を引きちぎる等の残酷表現がバンバン出始め、一安心(?)。
単に気持ち悪さで言えば、以前紹介したデッド・スペースの方が上だが、普通の人間の手足が飛び散る分、レートが高くなってしまったのは止むをえまい。切断された部位を押さえながら血しぶきを飛び散らせ、悲鳴を上げてのたうちまわるのはやりすぎのような気もするが、そこは敢えて不問。

ボスキャラの倒し方が難しいとの情報もあったが、実際プレイしてみるとそれほどムチャな難しさではなく、なんとなく類推できる程度。現にヘボプレイヤーである管理人でも攻略サイトを訪れずしてクリアできたレベル。

総じて爽快なアクション・ゲーム…というわけにはいかないが、クレイヴを用いた多彩なアクションは斬新で、十分好評価に値するゲームと言えるだろう。廉価版が手に入るので、管理人のように日本語よりも残酷性を重視する奇特な御仁にはそちらをお勧めしたい。

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