或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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新しい機種に変えてからゲーム三昧。
貴重な時間をムダに浪費するこの贅沢。
常に素晴らしい感動を与えてくれるクリエイターに恨みを込めて感謝したい(笑
さて、本日は何かと話題をかっさらった、エレクトロニック・アーツ社の『デッド・スペース』。米ネカ社から主人公アイザックのフィギュアも販売されているくらいだから、かなり人気のゲームである。
PCゲームには珍しくレートは18。おかげでドイツと日本では正規の発売が禁止されているらしい(輸入版はプレイ可能)。
コンシューマに比べて規制がユルく、血がしぶき、肉片が飛び散るのがPCゲームのウリのハズだが(そうか?)、敢えて18禁に指定されたのはやはりマルチプラットフォームだからだろうか?
そんなワケで頼まれもしないのに理由を検証してみた。
さて、ゲームは、サードパーソンビュー(三人称視点)のアクション・サバイバル・シューティング。
プレイヤーキャラクターがやや画面左寄り。
慣れれば気にならないんだけど、最初は操作性と相俟ってちょっと戸惑う。
ストーリーは地球の資源が枯渇し、資源を求めて宇宙に開拓へと乗り出していった未来、惑星イージス7で資源を採掘していたUSGイシムラ(!)艦から救難信号が発信されたのを受けて、エンジニアである主人公アイザック、女性技術士ケンドラ、警備員ザックらUSGケリオン艦の乗組員たちが救助に向かう。しかし、ナビゲーション・システムの誤作動により、ケリオン艦は破損し、退路を断たれたアイザック達に正体不明の生物が襲いかかる。
生き残ったケンドラ、ザックとはぐれたアイザックは、二人からの通信を(一方的に)受信しながら、たった一人でトラブルを解決し、正体不明の生物と戦い続け、イシムラ艦を襲った惨劇の原因を(なんとなくムリヤリに)解明させられるハメになる。
…ちなみに主人公アイザックが危険な状況下で、なぜ文句も言わずイシムラ艦内をウロウロするかというと、実は、イシムラ艦には元カノのニコルが搭乗しており、彼女の救出が本来の目的だからである。
女のために命を張る…
既婚者から見れば、考えられない愚行。
現実では多分、女性の生存率の方が高いです。
ゲームの雰囲気はサードパーソンビューだけにやっぱりバイオ・ハザード系。操作性は敢えてあまりスムーズにしないことで、そのもどかしさが逆に恐怖感を煽っている。周りを敵に囲まれるとパニクルこと必死…いや必至…。
襲いかかる敵はヌチャヌチャドロドロ系のジョン・カーペンター監督“遊星からの物体X”風。
しかも、ダクトも利用して移動するので、扉を閉めても追ってくるし、どこから現われるかも予想できない。まるで映画エイリアン2を物体Xでやってるみたいな。
奇声をあげて襲いかかる姿は心臓に悪い。
ステージ内の風景は、たいてい血みどろ。
多分、リアルに現場にいたら鉄の臭いか血の臭いかわからないくらい。
死体にハエやウジがたかってたりする。
更に、敵の弱点は頭でも胴でもなくて手脚。
つまり、息の根をとめるには、五体をバラバラにしなくてはならないんだ、よ~ん。
加えて(まだあるのかよ)、主人公の死に方が多種多様。
1.ドアに挟まれて死ぬ
2.敵に襲われて引き裂かれて死ぬ
3.宇宙空間に放り出されて死ぬ
4.窒息して死ぬ
5.穴に引きずり込まれて死ぬ
よりどりみどりふかみどり。
しかも、サードパーソンビューだけに、自分のアバターが死ぬところを客観的に見ることができる。
そして、(どこかで見たような)驚愕のラストはっ…とか言って日本語の解説ブログを読まなければほとんど理解できなかったけどストーリーにはオチが用意されている。
あ~、
こりゃ、やっぱ18禁だわ。
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