17.01.05 STAR WARS BASIC FIGURE : THE BLACK SERIES 2013 / #11 LUMINARA UNDULI

本日は、米ハズブロ社、ＳＷＢＦ、ザ・ブラック・シリーズ　2013からジェダイ・マスター、ルミナーラ・アンドゥリィをご紹介。

ルミナーラ・アンドゥリィは銀河共和国の末期にジェダイ・オーダーに貢献したマスターのひとり。
評議会だけでなく共和国政府からも信頼された有能な助言者だった。
彼女とその忠実なパダワンであるバリス・オフィーは常に戦いの最前線へ突入し、凄まじいまでのライトセイバーの剣技によって数々の抗争の解決に貢献している。



ルミナーラは惑星ミリアル出身のミリアランである。
ミリアランは近人間種であり、顔の形は3角形をしている。吊り上った両目は広く離れており、上瞼であるかのように見える青い大きな虹彩がある。鼻は広く平らで、緑がかった黄色い肌をしているが、一般に男性の皮膚は女性よりも濃い色をしている。



ミリアランは信仰に厚く、フォースの根本的理解を実践している。
また、 顔や腕などに特定の試練や任務を終えたことを示す独特なタトゥーを入れる習慣がある。
そのため、タトゥーの数はそのミリアランがどれだけ成長したかを見極めるための指標ともなる。



ルミナーラは顔の下半分には唇から顎に至るまで垂直のストライプを形成する小さなダイアモンド型の刺青が施され、手の甲にも各関節の継ぎ目に刺青が彫られている。

彼女は何年にも及ぶ厳しい修行により、自身の肉体を武器そのものに変え、戦闘時には非人間的な機敏さを発揮することができた。



彼女は長年にわたってジェダイ評議会と最高議長のオフィスに仕えており、無名の惑星アンシオンの国境紛争に際しては、外交手腕と素早い機転、そして強力なフォースによって解決を手助けした。

また、ジオノーシスの戦いでは、メイス・ウィンドゥらとともに重要な役割を果たし、クローン大戦が銀河系各地へと飛び火すると、クローン軍の将軍に任命され、パダワンと共にトゥーレ、イラム、その他の惑星の前線で活躍を見せるようになる。

その後、戦争がますます激しくなるとルミナーラはジェダイ・マスター、ヨーダの下で、キャッシークの防衛網を構築する準備を務めた。
彼女はクローン軍を指揮し、ドロイドの侵略軍を撃退したが、最期はパルパティーンの発したオーダー66の犠牲となった。



さて、フィギュアに関しては、非常に残念な傑作。理由は後述。

プロポーション及び造形は秀逸。 このサイズでこの再現度の高さはまさに奇跡と言っていいかも知れない。



カラーリング及びペイントも丁寧。



可動部は、長いスカートに隠れてはいるが、首（ボール・ジョイント）、両肩（ヒンジ）、両肘（ヒンジ）、両手首、腰、両股関節、両膝関節（ヒンジ）、両足首（ヒンジ）と標準並み。



アクセサリーはライト・セーバーのみだが、



なんと頭巾のような頭飾りが着脱可能。



ただし、その特徴的な頭巾の形状により、着用したままだと肩と首の動きが制限されてしまう。
かといって頭巾を脱いだら誰だかわからないという、ジレンマを抱えている。



ROS（リベンジ・オブ・シス）版のルミナーラと。
シルエットが似ているだけに一見するとリペイントかと見紛うが、造形、ペイント、可動のいずれにおいても格段に進歩した全くの別物。



マスター・ヨーダ、コマンダー・グリー、キャッシーク・トルーパーと。

返す返すもハズブロの詰めの甘さが悔やまれる、非常に残念な逸品。