19.11.30 MYTHIC LEGIONS : SIEGE AT BJORNGAR / BOLTHOR THE TOWER

倍率ドン！更に倍！(ｎ'∀')η

そんなワケで本日は、オオハシやれやっ！という某名前を言ってはいけないけいたさんのリクエストにお応えして、米フォー・ホースメン・スタジオズのミシック・リージョンズ・シリーズから、ボルザー・ザ・タワーをご紹介。

拙ブログでも時々紹介させていただいている、フォー・ホースメン・スタジオズはアメリカの大手トイメーカーの下請けとして主にアクション・フィギュア等の原型を制作している原型師集団の会社である。
近年はキックスターターを通じてクラウド・ファンディングで広く一般から出資を募り、独自のブランドのフィギュア販売を展開している。

このミシック・リージョンズ（神話の軍勢）もそうした同社のブランドのひとつであり、７インチをベースにファンタジー系のフィギュアをリリースしている。

製品のクオリティは非常に高いのだが、その反面、生産数が少ないうえに日本からは直接購入することができず（日本は配送の圏外）、かといって代理店があるわけでなし、扱っているショップさんも少ないところから、比較的入手が難しいところが悩ましい。

さて、ビョルンガル包囲戦と銘打たれた今回のシリーズで初めて投入されたのが、このボルザー・ザ・タワーを含む３体の９インチスケールのフィギュアである。

従来の７インチに比べてひと回り、頭ふたつ分大きなオーガ級。実際、後の２体はいずれもオーガのフィギュアとなっている。
本当はそちらも欲しかったのだが、さすがに複数体購入するだけの余裕はないので、散々迷った挙句に結局こちらを購入することとなった。

ちなみにこのボルザーはハーフ・ジャイアント（半巨人）の英雄という設定である。（説明が雑）



さて、フィギュアに関しては非常によくできている。

プロポーション及び造形は秀逸。
殊に筋肉の造形が素晴らしい。
頭部の造形やカラーリングこそ異なるが、素体自体はオーガのそれとほぼ共通である。



カラーリング及びペイントも良好。
細部まで丁寧に塗られており、ムラやハミも見受けられない。



可動に関しては、首（ボールジョイント）、両肩（ヒンジ）、両肘（ヒンジ）、両手首（ヒンジ）、胴部（ボールジョイント）、両股関節（ヒンジ）、両膝、両足首（ヒンジ&ロール）。
胴の可動のおかげでこのての巨大キャラに似つかわしく自然な感じに猫背にすることも可能。
また、足首がロールするため接地性も高い。

羊の様な形の兜の角は差し込んであるだけなので、回転させて角度を変えたり、取り外すことも可能。
腰の毛皮の毛は抜けやすいので、扱いには注意が必要。



アクセサリーとして戦斧と、



継ぎ足しのできる二本の長い柄が付属。
接続することで両手斧やポールアームにもできるが、持ち手が固いので握らせる時に折れやしないかと冷や冷やしてしまった。



ボス・ファイト・スタジオ社の４インチとも相性はバッチリ。
７インチに対してのハーフ・ジャイアントなので、４インチと並べるとまるっきりジャイアントである。